松坂世代がプロ野球を席巻したのも今は昔。
2019年開幕時点で、日本プロ野球で現役を続けている選手はついに「8人」となりました。
実は、2019年開幕時点で、松坂世代には「名球会入り」の選手は、1人もいないんですね。
要は「2000本安打」「200勝」「250セーブ」達成者が、松坂世代にはいないのです。
そんな松坂世代の1歳下の学年の世代、1981年4月から1982年3月生まれのプロ野球選手は、名球会入り選手を輩出しています!
このページでは、松坂世代の1学年下の世代のプロ野球選手で、2019年の開幕時点で現役の選手、そして引退した有名どころの選手を紹介しますので、楽しんでいってくださいね!
もくじ
青木宣親は松坂世代の1つ下の世代|2000本安打達成
松坂世代の1学年下の世代の代表格と言えば、ヤクルトスワローズに所属する青木宣親選手ですね!
日米通算2000本安打、そして日本プロ野球の通算打率歴代1位になり、稀代のヒットメーカーであることは疑いようがありません。
生年月日:1982年1月5日
2019年俸:3年総額10億円
(2018~2020)
出身地:宮崎県日向市
宮崎県立日向高校→早稲田大学
ドラフト:2003年ドラフト4巡目
【日米通算成績(2018シーズン終了時)】
( )内は日本通算成績です。
出場 | 打率 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 |
1871 (1112) |
.312 (.329) |
2220 (1446) |
127 (94) |
671 (452) |
265 (167) |
.383 (.403) |
松坂世代の1つ下の世代の代表格である青木宣親選手は、日米通算2000本安打を達成していて、さらに日本プロ野球の通算打率(4000打数以上)の歴代1位です!
青木世代と言っても過言ではないかもしれませんね。
鳥谷敬は松坂世代の1つ下の世代|2000本安打達成
松坂世代の1つ下の世代には、阪神タイガースの鳥谷敬選手もいます。
衣笠祥雄さんの連続試合出場に迫る勢いでしたが、2018年5月29日、交流戦の開幕カードのソフトバンクホークス戦で、連続試合出場記録が歴代2位の1939試合でストップしてしまいました。
近年は衰えが指摘されていますが、素晴らしい成績を残してきています。
生年月日:1981年6月26日
2019年俸:5年総額20億円
(2015~2019)
出身地:東京都東村山市
聖望学園高等学校→早稲田大学
ドラフト:2003年自由獲得枠
【通算成績(2018シーズン終了時)】
出場 | 打率 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 出塁率 |
2095 | .281 | 2066 | 138 | 818 | .371 |
鳥谷敬選手は、2017年9月8日の横浜DeNAベイスターズ戦で2000本安打を達成しました。阪神の球団生え抜きでは、1983年の藤田平さん以来、球団史上2人目です。
そして、2019年は再びショートのポジションの競争に名乗りを上げるようですね!飽くなき向上心と、ショートへのこだわりは素敵すぎます!
糸井嘉男は松坂世代の1つ下の世代|衰え知らずの超人
阪神タイガースの主軸を務める糸井嘉男選手も、実は松坂世代の1学年下の世代なんですよね。
全盛期に比べたら陰りはあるかもしれませんが、打って走って守っての大車輪ぶりは衰えを感じさせません。
まさに超人ですよね!
生年月日:1981年7月31日
2019年俸:4年総額18億円
(2017~2020)
出身地:京都府与謝郡与謝野町
京都府立宮津高校→近畿大学
ドラフト:2003年自由獲得枠
【通算成績(2018シーズン終了時)】
出場 | 打率 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 |
1399 | .301 | 1504 | 158 | 655 | 288 | .394 |
糸井嘉男選手の通算成績はもっとすごい印象がありましたが、青木宣親選手と鳥谷敬選手に比べると少し劣ります。
元々は投手として入団し、2006年に外野手に転向したこともあって、活躍し始めたのが遅いことが一番の理由ですね。
まだまだ衰えを知らない超人糸井嘉男選手の活躍に注目ですね!
