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坂本勇人史上3位の若さで1500試合出場|ドラフト制以降で清原超え

巨人の坂本勇人選手がまた快挙を成し遂げましたね。

2018年7月16日の阪神甲子園球場での阪神タイガース戦で、通算1500試合出場を達成しました。

「1500試合出場」という記録は、日本プロ野球通算で191人目の記録なのですが、特筆すべきは、達成時の若さです。

1988年12月14日生まれの坂本勇人選手は、通算1500試合出場を達成した7月16日の時点で、29歳7か月ということで、日本プロ野球史上3位の若さでの達成になるのです。

またドラフト制以降では、史上最年少ということなんです。

プロ2年目から巨人のショートを守り続ける坂本勇人選手には出場試合だけでなく、球界屈指の好打者ですから通算安打の記録にも期待が高まります。

このページでは、坂本勇人選手のドラフト制以降での最年少での達成ということで、史上最強の高校生である清原和博さんをも超える早さだった点、ショートという難しい守備位置で試合に出場し続ける偉大さ、そして「ドラフト制」以降っていつからなのか、さらには出場試合の10傑も紹介しますので、楽しんでいってくださいね!

坂本勇人は清原和博を超える早さで1500試合出場達成

巨人の坂本勇人選手が通算1500試合出場を達成した2018年7月16日。

日本プロ野球の長い歴史の中で、榎本喜八さんの28歳10か月、豊田泰光さんの29歳4か月に次ぐ、史上3位の若さで、ドラフト制以降では、清原和博さんの30歳0か月を抜いての史上最年少での記録達成となりました。

プロ1年目からほぼ全試合に出場をし続けていた清原和博さんの記録を、プロ1年目は4試合の出場、2年目から全試合出場を始めた坂本勇人選手が塗り替えたのは、なぜなのでしょうか?

「最年少記録」を達成するためには、「誕生日」がいつなのかという点が、大きな要素となりますね。

清原和博さん:1967年「8月18日」生
坂本勇人選手:1988年「12月14日」生

仮に同じペースで試合に出場していて、同じ日に通算1500試合出場を達成していても、坂本勇人選手の方が4か月若いということになりますね。

また、清原和博さん当時は、1シーズンが130試合だったこともあり、現在は143試合ですから、単純に現在の方が通算記録は達成しやすい傾向です。

そういった時代ごとの様々な要素はありますが、坂本勇人選手の記録の偉大さは色褪せることはないでしょう。

巨人のショートでの1500試合出場のスピード記録という偉大さ

ここまでで名前が挙がった、榎本喜八さん、豊田泰光さん、清原和博さんのプロ入り時の所属球団と守備位置を見てみましょう。

〇榎本喜八さん:毎日(現ロッテ)・一塁手
〇豊田泰光さん:西鉄(現西武)・遊撃手
〇清原和博さん:西武・一塁手

3選手とも、高卒1年目から所属チームでのスタメンを勝ち取り、偉大な成績はもちろんのこと、試合に出場し続けていました。

坂本勇人選手が巨人に入団した時には、巨人の遊撃手は二岡智宏さんが居ましたので、1年目は途中出場での4試合の出場でしたが、2年目に二岡智宏さんが怪我で出遅れたのを機に、巨人の遊撃手のスタメンの座を勝ち取りました。

選手層が厚い球団で、難しいショートのポジションのレギュラーの高卒2年目で奪ったという点で、非常に価値があるものだと思います。

さらに、ファーストのポジションで出場を続けていた榎本喜八さん、清原和博さんは多くの安打を積み重ねて、榎本喜八さんは2314安打、清原和博さんは2122安打と、通算2000本安打を達成していますが、ショートだった豊田泰光さんは30歳頃から故障に悩まされ、1699安打にとどまっています。

坂本勇人選手はショートで出場を続けて、2018年7月16日の試合終了時点で、1666安打を放っていますので、通算安打記録の更新の期待もかかります!

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ドラフト制以降っていつなの?

坂本勇人選手のみならず、最年少記録のようなスピード記録が達成されると、「ドラフト制以降では」という表記をよく目にしますね。

日本プロ野球における「ドラフト制以降」というのは、いつなのでしょうか?

そもそもドラフト制がないと、お金のある球団がいい選手をかき集めてしまうことがあるので、日本プロ野球で実施されることになりました。

日本プロ野球における「ドラフト制以降」というのは、1965年以降のことを指します。

いわゆる、12球団平等にいい選手を獲得することができる権利を持つことができたのが、1965年以降ということですね。

一つのマメ知識として紹介させていただきました。

日本プロ野球通算出場試合のトップ10

坂本勇人選手がドラフト制以降では史上最年少で達成した通算1500試合出場(現在191位)ですが、過去の通算試合出場でのトップ10を紹介します。

当然のことながら、球史に名を残す大選手ばかりのランキングとなっています。

順位 選手名 出場試合 現役期間 主な守備位置
谷繁元信 3021 1989-2015 捕手
野村克也 3017 1954-1980 捕手
王貞治 2831 1959-1980 一塁手
張本勲 2752 1959-1981 外野手
衣笠祥雄 2677 1965-1987 一塁手
大島康徳 2638 1971-1994 外野手
立浪和義 2586 1988-2009 二塁手
金本知憲 2578 1992-2012 外野手
門田博光 2571 1970-1992 指名打者
10 土井正博 2449 1962-1981 外野手

立浪和義選手は坂本勇人選手と同じく遊撃手としてデビューしましたが、二塁手や三塁手へコンバートされながら、長きにわたって現役を続けられましたね。

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まとめ

坂本勇人選手が2018年7月16日に達成した、ドラフト制以降での最年少記録である通算1500試合出場を受けて、色々と紹介させていただきました。

坂本勇人選手の憧れの選手は「松井稼頭央選手」だそうで、松井稼頭央選手に憧れている現役プロ野球選手は非常に多いですよね。

そのうち、憧れの選手は「坂本勇人選手」というプロ野球選手が、次々と出てくるのではないかなと非常に楽しみにしています。

通算出場記録、通算安打記録と坂本勇人選手にかかる期待は非常に大きいです。

怪我をせずに長く野球を続けて欲しいですね!