阪神タイガースの助っ人外国人と言えば、基本的には外れくじを引く印象がありますね。
中日やヤクルト、ソフトバンクあたりは良い外国人助っ人を獲得する印象がありますが、阪神タイガースはそんなに…スカウトの目が良いとは、ちょっと…。
もちろん当たりもいますが、数えるほどのような気がします。
2018年もウィリン・ロサリオ選手は、3億4000万という球団史上最高額の年俸で鳴り物入りで入団しましたが、外のスライダーを空振り、引っかけてショートゴロ併殺を何度見たか…。
このページでは、21世紀に入った2001年以降(2017年オフ入団まで)の歴代外国人助っ人と、在籍期間や主な成績、そして私個人的な評価(S、A、B、C、外れ)を紹介しますので、楽しんでいってくださいね!
阪神歴代助っ人の投手(2001年以降)の成績を振り返る
阪神タイガースの歴代助っ人外国人投手の名前や主な成績を振り返ってみましょう。
阪神に入団した年が早い順に紹介していきますね。
在籍中の投手に関しては、2017年オフまでの成績と評価を紹介します。
評価に関しては、入団前の期待値や私の好みも加味しますので、かなり個人的な評価になります。
投手名 | 所属年 (期間) |
登板 | 勝・敗 | S・H | 防御率 | 評価 |
グレッグ・ ハンセル |
00~02 (3年) |
52 | 12・21 | 0・- | 3.81 | C |
バディ・ カーライル |
01~02 (2年) |
31 | 7・12 | 0・- | 4.19 | C |
トレイ・ ムーア |
02~03 (2年) |
48 | 20・17 | 0・- | 3.72 | A |
マーク・ バルデス |
02 (1年) |
42 | 4・3 | 22・- | 1.54 | B |
ジェフ・ ウイリアムス |
03~09 (7年) |
371 | 16・17 | 47・141 | 2.20 | S |
ジェロッド・ リガン |
03~04 (2年) |
52 | 4・1 | 4・- | 2.07 | B |
ルー・ポート | 03 (1年) |
8 | 0・1 | 1・- | 9.64 | C |
トレイ・ ホッジス |
04 (1年) |
8 | 2・3 | 0・- | 5.31 | C |
ロドニー・ マイヤーズ |
04 (1年) |
20 | 1・2 | 0・- | 4.07 | C |
ラモン・ モレル |
04 (1年) |
21 | 0・1 | 1・- | 3.67 | C |
ダーウィン・ クビアン |
05~07 (3年) |
88 | 3・5 | 2・18 | 3.76 | B |
ジェイミー・ ブラウン |
05 (1年) |
11 | 4・1 | 0・0 | 5.18 | C |
クリス・ オクスプリング |
06 (1年) |
16 | 4・3 | 0・0 | 5.12 | C |
エステバン・ ジャン |
07 (1年) |
21 | 6・5 | 0・0 | 4.66 | 外れ |
ライアン・ ボーグルソン |
07~08 (2年) |
32 | 10・10 | 0・0 | 4.08 | C |
スコット・ アッチソン |
08~09 (2年) |
117 | 12・9 | 0・48 | 2.77 | B |
クリス・ リーソップ |
08~09 (2年) |
8 | 0・2 | 0・1 | 6.75 | 外れ |
アルビス・ オヘイダ |
08 (1年) |
なし | - | - | - | C |
投手名 | 所属年 (期間) |
登板 | 勝・敗 | S・H | 防御率 | 評価 |
鄭凱文 | 09~12 (4年) |
27 | 2・1 | 0・1 | 4.33 | C |
ランディ・ メッセンジャー |
10~ (在籍中) |
221 | 84・70 | 0・1 | 2.98 | S |
ジェイソン・ スタンリッジ |
10~13 (4年) |
99 | 35・36 | 0・0 | 2.94 | A |
ケーシー・ フォッサム |
10 (1年) |
12 | 2・5 | 0・0 | 5.72 | C |
ロバート・ ザラテ |
11~13 (3年) |
4 | 0・0 | 0・0 | 7.36 | C |
ブレイン・ ボイヤー |
13 (1年) |
22 | 3・1 | 0・0 | 2.67 | C |
呉昇桓 | 14~15 (2年) |
127 | 4・7 | 80・12 | 2.25 | S |
マリオ・ サンティアゴ |
15 (1年) |
3 | 1・0 | 0・0 | 4.32 | C |
マルコス・ マテオ |
16~18 (3年) |
115 | 8・7 | 20・43 | 2.29 | A |
ラファエル・ ドリス |
16~ (在籍中) |
97 | 7・7 | 45・14 | 2.51 | A |
コーディ・ サターホワイト |
16 (1年) |
20 | 1・1 | 0・6 | 2.57 | B |
ローマン・ メンデス |
17 (1年) |
8 | 0・0 | 0・1 | 6.52 | 外れ |
呂彦青 | 17~ (在籍中) |