岩隈久志は松坂世代の1つ下の世代|日米通算200勝は?
2018年にシアトルマリナーズを退団し、日本球界復帰を目指す岩隈久志投手も、松坂世代の1学年下の世代です。
楽天復帰が噂されていますが、巨人が調査をしているとのことで、2019年開幕時に岩隈久志投手がどの球団のユニフォームを着ているか、楽しみですね!
生年月日:1981年4月12日
2019年俸:未定
出身地:東京都東大和市
出身校:堀越高校
ドラフト:1999年ドラフト5位
【日米通算成績(2018シーズン終了時)】
( )内は日本通算成績です。
登板 | 勝 | 敗 | S | 防御率 | 奪三振 |
376 (226) |
170 (107) |
108 (69) |
2 (0) |
3.31 (3.25) |
1889 (1175) |
岩隈久志投手は、2018年終了時点で日米通算170勝をあげています。松坂大輔投手と同じ170勝です。
2018年シーズンは手術のリハビリの影響で、一軍登板が無く、マイナーで3試合に実戦登板しただけということが懸念材料ではありますが、日本球界で10勝はあげる実力は間違いなくあると思います。
息長く現役を続ければ、岩隈久志投手の日米通算200勝は夢ではないと思います!
青木 鳥谷 糸井 岩隈世代 1981世代の現役プロ野球選手
松坂世代の1学年下の世代、いわゆる青木・鳥谷・糸井・岩隈世代で、現役を続けているプロ野球選手(外国人助っ人も含めて)を紹介します。
全てを網羅できているかは分かりませんので、ご了承ください。
選手名 | 所属 | 生年月日 | 出身地 | 経歴 | ドラフト |
鶴岡慎也 | 日本ハム | 81/4/11 | 鹿児島県 肝属郡 |
・樟南高校 ・三菱重工横浜 |
2002 8巡目 |
岸田護 | オリックス | 81/5/10 | 大阪府 吹田市 |
・履正社高校 ・東北福祉大学 ・NTT西日本 |
2005 大社3巡目 |
田中賢介 | 日本ハム | 81/5/20 | 福岡県 筑紫野市 |
東福岡高 | 1999年 2位 |
藤井淳志 | 中日 | 81/5/20 | 愛知県 豊橋市 |
・豊橋東高校 ・筑波大学 ・NTT西日本 |
2005 大社3巡目 |
髙谷裕亮 | ソフトバンク | 81/11/13 | 栃木県 小山市 |
・小山北桜高校 ・富士重工業 ・白鴎大学 |
2006 大社3巡目 |
デニス・ サファテ |
ソフトバンク | 81/4/9 | アメリカ ニューヨーク州 |
・ギルバート高校 ・アリゾナ 州立大学 |
2001 9巡目 |
ランディ・ メッセンジャー |
阪神 | 81/8/13 | アメリカ ネバダ州 |
スパークス高校 | 1999 11巡目 |
松坂世代の1学年下の世代、いわゆる青木・鳥谷・糸井・岩隈世代で2018年シーズン終了時点に現役を続けている選手は、9人の日本人、2人の外国人助っ人となります。
メッセンジャー投手は国内FA権を獲得して、日本人扱いになりますが、その辺のツッコミは控えていただけると幸いです(笑)。
青木・鳥谷・糸井・岩隈世代で現役引退した有名どころの選手
松坂世代の1学年下の世代、いわゆる青木・鳥谷・糸井・岩隈世代で、2018年シーズン終了をもって現役を引退した選手を含めて、プロ野球選手以外の道を歩んでいる人たちを紹介します。
一軍出場が無かった選手も含めると、全てを網羅できる自信がないので、私が名前を覚えている、もしくは印象に残っている選手を紹介ますね。
基本的には、ドラフト順位の上位順から紹介します。
1999年ドラフト
松坂世代の1学年下の世代、いわゆる青木・鳥谷・糸井・岩隈世代で、岩隈久志投手と同様に高校生でドラフト指名され、引退した選手を紹介します。
