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阪神の優勝への鬼門は9月?9月以降の勝率と成績はどうなの?

阪神タイガースファンほど熱狂的なファンは、日本プロ野球ファンにいないと思います。どの球団のファンも毎年優勝を願っていますが、阪神タイガースファンの想いは熱いですよね。

2005年のセ・リーグ優勝以降、紙一重で優勝を逃したシーズンもあれば、前半戦から明らかに優勝争い、クライマックスシリーズ進出争いに加われない年もあります。

夏の高校野球開催時に、本拠地である甲子園球場を長らく離れる時期のことを「死のロード」と呼び、死のロードを5割以上で乗り切れば、優勝に向けて何とかなる!という考えがありますが、阪神ファンの中には、「死のロードよりも、本当の鬼門は9月以降なんだ」と訴えるファンもいます。

確かに、京セラドーム大阪ができてからは、死のロードの最中でも関西でホームゲームが開催できるようになり、過酷さは減ったように思います。

チームとしての本来の力が試される9月以降の試合こそ、阪神タイガースの優勝やクライマックスシリーズ進出に向けての鬼門であることは、もしかしから事実かもしれません。

このページでは、阪神タイガースの過去の9月以降の成績を実際に見ていきますので、楽しんでいってくださいね!

阪神タイガースの過去10年の9月以降成績を振り返る

阪神タイガースの過去10年(2008年から2017年まで)の9月以降の成績を実際に振り返ってみましょう。

激しい優勝争い、クライマックスシリーズ進出争いを繰り広げた年もあれば、早々に脱落してしまった年もあります。

そんな中、シーズン終盤の9月以降にどんな成績で試合を進めて、どのような順位でシーズンを終えたのかをチェックしましょう。

ちなみに、阪神タイガースの「死のロード」の過去10年間の成績については、別ページで紹介しています。

阪神 死のロードの成績と勝率は?08~17年を振り返り検証

2017年の9月以降の阪神の成績は?

「9月の成績と勝率」
9勝10敗3分 勝率.474

「10月の成績と勝率」
3勝0敗0分 勝率1.000

「9月以降の成績と勝率」
12勝10敗3分 勝率.545

「最終成績と順位」
78勝61敗4分 勝率.561
広島と10.0差の2位

クライマックスシリーズ1stステージ敗退

2016年の9月以降の阪神の成績は?

「9月の成績と勝率」
9勝9敗0分 勝率.500

「10月の成績と勝率」
1勝0敗0分 勝率1.000

「9月以降の成績と勝率」
10勝9敗0分 勝率.526

「最終成績と順位」
64勝76敗3分 勝率.457
首位広島と24.5差の4位
(3位DeNAと5.0差)

2015年の9月以降の阪神の成績は?

「9月の成績と勝率」
9勝13敗1分 勝率.409

「10月の成績と勝率」
0勝2敗0分 勝率.000

「9月以降の成績と勝率」
9勝15敗1分 勝率.375

「最終成績と順位」
70勝71敗2分 勝率.496
首位ヤクルトと4.5差の3位
(2位巨人と3.0差)

クライマックスシリーズ1stステージ敗退

2014年の9月以降の阪神の成績は?

「9月の成績と勝率」
12勝13敗0分 勝率.480

「10月の成績と勝率」
1勝0敗0分 勝率1.000

「9月以降の成績と勝率」
13勝13敗0分 勝率.500

「最終成績と順位」
75勝68敗1分 勝率.524
首位巨人と7.0差の2位

クライマックスシリーズを制して日本シリーズ出場
(ソフトバンクに1勝4敗で敗退)

2013年の9月以降の阪神の成績は?

「9月の成績と勝率」
6勝16敗2分 勝率.273

「10月の成績と勝率」
4勝2敗0分 勝率.667

「9月以降の成績と勝率」
10勝18敗2分 勝率.357

「最終成績と順位」
73勝67敗4分 勝率.521
首位巨人と12.5差の2位

クライマックスシリーズ1stステージ敗退

2012年の9月以降の阪神の成績は?

「9月の成績と勝率」
11勝12敗2分 勝率.478

「10月の成績と勝率」
1勝2敗0分 勝率.333

「9月以降の成績と勝率」
11勝14敗2分 勝率.440

「最終成績と順位」
55勝75敗14分 勝率.423
首位巨人と31.5差の5位
(4位広島と5.0差)

2011年の9月以降の阪神の成績は?

