オリックスの伏見寅威捕手が、2019年6月18日の巨人とのセ・パ交流戦で、左足アキレス腱断裂の大怪我を負ってしまいました…。
9回表に代打で出場し、空振り三振の後、一塁に走ろうとしたときに転倒し、その後、自力で歩けていなかったので心配していたのですが…。
伏見寅威捕手のアキレス腱断裂の怪我からの復帰時期はいつ頃になるのか、過去にアキレス腱断裂の大怪我を負った選手を参考に検証します。
もくじ
伏見寅威の年齢や出身地などのプロフィールは?
伏見寅威捕手の年齢や出身地、さらには身長や経歴やドラフトなどのプロフィールをチェックしましょう。
よみ:ふしみ とらい
出身地:北海道千歳市
生年月日:1990年5月12日
2019開幕時年齢:28歳
身長/体重:182センチ/86キロ
利き手:右投げ右打ち
守備位置:捕手・一塁手
ドラフト:2012年ドラフト3位
2019年俸:2200万円
出身校などを含めた経歴
・東海大学第四高校
・東海大学
・オリックス(2013~ )
伏見寅威のアキレス腱断裂の怪我の瞬間の動画
2019年6月18日、東京ドームで開催されたセ・パ交流戦の巨人vsオリックス。
4-3で巨人リードの9回表、2死2塁の同点のチャンスで代打で登場した伏見寅威捕手。
ワンバウンドのボールを空振り三振した後、振り逃げで一塁へ走ろうとした瞬間、転倒しました。
自力で歩くことができなかったので心配していましたが…。
まさか、左足アキレス腱断裂の大怪我とは思いませんでした。
その瞬間の動画が以下です。
理学療法士の佐藤康さんのツイートに載せられていた、GIFによる動画です。
なんてことない動作に見えるのですが、体には負担がかかっているんですね…。
アキレス腱断裂の大怪我が、私たちの生活の中でもあるかもしれないと思ってしまう瞬間です。
プロ野球選手でアキレス腱断裂の大怪我を負い、その後、復帰を果たした選手を参考に、伏見寅威捕手の復帰がいつ頃になるかを見てみましょう。
アキレス腱断裂から復帰したプロ野球選手
野球は他の競技に比べて、アキレス腱断裂の怪我を負うことは少ないですが、過去に例はあります。
有名どころした私が知らないものですから、全てを紹介できるわけではないですが、見ていきましょう。
門田博光の場合
2019年現在、日本プロ野球の通算本塁打数、歴代3位の567本を誇る、「不惑の大砲」こと門田博光さん。
31歳になる1979年の春季キャンプで右足のアキレス腱断裂の怪我を負いました。
一軍に復帰したのは、同年の9月で代打出場した時ですから、約7ヶ月を要したことになります。
この怪我の後、門田博光さんは走塁での足の負担を抑えるため、ホームランだけを狙うようになり、567本ものコームラン記録を叩き出しました。
前田智徳の場合
通算2119安打を放った、広島カープの「孤高の天才」前田智徳さん。
24歳になる年の1995年5月に、一塁への走塁時に右足のアキレス腱断裂の大怪我を負い、残りのシーズンを棒に振ります。
一軍復帰戦になったのは、翌1996年シーズンの開幕戦でした。
この大怪我以降、怪我との戦いを強いられることになり、偉大な成績を残したものの、この怪我さえ無ければ、前田智徳さんは3000本安打は到達できたのではないかと言われています。
西岡剛の場合
ロッテ、MLBのミネソタ・ツインズ、阪神と渡り歩き、2019年6月現在はBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスに所属する西岡剛選手。
阪神タイガース所属時の2016年7月20日、一塁への走塁時に左足アキレス腱断裂の大怪我を負いました。
実戦復帰したのは、翌年の2017年5月30日ですから、復帰までに約10ヶ月を要しました。
伏見寅威のアキレス腱断裂の怪我からの復帰時期はいつ頃?
過去にプロ野球選手でアキレス腱断裂の大怪我を負った選手の例を見てみると、7ヶ月から10ヶ月くらいは、復帰までに要することが分かりますね。
伏見寅威捕手の復帰は、残念ではありますが2019年シーズン中には、叶わない可能性が高いですね。
また、どの選手もこの怪我の後は、足に負担をかけないようにプレースタイルを変えていることから、しゃがんだり立ったりを繰り返すキャッチャーのポジションでの復帰は、少し難しいのではないかなと予測します。
外野手や一塁手などへのコンバートも予想できますね。
もちろん捕手として復帰してくれるのが一番望ましい結果ではありますけどね。
→ オリックスの2019年の応援歌の歌詞一覧とYouTube動画
→ オリックス2019チャンテとチーム応援歌の歌詞一覧と動画
まとめ
オリックスの伏見寅威捕手が2019年6月18日に負った、左足アキレス腱断裂の大怪我。
過去に同じ個所を怪我した選手を見てみると、プレースタイルの変更を要するほどの大怪我であることが分かります。
復帰には半年以上を要するので、2019年シーズン中の復帰は難しいでしょう。
2020年シーズンに、キャッチャーとして伏見寅威「捕手」が見れることを祈るばかりです。