2017年シーズンに古巣のソフトバンクホークスへ電撃復帰した川崎宗則選手。
2018年シーズンも元気なプレーを見ることができると思っていたのですが、ソフトバンクを自由契約という形で退団することが、川崎宗則選手が球団を通じて発表しました。
残念ではありますが、仕方が無いことですね。
退団のコメントの中で気になった点は以下です。
・「引退」と言っていない点
・自律神経の病気
・体を動かすのを拒絶
川崎宗則選手のプレーが2018年に見ることができないのは残念なのですが、自律神経の病気となると…仕方がありません。
このページでは、川崎宗則選手の退団発表から感じたことを書いていきます。
川崎宗則 スキャンダル?病気?イチロー待ち?様々な憶測
川崎宗則選手の動向は、ずっと気になっていました。
昨シーズンオフから、契約更改をしていない状況がずっと続いていましたからね。
さかのぼると、2017年夏に両足のアキレス腱を故障して二軍落ち。ファームで9月に試合に出て先頭打者ホームランを放ったものの、その打席で左ふくらはぎを痛めて以来、ファームの試合にも出ていませんでした。
それ以降、CSや日本シリーズなどのポストシーズンの出場だけでなく、「体調不良」という理由で、優勝パレードやファンフェスティバルなどにも不参加でしたね。
ファンの間では「スキャンダルか?」「病気か?」という憶測が広がり、イチロー選手の去就が決まらないうちは、「イチローの日本復帰を待ってるのか?」という噂も出ました。
私もイチロー選手の動向を窺っているのかなと思っていました。
→ 川崎宗則はキャンプインせず契約未更改…イチロー待ち?怪我?
様々な憶測の中で「病気」が当たっていたんですね…。
一番、ファンとしては望んでいない結果になってしまいました。
川崎宗則 契約未更改はソフトバンクに対する誠意
川崎宗則選手が昨シーズンオフから契約未更改の状態でした。
自身のケガの状況、特に自律神経の病気の状況が良くなかったので、契約更改をしていなかったのでしょうね。
王貞治会長、工藤公康監督をはじめ、ソフトバンク球団は2018年も契約できることを望んでいる発言をされていましたが、川崎宗則選手が自身の状態を見極めて固辞をしていたのでしょうね。
そして、2018年のシーズン開幕前に最終決断を下しました。
その決断は「退団」ということです。
川崎宗則選手のコメントが、球団を通じて発表されましたね。
ここでの紹介は割愛させていただきますが、自身のことよりファンと球団のことを思った文章でしたね。
そして、皆さん気になったことがあると思うのですが、川崎宗則選手は「引退」という言葉を使っていないんですよね。
メディアは「引退」と報道しているところもありますが。
自律神経の病気は治るものなのか、このまま引退になるのかを見ていきましょう。
自律神経の病気とは?治る?復帰できる?
川崎宗則選手のコメントにあった「自律神経の病気」「体を動かすのを拒絶するようになった」ということですから、考えられるのは「自律神経失調症」ですね。私の友人が仕事のストレスでかかったことがあります。
(川崎選手も同じかどうかは分かりませんが)
プレッシャーを常に受けながらプレーを続けるプロ野球選手ですから、メンタルのケアもきちんとしておかないと、自律神経の病気を患うことがあるのは当然だと思います。
私の友人の話にはなりますが、その友人は、半年ほど休職し、病状に合ったケアを続けて、現在は社会復帰をしています。
ただ、プロ野球選手という凄く過酷な世界の一軍で生き残るところまでの回復を望めるかどうかは、分からないですね。
インターネット上の記事で、医師の方が「自律神経失調症は治る病気。復帰するのを心待ちにしている。」と書かれているのを見ました。
川崎宗則選手が「引退」という言葉を使わずに、
「自由契約という形で野球から距離をおいてみようと決断」
「今は環境を変えてじっくりと心と体の回復につとめます」
と言っていました。
そして、自身を心配するファンに対してのお礼を述べた最後の言葉が「本当にありがとうございました」ではなく、「本当ありがとうございます」なんですよね。
「ありがとうございました」は、何かを終えた時に言う言葉で、「ありがとうございます」は、これからも応援をよろしくお願いします、という深い意味を受け取れます。
川崎宗則選手が、もしかしたら復帰するかもしれないという、淡い期待を胸にしまって、2018年シーズンのプロ野球を楽しみたいと思います。
まとめ
2018年の契約が未更改だった川崎宗則選手が「退団」を発表したことを受けて、その原因となった「自律神経の病気」について、そして「引退」という言葉を使われていないコメントを見て抱く淡い期待について、書かせていただきました。
川崎宗則選手が嫌いという野球ファンはいないでしょう。
復帰して第一線でもう一度…と高望みするのも、川崎選手を追い込んでしまう一因になるかもしれませんから、気長に待つことにしましょう。
仮に現役に復帰できなくても、野球に携わる形で現場に復帰してくれれば言うことは無いです。