ソフトバンクホークスの主将で、2018年5月9日に日本プロ野球史上51人目の通算2000本安打を達成した内川聖一選手。
通算2000本安打を達成するまでは、14打席連続無安打など本来の打棒からは遠い姿でしたが、5月13日には今シーズン初の猛打賞を記録するなど、いよいよ内川聖一選手が全開かと思われた矢先でした。
5月15日の楽天戦で自打球を左足首に当ててしまい、その後、途中交代していました。
翌16日はベンチ入りしていたものの出場機会はなく、17日に、一軍出場登録を抹消されましたね…。
2000本安打達成前の4月18日には、右膝に死球を受けて、自分で歩けないほどの状態になりながらも、翌日から試合に出場を続けていたことも影響していたのでしょうか。
2017年シーズンも、7月23日に守備の際に左手の親指を剥離骨折する大怪我で、ポストシーズンまで離脱した苦い経験があり、近年の内川聖一選手は、怪我に悩まされることが続いています。
このページでは、内川聖一選手の自打球や死球による怪我の状態や、復帰の時期はいつ頃になるのか、また近年の内川聖一選手の怪我の試練の多さを紹介します。
もくじ
内川聖一の自打球の怪我の具合や復帰時期は?
2018年5月9日に2000本安打を達成し、今シーズン初の猛打賞を記録するなど、調子を上げてきた内川聖一選手を襲ったのは、5月15日の楽天戦での自打球。
内川聖一選手は、5月17日に一軍登録を抹消されてしまいました。
今回の一軍登録抹消の理由は、
・左足くるぶし打撲(自打球)
・右膝痛(死球)
の2つです。
工藤公康監督が治療を勧めた?
ソフトバンクホークスの工藤公康監督が、今回の内川聖一選手の一軍出場登録抹消についてコメントをしています。
「死球を受けた右膝の具合も万全ではないが無理をしていた」
「自打球の左足打撲も合わさって、治療を勧めた」
「10日で戻って来てくれ、とは伝えた」
やはり、2000本安打がかかっていたこと、キャプテンで4番という責任感、昨シーズンも怪我で離脱したことが、内川聖一選手の気持ちを奮い立たせていたのでしょうけど、両足が万全でないとなると…監督としては決断しないといけませんよね。
内川選手は自分から二軍に落として欲しい、とは絶対に言わないでしょうからね。
内川の怪我からの復帰はいつ?
工藤公康監督のコメントのニュアンスから察すると、内川聖一選手は試合に出れない状態ではないのだと思います。
「自分が言わないと無理をするだろうから」ということで、じっくりと治療することを勧めたのだと思います。
今回の自打球と死球による、左足くるぶし打撲と右ひざ痛の怪我からの復帰は、最短の10日での復帰は十分にあり得ると思います。
恐らくですが、5月29日の交流戦の開幕戦、ナゴヤドームでの中日戦で「4番・ファースト内川」とコールされるのではないかな、と私は予想します。
内川聖一の近年の相次ぐ怪我
ここ数年、内川聖一選手を度重なる怪我が襲っていますね。
打撲程度の怪我なら、自分からは決して言い訳にしない内川聖一選手ですが、やはり一番インパクトが強かったのは、2017年の左手親指の剥離骨折でしたね。
それ以外にも幾度となく怪我に襲われています。
年月日 | 怪我の内容 | 全治 | 影響 |
2015/10/24 | 左肋骨骨折 | 全治3週間 | ・日本シリーズ欠場 ・WBSCプレミア12辞退 |
2017/2/25 | 右肩打撲 | - | 影響なし |
2017/6/2 | 頸椎捻挫 | - | 24日間離脱 |
2017/7/23 | 左手親指 剥離骨折 |
全治6週間 | 9月30日まで離脱 |
2018/4/18 | 死球による 右ひざ痛 |
- | 痛みをおして 出場継続 |
2018/5/17 | 自打球による 左足打撲 |
- | 一軍出場登録 抹消される |
怪我が多いですね…。
全力プレーが信条の内川聖一選手だけに、30中盤から後半に差し掛かり、怪我も増えたのかもしれませんね。
2015年の日本シリーズ欠場の肋骨骨折
2015年10月14日のクライマックスシリーズ ファイナルステージ第1戦で、守備の際に、ファウルフライを追っていき、フェンスに強打した時に痛めていたのですが、この後も2試合に出場して、ロッテ相手に3連勝に貢献しました。
その後、痛みが増したので検査したところ、「左第7・第8肋骨骨折」「全治3週間」と診断され、ヤクルトとの日本シリーズを欠場しました。
検査を受けに行った際には、とてもバットを振れる状態ではなかったそうです。
怪我との戦いだった2017年
第4回WBCの侍ジャパンメンバーに選出され、2月25日の練習試合でチームメイトの斐紹(あやつぐ)選手とぶつかり左肩を打撲しましたが、その後もプレーに支障はなく、WBCにも出場しました。
交流戦が始まった6月2日、空振りをした際に首を痛め、頸椎捻挫(けいついねんざ)と診断されて、一軍登録を抹消されましたね。
この時は、一軍復帰するまで24日間を要しました。
そして、内川聖一選手のプロ野球人生で、一番の大怪我を負います。
7月23日のロッテ戦の守備の際に左手を痛め、2日後に受けた診断結果は「左手母指基節骨尺側基部の剥離骨折」で「全治6週間」という厳しい結果でした。
私は2017年に内川聖一選手が2000本安打を達成すると思っていたので、これはショッキングなニュースでした。
シーズン最終盤に復帰して、クライマックスシリーズMVPを獲得し、
記憶に新しい第6戦、9回裏、山崎康晃投手から放った起死回生の同点ホームランは、野村克也さんに「プロ野球始まって以来の右の好打者」と言わしめました。
2000本安打達成と怪我との戦い
重複するので簡単に紹介しますが、2000本安打まで、あと14本と迫った時に受けた右膝への死球、そして、大記録達成から調子を上げ始めた時に自打球…。
2017年の怪我の具合に比べたら軽いものではありますが、今後も、内川聖一選手の怪我との戦いが続くかもしれませんね…。
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まとめ
2000本安打達成の後、調子を上げてきた内川聖一選手が一軍登録を抹消されたことを受け、今回の抹消の怪我の状態と復帰時期はいつなのかを紹介(予想)しました。
打撃で守備で、背番号1で、ソフトバンクホークスを引っ張るキャプテンの離脱は、軽傷とはいえ痛いですね…。
交流戦開幕には間に合って欲しいですが、状態が上がらなければ、無理せずにじっくりと治療と調整に励んでもらいたいです。
2018年8月4日で36歳になる内川聖一選手ですが、全く錆び付くことのないバットコントロールを私たちファンに見せて欲しいですね!