プロ野球バカ一代

青木宣親の日本成績と通算打率が凄い?100%で生涯打率1位?

青木宣親選手が東京ヤクルトスワローズに復帰したことは、2018年シーズン開幕前の日本プロ野球の大きなニュースですよね。

プロ2年目の2005年にシーズン200安打(202安打)を放ち、イチロー選手に次ぐ安打製造機として大きく脚光を浴びた青木宣親選手。

その後も日本で好成績を残しては数々のタイトルを獲得し、2012年から2017年までの6年間、アメリカのメジャーリーグで活躍しました。

青木宣親選手の成績はスゴイだろうなぁ、と思ってはいますが、実際によく見てみると、ホントに凄まじい成績なんです。

このページでは、2018年に古巣である東京ヤクルトスワローズに復帰した稀代のヒットメーカー青木宣親選手の、2018年開幕前までの日本での通算成績や通算打率、そして、生涯打率に名を連ねるには通算打数4000が必要なのですが、青木宣親選手が100%の確率で、歴代通算打率(生涯打率)で1位に躍り出る理由も紹介します。

ヤクルトファン以外でも楽しめるページですので、ごゆっくりどうぞ!

青木宣親 日本での獲得タイトルと表彰

青木宣親選手の日本で獲得した数々のタイトルや表彰を見ていきましょう。

プロ2年目の2005年に202本のヒットを放ち「首位打者」と「最多安打」のタイトルを獲得したのを皮切りに、数々のタイトルを獲得しています。

ご覧ください!

獲得タイトル 備考(その他の表彰)
2005 ・首位打者(.344)
・最多安打(202本)
・新人王
・ベストナイン
2006 ・最多安打(192本)
・盗塁王(41個)
・最多得点(112)
・ベストナイン
・ゴールデングラブ賞
2007 ・首位打者(.346)
・最高出塁率(.434)
・最多得点(114)
・ベストナイン
・ゴールデングラブ賞
2008 獲得タイトルなし ・ベストナイン
・ゴールデングラブ賞
2009 ・最高出塁率(.400) ・最多得点(87)
・ベストナイン
・ゴールデングラブ賞
2010 ・首位打者(.358) ・ベストナイン
・ゴールデングラブ賞
2011 獲得タイトルなし ・最多得点(73)
・ベストナイン
・ゴールデングラブ賞

青木宣親選手の日本での獲得タイトルと表彰をまとめます。

【獲得タイトル】
・首位打者:3回
・最多安打:2回
・盗塁王:1回
・最高出塁率:2回

【表彰】(他にも数々あり)
・新人王
・最多得点:4回
・ベストナイン:7回(外野手部門・7年連続)
・ゴールデングラブ賞:6回(外野手部門・6年連続)

ヒットメーカーと呼ばれるにふさわしいタイトルを総ナメにしていますね。

続いては、青木宣親選手の日本での通算成績と通算打率を見ていきましょう!

青木宣親 日本での通算成績と通算打率

青木宣親選手の日本での通算成績と通算打率を紹介しますね。

※ 2018年シーズン開幕前のデータです。

獲得タイトルや表彰の多さを見れば、とんでもない成績であることは予想できますが、本当にすごいんです。

青木宣親選手のNPB(8年間)の通算成績
出場試合:985

打席数:4431

打数:3900

安打:1284

本塁打:84

打点:385

盗塁:164

得点:664

通算打率:.329

通算出塁率:.402

驚きですね…。凄まじいです!

特に、通算打率.329がスゴイですね…。

青木宣親選手の通算打率が、2018年シーズン中に歴代通算打率1位に躍り出ることが確実視されています!

その理由を紹介しますね!

