プロ野球バカ一代

2018年に200勝投手は無理?歴代・最近の達成者と近い投手は?

【2019年開幕前の最新情報は別ページにて!】
2019年に200勝投手は?今後も無理?近い投手は日米通算のみ?

プロ野球の2018年シーズンが開幕すると、ご贔屓の球団の順位が気になりますし、好きな選手の活躍も気になりますよね!

そんな中、贔屓球団やそんなことに関係なくファンから喝采を浴びるのが、大記録を達成した選手ですよね。

さて、名球会入りの基準となる3つの日米通算記録があります。
・2000本安打
・200勝
・250セーブ

ですね。

最近の投手起用法を見ると、2000本安打に比べると非常にハードルが高い感のあるのは【200勝】ですね。

新たな200勝投手の誕生に期待したいのですが、2018年は現実的に厳しそうです。

このページでは、最近の達成者も含めた歴代の200勝達成投手一覧、現役投手の中で、200勝に近い投手を紹介しますので、楽しんでいって下さいね!

歴代200勝投手一覧|最近の200勝達成者は?

2018年には少し厳しいとされる投手としての日米通算200勝ですが、最近に達成した投手も含めて、歴代の200勝投手の一覧を紹介しますね。

日米通算記録の投手は(  )内が日本のみの成績です。

順位 投手名 勝数 敗数 セーブ数 登板数 実働期間
金田正一 400 298 0 944 1950~
 1969
米田哲也 350 285 2 949 1956~
 1977
小山正明 320 238 0 856 1953~
 1973
鈴木啓示 317 238 2 703 1966~
 1985
別所毅彦 310 178 0 662 1942~
 1960
ヴィクトル・
スタルヒン
303 176 0 586 1936~
 1955
山田久志 284 166 43 586 1969~
 1988
稲尾和久 276 137 0 756 1956~
 1969
梶本隆夫 254 255 0 867 1954~
 1973
10 東尾修 251 247 23 697 1969~
 1988
11 野口二郎 237 139 0 517 1939~
 1952
11 若林忠志 237 144 0 528 1936~
 1953
13 工藤公康 224 142 3 635 1982~
 2010
14 村山実 222 147 0 509 1959~
 1972
15 皆川睦雄 221 139 0 759 1954~
 1971
16 山本昌 219 165 5 581 1984~
 2015
17 杉下茂 215 123 0 525 1949~
 1961
17 村田兆治 215 177 33 604 1968~
 1990
19 北別府学 213 141 5 515 1976~
 1994
20 中尾碩志 209 127 0 516 1939~
 1957
21 江夏豊 206 158 193 829 1967~
 1984
22 堀内恒夫 203 139 6 560 1966~
 1983
22 黒田博樹 203
(124)
184
(105)
1
(1)
533
(321)
1997~
 2016
24 野茂英雄 201
(78)
155
(46)
1
(1)
462
(139)
1990~
 2008
24 平松政次 201 196 16 635 1967~
 1984
26 藤本英雄 200 87 0 367 1942~
 1955

名球会入りの条件が日米通算200勝ということで、野茂英雄さん、黒田博樹さんの2名も加えました。

最近に200勝を達成した投手は、投手起用法の兼ね合いもあり少ないですね。

21世紀に入ってから達成した投手は、実は4人しかいません。

2001年以降の通算200勝達成者
2004年8月17日:工藤公康

2005年6月15日:野茂英雄

2008年8月4日:山本昌

2016年7月23日:黒田博樹

この4人が最近達成したと言っていいですかね。

歴代勝利数の1位は不滅の大記録、金田正一さんの400勝です。

2位の米田哲也さんの登板数「949」も2017年シーズンまで日本最多記録でしたが、中日ドラゴンズの岩瀬仁紀投手が塗り替えましたね。2018年開幕前の段階で、岩瀬仁紀投手の登板数は「954」です。

2018年以降もしばらく200勝投手は出ない?近い投手は?

2018年に200勝投手が誕生するか?と期待したいところなのですが、現実はかなり厳しいです。

2018年どころかしばらくは200勝投手は誕生しない可能性が高いですね。

日本プロ野球のチームに所属している現役投手の、日米通算の勝利数のランキングを見てみましょう。

※ 2018年シーズン開幕前の成績です
  日米通算記録の投手は(  )内が日本のみの成績です。

投手名 所属球団 勝数 敗数 セーブ数 登板数 年齢
松坂大輔 中日 164
(108)
103
(60)
2
(1)
363
(205)
37
石川雅規 ヤクルト 156 151 0 427 38
杉内俊哉 巨人 142 77 0 316 37
和田毅 ソフトバンク 131
(126)
71
(66)
0 263
(242)
37
内海哲也 巨人 128 96 0 309 35
涌井秀章 ロッテ 123 112 37 377 31
金子千尋 オリックス 116 71 5 299 34
岸孝之 楽天 111 75 1 252 33

一番200勝に近い投手で、中日の松坂大輔投手の164勝です。あと36勝も必要なんですね。

怪我をすることなく40歳を超えてもコンスタントに投げ続けない限り、どの投手も厳しそうですね。

ちなみに、日米通算200勝をいずれ達成することが期待されるメジャーリーグで活躍している4人の投手は、以下の成績です。

※ (  )内が日本のみの成績です。

投手名 勝数 敗数 セーブ数 登板数 年齢
ダルビッシュ有 149(93) 80(38) 0 298(167) 31
田中将大 151(99) 63(35) 3(3) 280(175) 29
岩隈久志 170(107) 108(69) 2(0) 376(226) 36
前田健太 126(97) 84(67) 1(0) 279(218) 29

岩隈久志投手は2017年シーズン0勝だったことと年齢から200勝に届くかどうか微妙ですが、特にダルビッシュ有投手と田中将大投手は十分射程圏内でしょうね。

前田健太投手にも大きな期待がかかります!

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まとめ

2018年以降、しばらくは達成されなことが予想される、プロ野球投手の200勝の記録について、最近の達成者も含めた歴代の200勝達成投手一覧、現役投手の中で、200勝に近い投手を紹介しました。

昔と現在とでは、投手の起用法がかなり違いますから、200勝の壁は相当高くなっていますね。

15勝をずっと続けたとして、13年でようやく195勝ですか…。

次の200勝投手の誕生を心待ちにしましょう。