プロ野球バカ一代

2019年に200勝投手は?今後も無理?近い投手は日米通算のみ?

名球会入りの条件は3つあります。
(日本通算・日米通算でも可能)

・2000本安打
・200勝
・250セーブ

中でも一番ハードルが高いとされているのは、「通算200勝」ですね。

次に通算200勝を達成する投手は誰なのか気になるところですが、実は相当ハードルが高いものです。

中6日の先発投手起用、投手の分業制など、200勝は本当に難しい記録になって来ていますね。

ここでは、次に日本通算、日米通算200勝を達成する投手は誰なのか、さらには、日本通算200勝未達成者の上位ランキング、日米通算200勝未達成者の上位ランキングをチェックしましょう。

かなり現実が厳しいことが分かるかもしれません!

成績は2018年シーズン終了時点、つまり2019年開幕前の成績です。

2019年に200勝達成者は出ない?現役投手勝利数ランキング

先発投手の大目標であり、名球会入りの条件の一つである「200勝」。

日本プロ野球に所属している現役投手の勝利数ランキングを見てみましょう。

2019年に200勝を達成する投手が出ないこと、さらには、それ以降もかなり厳しいハードルであることが分かります。

メジャーリーグでもプレーがある松坂大輔投手や岩隈久志投手らの成績は日米通算成績で、(  )内の成績は日本国内のみの成績です。

年齢は、2019年3月31日時点での年齢です。

投手名 所属 年齢 勝数 敗数 2018勝数 登板数
松坂大輔 中日 38歳 170
(56)
107
(43)
6勝 343
(201)
岩隈久志 巨人 37歳 170
(107)
108
(69)
0勝 376
(226)
石川雅規 ヤクルト 39歳 163 157 7勝 449
内海哲也 西武 36歳 133 101 5勝 324
和田毅 ソフトバンク 38歳 131
(126)
71
(66)
登板なし 263
(242)
涌井秀章 ロッテ 32歳 130 121 7勝 399
岸孝之 楽天 34歳 122 79 11勝 275
金子千尋 オリックス 35歳 120 78 4勝 316

勝ち数だけを見ると、200勝に迫っている投手はいますが、年齢や2018年シーズンの勝ち星を見てみると、200勝達成はかなり厳しいのではないかなと思います。

ちなみに、日本球界最高投手の呼び声が高い巨人の菅野智之投手の成績は以下です。

年齢 勝数 敗数 2018勝数 登板数
29歳 76 41 15勝 154

菅野智之投手ですら2013~2018年の6年間で76勝なんですね。

今後はハイペースで勝利数を重ねるとは思いますが、200勝は相当高いハードルですね!

では、メジャーリーグで活躍している日本球界を代表するエース投手の日米通算勝利数をチェックしてみましょう!

メジャー所属投手の日米通算勝利数は?2019の200勝達成は?

日本球界でチームの絶対エースの存在でメジャーリーグに籍を置いているダルビッシュ有投手、田中将大投手、前田健太投手の日米通算成績をチェックしましょう!

(  )内の成績は日本国内のみの成績で、年齢は2019年3月31日時点での年齢です。

投手名 所属 年齢 勝数 敗数 2018勝数 登板数
ダルビッシュ有 カブス 32歳 150
(93)
83
(38)
1勝 306
(167)
田中将大 ヤンキース 30歳 163
(99)
69
(34)
12勝 307
(175)
前田健太 ドジャース 30歳 134
(97)
94
(67)
8勝 318
(218)

この3投手の成績を見る限り、田中将大投手が次の200勝投手の最有力候補かもしれません。

ダルビッシュ有投手は怪我に悩まされた2018年シーズンでしたし、前田健太投手は中継ぎでの起用がされています。

この3投手とも200勝に近い投手ではありますが、メジャーで5年連続2ケタ勝利をあげている田中将大投手が、2019年での達成は不可能でも近い将来に日米通算200勝を達成してくれるでしょう。

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まとめ

名球会入りの条件の一つである200勝。

そのハードルの高さを改めて知ることになる通算勝利数ランキングですね。

単純計算で、13年連続で15勝をあげたとしても、まだ195勝です。

これは…あまりにも高いハードルです。

日本通算200勝、日米通算200勝を達成してくれる投手が現れる瞬間を楽しみに待ちましょう!