青木宣親 生涯打率1位に躍り出ることが確実な理由

日本プロ野球の規定で、歴代通算打率(生涯打率)に名を連ねるには、「打数4000」が必要になります。

2018年シーズン開幕前の青木宣親選手の打数は「3900」です。あと「100」の打数で歴代通算打率(生涯打率)ランキングに青木宣親選手が名を連ねることになります。

まずは、2018年シーズン開幕前の生涯打率10傑を紹介しますね。

順位 選手名 通算打率 実働期間(単位:年) 打数 安打数
レロン・リー .320 1977~1987 4934 1579
若松勉 .31918 1971~1989 6808 2173
張本勲 .31915 1959~1981 9666 3085
ブーマー・ウェルズ .317 1983~1992 4451 1413
川上哲治 .313 1938~1958 7500 2351
与那嶺要 .3110 1951~1962 4298 1337
落合博満 .3108 1979~1998 7627 2371
小笠原道大 .3104 1997~2015 6828 2120
内川聖一 .3095 2001~ 6380 1975
10 レオン・リー .308 1978~1987 4667 1436

日本プロ野球の生涯打率で約30年に渡って1位に君臨し続けているレロン・リーさんの生涯打率.320が輝かしいですね。ちなみにこの段階で10位にランクインしているレオン・リーさんは兄弟です。(レロンが兄・レオンが弟)

現段階でランクインしている現役選手は、内川聖一選手です。

さて、仮に、青木宣親選手の打数が4000に達した時、生涯打率10傑に名を連ねることは確実なのですが、その名を連ねる瞬間に「1位」であることが確実なのです!

仮に残り100打数で0安打だったとしても、4000打数、1284安打で、通算打率.321になり、生涯打率1位に躍り出ます!

2018年シーズン、青木宣親選手の活躍に期待したいですね!

【5月3日追記】青木宣親が生涯打率1位に!

ヤクルトスワローズの青木宣親選手が、通算打数4000に到達したことで、ついに日本プロ野球界の生涯打率1位に躍り出ました!

4000打数に達した時に1312安打で、打率.328となり、1987年に引退してから30年もの間、トップに君臨してきたレロン・リーさんの記録を塗り替えました!

ただ、打率は上下するものですから、一時的に塗り替えただけになるかもしれませんが、青木宣親選手がそこまで下がることは考えにくいですね!

日本記録の1位は、日本人である方がしっくりくる感じもありますしね!

青木宣親は200本安打を複数回記録している唯一の選手

青木宣親選手はプロ2年目の2005年に200本安打を達成(202安打)し、2010年に209安打を放って、2度目の200本安打を達成しました。

日本プロ野球で200本安打を達成した選手は他にも居ます。

見ていきましょう!

※ 2018年シーズン開幕前の記録です。

順位 選手名 所属(達成時) シーズン安打数 達成年度 シーズン試合数
秋山翔吾 西武 216 2015 143
マット・マートン 阪神 214 2010 144
イチロー オリックス 210 1994 130
青木宣親 ヤクルト 209 2010 144
西岡剛 ロッテ 206 2010 144
アレックス・ラミレス ヤクルト 204 2007 144
青木宣親 ヤクルト 202 2005 144

歴代で200本安打達成者は6人で、複数回達成しているのは青木宣親選手だけです!

出塁率とは?出塁率の計算式と歴代ランキングと日本記録は?

通算安打の日本プロ野球順位は?日米通算安打ランキングは?

ヤクルトスワローズの2018年の応援歌とチャンテの歌詞と動画

まとめ

2018年シーズンから東京ヤクルトスワローズに復帰した青木宣親選手の日本での通算成績・通算打率が凄まじい!ということを紹介しました。

ちなみに、メジャーリーグ6年間で774安打を放っていますので、日米通算で2058安打なので、日米通算2000本安打は2017年シーズンに達成しています。

2017年シーズンは96敗を喫するという屈辱的な成績で最下位に沈んだヤクルトのカンフル剤に青木選手がなることは間違いないでしょう。

青木選手の2018年の打順は1番なのか?3番なのか?それとも?

活躍に期待しましょう!