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澤村拓一が2019先発転向|先発と中継ぎでの成績比較

澤村拓一投手が2019年、先発に転向することが発表されました。

原辰徳監督が就任した時に、先発に戻ることを打診しましたが、澤村拓一投手が「リリーフで勝負したい」と志願して挑んだ2019年の春季キャンプ。

新外国人ライアン・クック投手、鍬原拓也投手らと守護神候補としてキャンプに参加していましたが…。

実戦で結果が出ずに二軍降格とともに、先発転向が発表されました。

打者を圧倒する球速を持っているものの、制球力(コントロール)に難がある澤村拓一投手。

先発の時とクローザーを含めた中継ぎの時との成績や、与四球率や奪三振率などを比較します。

澤村拓一の年齢やドラフトや出身や2019年俸は?

巨人の悩める剛腕、澤村拓一投手の年齢やドラフト、さらには出身などのプロフィールをチェックしましょう!

澤村拓一投手のプロフィール
選手登録名:澤村 拓一

よみ:さわむら ひろかず

出身地:栃木県栃木市

生年月日:1988年4月3日

2019開幕時年齢:30歳

身長:184センチ

体重:102キロ

ドラフト:2010年ドラフト1位

背番号:15

2019年俸:1億2150万円
(前年比:2850万円減)

出身校を含めた経歴
・佐野日大高校
・中央大学
・巨人(2011~ )

2010年ドラフト1位の澤村拓一投手は、1988年生まれの「マー君世代(ハンカチ世代)」で、巨人だと坂本勇人選手と吉川光夫投手と同学年ですね!

澤村拓一の先発での成績と与四球率や奪三振率は?

巨人の澤村拓一投手が、本格的に中継ぎ(セットアッパー)や抑え(クローザー)として転向したのは、2015年からです。

入団1年目の2011年からは先発メインで、2014年までの4年間で、102試合に登板して先発が88試合でした。

なので、この4年間の102試合は先発として投げていたという体で計算しますね。

まずは、澤村拓一投手の先発4年間の成績を振り返ってみましょう。

年齢は、シーズン開幕前の年齢です。


(年齢)
登板
(投球回)
勝/敗 与四球 奪三振 防御率
2011
(22歳)
29
(200.0)
11/11 45 174 2.03
2012
(23歳)
27
(169.2)
10/10 54 138 2.86
2013
(24歳)
34
(158.1)
5/10
(6H)
43 148 3.13
2014
(25歳)
12
(72.2)
5/3 14 66 3.72
通算 102
(600.2)
31/34 156 526 2.76

澤村拓一投手の弱点としては、前述した通り、フォアボール連発で自滅するパターンですよね。

強みなのは剛速球で三振をバンバン奪うことですよね。

なので、先発時代の与四球率(9イニング投げた場合に出す四球数)と奪三振率(9イニング投げた場合に奪う三振数)をチェックです!

【先発時代の与四球率】
与四球数 × 9 ÷ 投球回数 = 与四球率
156 × 9 ÷ 600.2 = 2.3

【先発時代の奪三振率】
奪三振数 × 9 ÷ 投球回数 = 奪三振率
526 × 9 ÷ 600.2 = 7.89

意外と言っては失礼かもしれませんが、先発時代の与四球率は「2.3」と非常に低いですね!

9イニング投げて「2.3個」ですからね!

澤村拓一の中継ぎでの成績と与四球率や奪三振率は?

巨人の澤村拓一投手が、本格的に中継ぎ(セットアッパー)や抑え(クローザー)に転向した、2015年から2018年までの成績をチェックです!

年齢は、シーズン開幕前の年齢です。


(年齢)
登板
(投球回)
勝/敗
(S/H)
与四球 奪三振 防御率
2015
(26歳)
60
(68.1)
7/3
(36/3)
21 60 1.32
2016
(27歳)
63
(64.1)
6/4
(37/4)
22 55 2.66
2017
(28歳)
なし
2018
(29歳)
49
(52.1)
1/6
(0/24)
27 54 4.64
通算 172
(185.0)
14/13
(73/31)
70 169 2.72

では、中継ぎ転向後の与四球率(9イニング投げた場合に出す四球数)と奪三振率(9イニング投げた場合に奪う三振数)をチェックです!

【中継ぎでの与四球率】
与四球数 × 9 ÷ 投球回数 = 与四球率
70 × 9 ÷ 185 = 3.4

【中継ぎでの奪三振率】
奪三振数 × 9 ÷ 投球回数 = 奪三振率
169 × 9 ÷ 185 = 8.22

中継ぎでの澤村拓一投手は、先発の時よりも与四球率も奪三振率が上がりますね…。

澤村拓一の先発と中継ぎでの成績比較

ここまでで紹介した澤村拓一投手の与えられたポジションでの
「与四球率」と「奪三振率」と「防御率」を比較しましょう。

先発 中継ぎ
与四球率 2.3 3.4
奪三振率 7.89 8.22
防御率 2.76 2.72

澤村拓一投手は、先発投手としては優秀な成績を収めているようですが、2011年、2012年は統一球が使用されていたため、防御率が良かったんだと思います。

中継で与四球率「3.4」、防御率「2.72」は少し高いですね。

また、無失点で抑えたとしても、先頭打者にストレートのフォアボールを出したり、打ち取るにしても3ボールまで行ったりなど、あまり良い印象は無いです。

どちらに適性があるかというと、私個人的には先発だと思いますが…。

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まとめ

澤村拓一投手が2019年から先発に転向(戻る)ことが決まりました。

制球に苦しむ印象が強いので、先発と中継ぎの成績を比較してみました。

先発に戻ることで復活のきっかけをつかんで欲しいですね。

まだ苦しむようだとトレード要員となってしまう可能性もありますね…。

2019年、先発に復帰する澤村拓一投手に注目ですね!