選手名 | 順位 | 指名球団 | 出身校など |
河内貴哉 | 1位 | 広島 | 國學院大學 久我山高校 |
高山久 | 1位 | 西武 | 九州学院高校 |
野口祥順 | 1位 | ヤクルト | 藤代高校 |
正田樹 | 1位 | 日本ハム | 桐生第一高校 |
田中一徳 | 1位 | 横浜 | PL学園高校 |
朝倉健太 | 1位 | 中日 | 東邦高校 |
高木康成 | 2位 | 近鉄 | 静岡高校 |
大島裕行 | 3位 | 西武 | 埼玉栄高校 |
迎祐一郎 | 3位 | オリックス | 伊万里 商業高校 |
佐々木貴賀 | 4位 | 日本ハム | 高松西高校 |
塀内久雄 | 4位 | ロッテ | 三瓶高校 |
條辺剛 | 5位 | 巨人 | 阿南工業高校 |
南竜介 | 5位 | 横浜 | 報徳学園高校 |
苫米地鉄人 | 6位 | 広島 | 山梨学院大学 附属高校 |
2003年ドラフト
松坂世代の1学年下の世代、いわゆる青木・鳥谷・糸井・岩隈世代で、青木宣親選手、鳥谷敬選手、糸井嘉男選手と同様に大学生でドラフト指名され、引退した選手を紹介します。
選手名 | 順位 | 指名球団 | 出身校など |
馬原孝浩 | 自由獲得枠 | ダイエー | ・必由館高校 ・九州共立大学 |
川島亮 | 自由獲得枠 | ヤクルト | ・千葉経済大学 附属高校 ・八戸大学 |
吉川輝昭 | 自由獲得枠 | 横浜 | ・厳木高校 ・日本文理大学 |
牛田成樹 | 4巡目 | 横浜 | ・徳島商業高校 ・明治大学 |
嶋村一輝 | 4巡目 | オリックス | ・宇部商業高校 ・九州国際大学 |
由田慎太郎 | 8巡目 | オリックス | ・桐蔭学園高校 ・早稲田大学 |
2005年ドラフト
1981年4月~1982年3月生まれの松坂世代の1学年下の世代、いわゆる青木・鳥谷・糸井・岩隈世代で、2005年にドラフト指名され、引退した選手を紹介します。
選手名 | 順位 | 指名球団 | 出身校など |
川崎雄介 | 4巡目 | ロッテ | ・宮崎南高校 ・九州東海大学 ・ホンダ熊本 |
渡辺亮 | 4巡目 | 阪神 | ・鳴門工業高校 ・同志社大学 ・日本生命 |
森山周 | 4巡目 | オリックス | ・報徳学園高校 ・大阪産業大学 ・ヤマハ |
中山慎也 | 4巡目 | オリックス | ・霧生南高校 ・城西大学 ・JR東海 |
2006年ドラフト
1981年4月~1982年3月生まれの松坂世代の1学年下の世代、いわゆる青木・鳥谷・糸井・岩隈世代で、2006年にドラフト指名され、引退した選手を紹介します。
選手名 | 順位 | 指名球団 | 出身校など |
上野弘文 | 3巡目 | 広島 | ・樟南高校 ・トヨタ自動車 |
青木高広 | 4巡目 | 広島 | ・岐阜商業高校 ・愛知大学 ・日産自動車 |
中村真人 | 育成2巡目 | 楽天 | ・智弁学園高校 ・近畿大学 ・シダックス |
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まとめ
松坂世代の1学年下の世代、青木宣親選手、鳥谷敬選手、糸井嘉男選手、岩隈久志投手らと同じ学年(1981年4月から1982年3月生まれ)のプロ野球選手にスポットを当ててみました。
松坂世代と比べて全体の人数は少ないものの、2000本安打を達成している選手が2人、200勝の可能性を残す選手が1人いることが分かりましたね!
松坂世代と同じくらい優秀で、記録に関しては松坂世代よりも上を行く、1981年世代。
今後もその活躍に注目ですね!