なし | - | - | - | - |
ディエゴ・ モレノ |
18 (1年) |
8 | 0・0 | 0・3 | 2.70 | C |
ピアース・ ジョンソン |
19~ (在籍中) |
? | ? | ? | ? | ? |
オネルキ・ ガルシア |
19~ (在籍中) |
? | ? | ? | ? | ? |
2001年以降の阪神タイガースの優良外国人助っ人投手と言えば、ジェフ・ウイリアムス投手、ランディ・メッセンジャー投手、呉昇桓投手の3投手が出てきます。
外国人助っ人の出来がいいシーズンは、順位も上位に行くことができる傾向がありますから、スカウトの目利きが順位を左右する非常に大きな要素となることが分かりますね。
では、阪神タイガースの外国人助っ人野手の成績をチェックしましょう。
阪神歴代助っ人の野手(2001年以降)の成績を振り返る
続いて、阪神タイガースの歴代助っ人外国人野手の名前や主な成績を振り返ってみましょう。
紹介順は、阪神に入団した年が早い順で、在籍中の野手に関しては、2017年オフまでの成績と評価を紹介します。
評価に関しては、入団前の期待値や私の好みも加味しますので、かなり個人的な評価になります。
選手名 | 所属年 (期間) |
出場 | 打率 | 安打 | HR | 打点 | 評価 |
トム・ エバンス |
01 (1年) |
39 | .242 | 30 | 2 | 14 | C |
イバン・ クルーズ |
01 (1年) |
70 | .234 | 56 | 14 | 34 | C |
エドゥアルド・ ペレス |
01 (1年) |
52 | .222 | 37 | 3 | 19 | C |
ジョージ・ アリアス |
02~04 (3年) |
367 | .265 | 357 | 95 | 273 | A |
デリック・ ホワイト |
02 (1年) |
73 | .227 | 50 | 7 | 21 | C |
マイク・ キンケード |
04 (1年) |
26 | .233 | 20 | 3 | 7 | 外れ |
アンディ・ シーツ |
05~07 (3年) |
412 | .283 | 463 | 47 | 214 | A |
シェーン・ スペンサー |
05~06 (2年) |
167 | .237 | 91 | 15 | 50 | C |
アーロム・ バルディリス |
08~09 (2年) |
100 | .205 | 33 | 4 | 17 | C |
ルー・ フォード |
08 (1年) |
47 | .225 | 29 | 4 | 11 | C |
選手名 | 所属年 (期間) |
出場 | 打率 | 安打 | HR | 打点 | 評価 |
クレイグ・ ブラゼル |
09~12 (4年) |
443 | .280 | 433 | 91 | 278 | A |
ケビン・ メンチ |
09 (1年) |
15 | .148 | 8 | 0 | 2 | 外れ |
マット・ マートン |
10~15 (6年) |
832 | .310 | 1020 | 77 | 417 | S |
マルコス・ ベキオナチ |
2011 (1年) |
なし | - | - | - | - | C |
ブルックス・ コンラッド |
13 (1年) |
24 | .175 | 10 | 0 | 0 | 外れ |
マウロ・ ゴメス |
14~16 (3年) |
425 | .270 | 420 | 65 | 260 | A |
マット・ ヘイグ |
16 (1年) |
31 | .231 | 24 | 2 | 11 | 外れ |
ウィリン・ ロサリオ |
18 (1年) |
75 | .242 | 68 | 8 | 40 | 外れ |
エフレン・ ナバーロ |
18~ (在籍中) |
66 | .276 | 56 | 3 | 25 | C |
ジェフリー・ マルテ |
19~ (在籍中) |
? | ? | ? | ? | ? | ? |
マット・マートン選手が、2001年以降での阪神の外国人助っ人の中で、最優良野手ではないでしょうか。
外野の守備が不安視されたり、集中力が途切れたり、気性が荒い一面を見せたり、捕手へのタックルで怪我を負わせたりなど、阪神在籍の晩年にはマイナス要素が目立ちましたが、6年在籍して打率3割以上で、首位打者、最多安打(シーズン214安打は秋山翔吾選手に抜かれるまで日本記録)タイトルを獲得し、打線をけん引してくれましたね。
→ FAランクとは?人的補償やプロテクトなどの用語を徹底解説
→ オープン戦の順位は関係ない?結果は意味ある?確認してみた
まとめ
阪神タイガースの2001年以降の歴代外国人助っ人選手の成績などを紹介しました。
阪神タイガースの歴代史上最高助っ人は、ランディ・バース選手であることは言うまでもなく、「神のお告げ」発言がネタにもなったマイク・グリーンウェル選手なんていうお騒がせ外国人もいましたね。
チームが成長途中の段階では、外国人助っ人の出来がチームの順位に大きく左右します。
2018年は、ウィリン・ロサリオ選手が大外れに終わりそうなので、やっぱり順位に影響しましたね…。