阪神タイガースが、2018年12月7日にオリックスからFA権を行使(FA宣言)していた西勇輝投手を獲得したことを発表しましたね!
阪神がこれまでFAで獲得してきた選手は、西勇輝投手を含めて12人を数えます。
阪神の歴代のFA選手をチェックしてみると「この選手もFAだったんだなぁ」と思う選手もいます。
熱狂的なファンに支えられている人気球団の阪神に入団を希望する選手は多く、FAで移籍する選手は多いようですね。
ここでは、阪神タイガースの歴代のFAで獲得した選手の一覧と、FA移籍してきた選手が残した成績、また成功と言えるか、失敗と言った方が良いかなどを、私の個人的見解で紹介していきますので、楽な気持ちで読んでくださいね。
阪神の歴代FA獲得投手の成績と獲得時の年俸
阪神タイガースがFAで獲得した投手は、2018年オフ現在、西勇輝投手を含めて5人います。
それぞれの投手の阪神にFA移籍した後の成績をもとに、期待値なども加味して、私の個人的な評価(S、A、B、C、失敗)も含めて紹介します。
年はFA宣言したシーズンオフの年で、( )内はFA宣言した年の誕生日を迎えた年齢、年俸は阪神移籍初年度の年俸です。
在籍中の投手は、2018年終了時点での評価で、成績は2018年シーズン終了時点の成績です。
投手名 | 前所属 | 年 (年齢) |
年俸 | 所属 期間 |
登板 | 勝/敗 | H/S | 防御率 | 評価 |
山沖之彦 | オリックス | 1994 (35) |
不明 | 1年 | なし | 0/0 | 0/0 | ー | 失敗 |
星野伸之 | オリックス | 1999 (33) |
1億 (増減なし) |
3年 | 39 | 8/13 | -/0 | 3.80 | C |
小林宏之 | ロッテ | 2010 (32) |
2億5000万 (↑8000万) |
2年 | 42 | 1/5 | 21/0 | 3.00 | C |
髙橋聡文 | 中日 | 2015 (32歳) |
5000万 (↑2000万) |
在籍中 | 130 | 9/1 | 42/1 | 2.80 | A |
西勇輝 | オリックス | 2018 (28) |
? | 在籍中 | ? | ? | ? | ? | ? |
阪神がFAで獲得した投手は、今のところ高橋聡文投手以外は活躍できていませんね。
投手5人中3人がオリックスからFAで獲得しているんですね。
過去の投手に比べて西勇輝投手は若いですから、期待が持てますね!
続いて、阪神がFAで獲得した野手を見ていきましょう。
阪神の歴代FA獲得打者の成績と獲得時の年俸
阪神タイガースがFAで初めて獲得した選手は、オリックスブルーウェーブの石嶺和彦選手でした。
やっぱりオリックスなんですね(笑)。
それ以来、2018年オフ現在、捕手も含めて7人います。
投手と同様に私の個人的な評価(S、A、B、C、失敗)も含めて紹介しますね。
年はFA宣言したシーズンオフの年で、( )内はFA宣言した年の誕生日を迎えた年齢、年俸は阪神移籍初年度の年俸です。
在籍中の選手は、2018年終了時点での評価で、成績は2018年シーズン終了時点の成績です。
選手名 | 前所属 | 年 (年齢) |
年俸 | 所属 期間 |
出場 | 打率 (安打) |
HR | 打点 | 評価 |
石嶺和彦 | オリックス | 1993 (32) |
1億650万 (↑3850万) |
3年 | 243 | .238 (194) |
28 | 118 | C |
片岡篤史 | 日本ハム | 2001 (32) |
1億8000万 (増減なし) |
5年 | 376 | .242 (241) |
28 | 122 | C |
金本知憲 | 広島 | 2002 (34) |
2億6000万 (↑2000万) |
10年 | 1394 | .283 (1360) |
232 | 813 | S |
新井貴浩 | 広島 | 2007 (30) |
2億 (↑7700万) |
7年 | 882 | .275 (867) |
86 | 499 | B |
藤井彰人 | 楽天 | 2010 (34) |
4000万 (増減なし) |
5年 | 397 | .231 (225) |
4 | 57 | B |
日高剛 | オリックス | 2012 (35) |
5000万 (↑1000万) |
2年 | 46 | .289 (28) |
2 | 7 | C |
糸井嘉男 | オリックス | 2016 (35) |
4億5000万 (↑1億7000万) |
在籍中 | 233 | .299 (253) |
33 | 130 | B |
評価はあくまで個人的見解なので、流してくださいね。
阪神がFAで獲得した選手は、投手に比べて野手の方が成績を残していますね。
特に、FA移籍後、10年に渡って阪神タイガースを牽引した金本知憲選手は、日本プロ野球史上、一番成功したFA移籍の例だと思います。
34歳の2002年オフにFA宣言をしてから、成績を伸ばすこと自体が驚異的なことですから、金本知憲選手ほどFA移籍後に成績を残す選手は、今後も現れることは無いと思いますね。
それにしても、阪神のFA獲得選手はオリックスが多いですね(笑)。
→ 阪神助っ人外国人2001年以降歴代を一覧で|優良と外れは?
→ 阪神2019年俸一覧とランキング|増減と1億円プレイヤーは?
→ (準備中)阪神FA西の人的補償プロテクト28人予想|プロテクト外は?
まとめ
2018年時点での阪神タイガースの過去の歴代のFA獲得選手のそれぞれの活躍をチェックするために、主な成績も同時に紹介しました。12人中6人がオリックスというまさかの結果です。
金本知憲選手の活躍がすごかったので、成功の印象がありますが、全く活躍できなかった選手も多かったですね。
FA宣言するときの年齢って30歳前後ですから、その時がピークで、徐々に成績が下降していく傾向にありますからね。
FAで補強するのもいいですが、それと並行して若い選手を育てないと、広島カープのように強くなれないでしょうね。