巨人ファンが衝撃を受け続けた2018年オフの原辰徳監督の人事。
多くの補強を敢行するのは例年のことなので、これくらいは巨人ファンは驚くことでは無いのですが、2018年オフは…巨人ファンの予想を超える出来事が多すぎましたね。
Twitterやネットニュースのコメント、そして私の周りの巨人ファンやプロ野球ファンの意見などで、私の独断と偏見で判断した、巨人ファンの気持ちを逆なでした原辰徳監督や球団幹部の補強や人事を5つ選びました。
「もっとあるだろ!」
「そんなの気にしてねーよ!」
というご意見もあるかもしれませんが、あくまでも私の独断と偏見で選んだ5つですので、サラッと流してくださいね(苦笑)。
5位から順に、1位まで紹介しますね。
もくじ
【5位】若返りは?中島宏之と岩隈久志を獲得
後述しますが、FAでの人的補償で多くの若手をプロテクトして、生え抜き看板スター選手をプロテクト外にする予定がありながらも、中島宏之選手と岩隈久志投手を獲得したことは、大きな矛盾を感じているようですね。
1982年生まれの36歳の中島宏之選手、1981年生まれの37歳の岩隈久志投手。
中島宏之選手はオリックスで怪我と衰えから全盛期のプレーには程遠い有様でしたし、岩隈久志投手は日米通算170勝という実績はあるものの右肘の手術を受けて2018年シーズンはマイナーで3試合しか投げていないことから、不安が多いです。
実績はあれど、躍起になって獲得するほどの選手か?という意見が、Twitterなどで多く見られますね。
何より、若返りから大きくかけ離れた補強で、単なるWBCの思い出を引っ張っているだけのような気がして、疑問が多いようですね。
【4位】西武の控え捕手である炭谷銀仁朗をFAで獲得
FA宣言をしていた西武の炭谷銀仁朗捕手を獲得したことが、多くも疑問符が付きますよね。
西武でも控え捕手に回っていた炭谷銀仁朗捕手の獲得の意図が見えないんですよね。
現在の巨人の看板スター選手の1人である小林誠司捕手、成長著しい大城卓三捕手、宇佐見真吾捕手、そして捕手一本で勝負することを宣言した阿部慎之助捕手。
「炭谷銀仁朗捕手の入る隙間がどこにあるの?」という意見が多いですね。
私個人的には小林誠司捕手を正捕手として起用して欲しいのですが、この状況でもFAで獲得したわけですから、もしかしたら正捕手に炭谷銀仁朗捕手を据える可能性もありますね。
【3位】高橋由伸の背番号24を新外国人助っ人に譲渡
近年の巨人軍の中でもトップ3に入っているであろうスター選手であり、他球団ファンからの人気も非常に高かった高橋由伸監督が、2018年限りで監督を辞任し、背番号24を脱ぐことが決まりました。
1997年オフの入団以来、1998年から2018年までの21年間、巨人の背番号「24」は高橋由伸という男が背負っていた背番号として、巨人ファンは浸っていたかったのです。
ところが、「8時半の男、宮田征典投手が背負っていたから」という理由で、新外国人助っ人投手のライアン・クック投手に背番号24を与えました。
背番号シャッフルが非常に多かった2018年オフですが、背番号24をクック投手に与えたことは、かなり反感を買ったようですね。
背番号24を巨人の歴史上一番長い間背負っていたのが、高橋由伸という稀代のスーパースターだっただけに…。
こうもあっさりと渡すのは、やっぱり納得いかないと思いますね。
【2位】内海哲也がプロテクト外で西武へ人的補償移籍
原辰徳政権第二次政権の2度の3連覇に大きく貢献した当時のエース内海哲也投手。
2000年ドラフト会議でオリックスから指名されたものの、巨人入団を熱望して入団を拒否して社会人野球の東京ガスに入社し、2003年に念願の巨人に入団しました。
その後、最多勝を2度獲得するなど、チームを牽引した内海哲也投手は、チーム内での信望も厚くて、良い時も悪い時も投手陣の兄貴分として欠かせない存在でした。
ところが…、炭谷銀仁朗捕手の人的補償で西武に移籍することが決まってしまいました。
このことで炭谷銀仁朗捕手を叩く声があがりましたが、それは違うと思いますね。叩くなら内海哲也投手をプロテクト外にした人(球団?原辰徳監督?)を叩くべきでしょう。
生え抜き看板スター選手である内海哲也投手の流出は大きな衝撃でしたが、これだけでは終わらなかったんですよね…。
【1位】長野久義がプロテクト外で広島へ人的補償移籍
内海哲也投手だけでも揺れに揺れた巨人ファンの心が…、2019年1月7日、再び衝撃がやってくるとは…。
長野久義選手がFAで獲得した丸佳浩選手の人的補償で、広島カープへ移籍することになりました。
内海哲也投手と同様、ドラフトで巨人以外入団拒否を公言していた長野久義選手は、2度もドラフトでの他球団からの指名を拒否して巨人愛を貫いた選手ですから、絶対に守らないといけないと思うんですよね。
まさか長野久義選手がプロテクト外になっていたとは…。
新人王、首位打者、最多安打を次々に獲得して、一気に看板スター選手とのし上がった長野久義選手は、プレーだけでなく、気配りや気遣いのできる男として非常に有名でした。
「長野久義」という戦力を失っただけでなく、「長野久義」という男を失った喪失感は、現場以外にも漂っているでしょう。
巨人にどのように作用するかは、2019年を見守るしかないですね。
まとめ
原辰徳監督が2018年オフに監督復帰して以来、試合で采配を振るう前に、ストーブリーグから大暴れしています。
巨人ファンとしては看過できない出来事が多かったようで、Twitterなどが燃え上がっていることが多かったので、取り上げてみました。
2019年、自らの退路を断つかのような補強と人事を敢行した原辰徳監督。
優勝、日本一という結果を残すことが至上命題になったことは間違いないでしょう。
2019年のペナントレース、楽しみですね!