2018年3月14日に発表された西武ライオンズと阪神タイガースの間で成立した阪神の榎田大樹投手と、西武の岡本洋介投手との交換トレード。阪神タイガースの先発や中継ぎで近年は不調だった榎田大樹投手の加入は、西武ライオンズにとってどういった影響をもたらすのかと思っていました。
ところがフタを開けてみれば、5試合に登板(うち4試合先発)して、先発登板した試合すべてでQS(クオリティスタート)を記録する素晴らしい投球内容で、2013年に16試合に先発登板した阪神時代の自己最多の4勝をすでにあげる活躍を見せています。
(2018年5月13日の試合終了時点)
エース菊池雄星投手が一軍登録を抹消され、開幕6連勝を飾っていた多和田真三郎投手に黒星がつき、大量失点で2018年シーズン初の4連敗を喫していた西武ライオンズ。
5月13日に先発登板した榎田大樹投手は、7回無失点の好投で連敗を止め、まさに救世主のような活躍ぶりで、SNSやネット上では「ガチで西武のエース」と呼ばれるほどの快投を披露し続けています。
このページでは、阪神タイガースでここ数年不調だったものの、西武ライオンズで復活を遂げている榎田大樹投手の年俸や背番号などのプロフィールや、阪神時代の成績、そして、ネットで榎田大樹投手を検索すると予測キーワードで出てくる「バレンティン」との関係を紹介しますので、楽しんでいって下さいね!
榎田大樹のドラフトや出身や身長は?結婚してる?
西武ライオンズにトレードで入団した2018年、先発投手として大活躍を見せている榎田大樹投手のドラフトや出身、また身長や結婚しているのかなど、プロフィールについて見ていきましょう。
よみ:えのきだ だいき
ニックネーム:エネゴリ・エノゴリ
出身地:鹿児島県曽於郡大崎町
生年月日:1986年8月7日
2018年開幕時年齢:31歳
身長:181センチ
体重:88キロ
投球打席:左投げ左打ち
ポジション:投手(先発・中継ぎ)
ドラフト:2010年ドラフト1位
背番号
・13(2011 ~ 2018年3月)
・30(2018年3月 ~ )
出身高校などの経歴
・小林西高等学校
・福岡大学
・東京ガス
・阪神(2011 ~ 2018年3月)
・西武(2018年3月 ~ )
東京ガスで2009~2010年の2年間、プロから注目される活躍を見せ、2010年ドラフト1位で阪神タイガースに入団した榎田大樹投手。
1年目から62試合に登板して、33ホールドをあげるなどの活躍を見せ、阪神の中継ぎは向こう10年安泰と思われました。
2013年は先発で16試合登板するなど、先発転向したシーズンもありましたが、4勝9敗と振るわなかったため、中継ぎに再び戻りましたね。
ですが、怪我や不調のために成績が振るわないシーズンが続き、2018年3月14日の交換トレードに至りました。
この環境の変化が功を奏したのか、2018年5月13日の試合終了時点で、西武ライオンズで4勝0敗、防御率1.30で、ネット上では西武ファンからは「ガチで西武のエース」と言われ、阪神ファンからは「榎田を返して」と言われるほどの活躍ぶりです。
榎田大樹は結婚している?
榎田大樹投手は、社会人野球の東京ガス時代に知り合った一般女性と、2012年3月1日に結婚しています。
お子さんに関する情報は出ていません。
ちなみに、結婚したお相手は3歳年上の姉さん女房だそうですね。
野球選手って姉さん女房が多い気がしますね~。
良い嫁さんの支えもあり、新天地西武ライオンズで復活を遂げた榎田大樹投手、ホントに良かったです!
榎田大樹の過去の阪神時代の成績や年俸推移は?
榎田大樹投手の阪神時代の成績を、年俸の推移とあわせて見ていきましょう。
2018年の成績は、5月13日の試合終了時点での成績で、年齢はそのシーズン終了時の年齢です。
年・年齢 | 所属 | 登板 (先発) |
勝 | 敗 | H/S | 防御率 | 年俸 |
2011・25歳 | 阪神 | 62 (0) |
3 | 3 | 33/1 | 2.27 | 1500万 |
2012・26歳 | 48 (0) |
3 | 3 | 21/2 | 2.34 | 3400万 | |
2013・27歳 | 16 (16) |
4 | 9 | 0/0 | 3.61 | 4400万 | |
2014・28歳 | 24 (7) |
2 | 1 | 2/0 | 7.05 | 4100万 | |
2015・29歳 | 8 (0) |
0 | 0 | 0/0 | 10.38 | 3600万 | |
2016・30歳 | 35 (0) |
1 | 1 | 3/0 | 4.31 | 3200万 | |
2017・31歳 | 3 (0) |
0 | 0 | 1/0 | 1.42 | 3200万 | |
2018・32歳 | 西武 | 5 (4) |
4 | 0 | 0/0 | 1.30 | 2700万 |
1年目の年俸が1500万円で、2年目にはすでに倍増の3400万円の年俸をもらっていた榎田大樹投手。
2018年の年俸2700万円は、1年目に次ぐ少ない年俸となりますが、このまま「ガチで西武のエース」と言われる活躍が続けば、自身最高年俸を勝ち取る可能性は十分にありますね!
榎田大樹とバレンティンの関係は?
榎田大樹投手をインターネットで検索しようとすると、関連キーワードで「バレンティン」と出てきます。
ご存知、ヤクルトスワローズの主砲で、2013年に日本プロ野球記録のシーズン60本塁打を放ったウラディミール・バレンティン選手です。
この2人には、一見、接点がなさそうですが…なぜ関連キーワードで出てくるのでしょうか?
プロ野球通の方はご存知かもしれませんが、2013年にバレンティン選手が、当時のホームランの日本新記録である56号と、57号を立て続けに打った相手投手が、実は阪神時代に先発していた榎田大樹投手なんですよね。
バレンティン選手の日本記録更新の報道ですが、マウンドに立っているのは榎田大樹投手ですね…。
2013年のシーズン終盤にバレンティン選手の56号、57号を立て続けに打たれてから、2014年シーズン以降、不調にあえぐことになってしまった榎田大樹投手は、「バレンティンのホームラン記録更新弾の後遺症」とネットで揶揄されることになり、榎田大樹投手の関連キーワードで「バレンティン」と出現するということになりました。
2018年に素晴らしい投球ができているのは、西武ライオンズにトレードで移籍したことで、交流戦以外ではバレンティン選手と対戦することは無いので、のびのびと投球できているのかもしれませんね(笑)。
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まとめ
西武ライオンズにトレード移籍した元阪神タイガースの榎田大樹投手の先発としての活躍ぶりは目を見張ります!
阪神時代の成績やプロフィール、そして、バレンティン選手との関係を紹介しました。
強力打線の大量援護を受けて勝っている訳ではなく、防御率1.30という素晴らしい投球内容で勝利しているのがカッコイイです。
菊池雄星投手の一軍登録抹消の穴を埋める活躍で、もはや西武ライオンズになくてはならない投手になりました。
榎田大樹投手の今後の活躍にも注目ですね!