上原浩治投手が巨人と再契約しましたね!
2018年12月14日のことでした。
オフに左ひざの手術を受けるため、回復具合を見ないと分からないということで、10月29日に自由契約を巨人から言い渡されていましたが、12月14日に巨人との再契約に至りました。
背番号と年俸が気になるとことではありますが、他球団ファンからはTwitterなどでこんな声が出ています。
「新手のプロテクト対策だ」
「12球団OKと言いながら巨人との再契約が確約されてたんだろ」
昨シーズンオフに岩瀬仁紀投手が人的補償を拒否するという事態がありましたが、これと同じくらいの悪しき前例となり兼ねないことだと騒いでいるファンも少なくないです。
ここでは、2018年オフに巨人と再契約に至った上原浩治投手の2019年の背番号や年俸、さらには、今回の上原浩治投手の自由契約からの再契約の経緯が、FAの人的補償のプロテクト対策に絡んでいるという件について、少し書かせていただきます。
上原浩治の2019年の背番号と年俸は?
巨人との再契約が決まり、2019年シーズンも現役続行することになった上原浩治投手。
4月3日に44歳を迎える上原浩治投手は、巨人史上最高年齢での現役選手となります。
2019年の上原浩治投手の背番号と年俸は以下です。
背番号:19
年俸:5000万円
契約金:1億円
菅野智之投手が背番号19からエースナンバーの18に変更したことで、かつて上原浩治投手が背負っていた背番号「19」が復活します!
年俸は、昨シーズンの2億円から1億5000万円ダウンの5000万円ですが、一度自由契約になっていることで、契約金が発生します。
なので、実質は5000万円ダウンと言ったところでしょうか。
上原浩治の自由契約から再契約は人的補償プロテクト対策?
上原浩治投手が自由契約され、その後、再契約に至ったことで、FAでの人的補償のプロテクト対策だと、Twitterなどで騒がれていますね。
左ひざの手術を受けるため、現役続行ができるかどうかも分からないので、自由契約になったと巨人は発表していますが、他球団ファンが指摘したくなるのも分かります。
経緯を振り返りましょう。
日程 | 出来事 |
10/29 | 巨人が上原に自由契約を通告 |
11/24 | 炭谷がFAで巨人入りを表明 |
11/29 | 丸がFAで巨人入りを表明 |
12/12 | 巨人が広島と西武にプロテクト28人を除いた人的補償での獲得可能選手リストを届ける |
12/14 | 巨人が上原との再契約を発表 |
う~ん…。
確かにプロテクト対策と言われれば、そうにしか見えないかもしれません。
「人的補償で上原浩治投手が欲しい」とかそういうことではなくて、上原浩治投手をプロテクトの28人に記入しないで済むことで、有望な若手を1人プロテクトできることが問題なんですよね。
極端な話、FAで誰かを獲得することを目指すシーズンオフに、10人くらい自由契約にして、人的補償のプロテクトリストを提出した後に、一気に再契約ってすれば、プロテクト対策になりますからね。
10人に契約金が必要となりますから、お金持ち球団しかできない対策ですけどね。
岩瀬仁紀の人的補償拒否とは?
2017年のシーズンオフ、日本ハムからFAで大野奨太捕手を獲得した中日が、日本ハムに提出したプロテクト外選手の中に岩瀬仁紀投手があり、日本ハムは岩瀬仁紀投手を人的補償に選びました。
ところが、岩瀬仁紀投手が引退覚悟でこれを拒否して、日本ハム側が折れて金銭補償に切り替えて、事なきを得ましたが、かなり強引な人的補償拒否で、問題になりましたね…。
今回の上原浩治投手の件に対して、NPBがどういった動き(FAの人的補償の際の細かいルール改正)をするかは分かりませんが、そこまで大きな問題なんですかねぇ…。
何とも言えないところです。
まとめ
上原浩治投手が巨人と再契約を結びました。
2019年も現役続行することが決まり、巨人史上最年長選手になります。
Twitterなどで物議をかもしているFAの人的補償のプロテクト対策だと言われている件についても触れておきました。
2019年、背番号19を背負った上原浩治投手の躍動に注目ですね!