「9月の成績と勝率」
7勝12敗2分 勝率.368

「10月の成績と勝率」
12勝10敗0分 勝率.545

「9月以降の成績と勝率」
19勝22敗2分 勝率.463

「最終成績と順位」
68勝70敗6分 勝率.493
首位中日と9.0差の4位
(3位巨人と5.5差)

2010年の9月以降の阪神の成績は?

「9月の成績と勝率」
11勝12敗1分 勝率.478

「10月の成績と勝率」
4勝2敗0分 勝率.667

「9月以降の成績と勝率」
15勝14敗1分 勝率.517

「最終成績と順位」
78勝63敗3分 勝率.553
首位中日と1.0差の2位

クライマックスシリーズ1stステージ敗退

2009年の9月以降の阪神の成績は?

「9月の成績と勝率」
15勝12敗0分 勝率.556

「10月の成績と勝率」
2勝3敗0分 勝率.400

「9月以降の成績と勝率」
17勝15敗0分 勝率.531

「最終成績と順位」
67勝73敗4分 勝率.479
首位巨人と24.5差の4位
(3位ヤクルトと2.5差)

2008年の9月以降の阪神の成績は?

「9月の成績と勝率」
11勝11敗1分 勝率.500

「10月の成績と勝率」
2勝5敗0分 勝率.285

「9月以降の成績と勝率」
13勝16敗0分 勝率.448

「最終成績と順位」
82勝59敗3分 勝率.582
首位巨人と2.0差の2位

クライマックスシリーズ1stステージ敗退

阪神 9月以降の過去10年の通算成績と通算勝率は?

阪神タイガースの9月以降の成績を過去10年分見てきました。

絶望的な負け越しをしたのは1回ほどなのですが、シーズン終盤に見事な追い上げ、追い込みをかけたシーズンがないのも事実で、決して得意ではないというのが正直なところでしょうか。

過去10年の9月以降の通算成績と通算勝率をまとめてみましょう。

【2008年~2017年 9月以降】
通算成績:129勝146敗11分 

通算勝率:.469

勝ち越し:4回
負け越し:5回
イーブン:1回

過去10年の通算成績や通算勝率を見ても、阪神タイガースが9月以降を苦手にしているのが分かりますね。

選手層、チームの底力がモノを言うシーズン終盤が苦手というのは、優勝を目指すうえでは、厳しい現状だと思います。

阪神優勝の年の9月以降の成績と勝率は?

私が知る限りと言いましょうか、私が生まれてから、阪神タイガースが優勝したのは3度です。

1985年、2003年、2005年の3度ですね。

この3つのシーズンの9月以降の成績をチェックしてみましょう。

1985年の9月以降の阪神の成績は?

「9月の成績と勝率」
13勝5敗1分 勝率.722

「10月の成績と勝率」
8勝5敗1分 勝率.615

「9月以降の成績と勝率」
21勝10敗1分 勝率.677

2003年の9月以降の阪神の成績は?

「9月の成績と勝率」
8勝12敗1分 勝率.400

「10月の成績と勝率」
3勝1敗0分 勝率.750

「9月以降の成績と勝率」
11勝13敗1分 勝率.458

2005年の9月以降の阪神の成績は?

「9月の成績と勝率」
16勝5敗0分 勝率.762

「10月の成績と勝率」
3勝1敗0分 勝率.750

「9月以降の成績と勝率」
19勝6敗0分 勝率.760

2003年は終盤もたついた感がありましたが、やはり優勝を決めるにはラストスパートをかけることが肝心ということが分かりますね!

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まとめ

阪神タイガースが悲願の優勝を成し遂げるための最後の関門である、「死のロード」乗り越えた後の9月以降のシーズン終盤の成績を見てみました。

過去10年を振り返った結果、死のロードよりも9月以降の成績の方が悪いことが分かりました。

阪神タイガースに限ったことではありませんが、シーズン終盤に大きく勝ち越すことが、優勝へ向けて、クライマックスシリーズ進出争いを勝ち抜くために重要であることが分かりますよね!

阪神タイガースの戦いぶりに注目ですね!