福岡ソフトバンクホークスのスーパーサブ「城所待機中」で親しまれた、城所龍磨選手が現役を引退することが発表されました。
2003年ドラフト2巡目で当時のダイエーホークスに入団して以来、ソフトバンクも通じてホークス一筋の野球人生だった城所龍磨選手。
規定打席に到達したシーズンは一度もなく、主に守備固めや代走として最強ホークスに15年間所属したことはスゴイことだと思います!
そんな城所龍磨選手の戦力外からトライアウト受験にかけてのドキュメントTBS「プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達」が、2018年12月30日、夜11時から放送されます。
ここでは、ソフトバンクホークスの「城所待機中」こと城所龍磨選手の家族や年齢などのプロフィール、交流戦MVPに輝いたこともある成績、年俸推移、引退してからの今後などを紹介します。
城所龍磨の年齢や家族などのプロフィール
2018年11月30日に引退会見を開き、正式に現役引退を表明したソフトバンクホークスの城所龍磨選手。
そんな城所龍磨選手の年齢や家族など、プロフィールを簡単に紹介します。
読み方:きどころ りゅうま
出身地:愛知県豊川市
生年月日:1985年9月24日
引退発表時年齢:33歳
城所龍磨選手が引退会見。「11月いっぱいで声が掛かられなければ引退しようと思っていた。その日が来た。家族のことを第一に考えた」と説明。同期入団の明石健志選手と金子広報には発表前に伝えたと言い「明石には僕ら2人の思いも明石に託して長くプレーしている姿をみたい」とエール。#sbhawks pic.twitter.com/G4FoPrlrl9
— 毎日新聞 生野貴紀 (@t_ikunori) 2018年11月30日
身長:177センチ
体重:75キロ
利き手:右投げ左打ち
守備位置:外野手
ドラフト:2003年ドラフト2巡目
出身校などの経歴
・中京高校
・ダイエー(04)
・ソフトバンク(05~18)
城所龍磨選手は、岐阜県の中京高校(現在の中京学院大学附属中京高校)で、2年生の夏、3年生の春に甲子園に出場を果たしています。
城所龍磨の家族は?
城所龍磨選手は、2012年に竹嶋真理さんという女性と結婚をしています。
この年の11月7日に長女が誕生し、さらに2017年2月1日に次女が誕生しています。
2018年12月現在、6歳と1歳の2人の小さな女の子のお子さんを育てているパパで、奥さんも含めて4人家族です。
城所龍磨の通算成績は?交流戦MVPの成績は?
城所龍磨選手はソフトバンクホークスで主に守備固めと代走での起用が多かったですが、たまにスタメンで出場するとしっかりと結果を残す印象が強いです。
【通算成績】
期間 | 出場 | 打率 (打数) |
安打 | HR/打点 | 盗塁/犠打 |
15年 | 716 | .196 (465) |
91 | 8/42 | 65/14 |
「城所待機中」というフレーズが有名ですが、いつでも城所龍磨選手はベンチで待機していて、いつでも出場できる状態ですよ、という意味ですよね。
そんなスーパーサブの選手が脚光を浴びたのが、2016年の交流戦ですよね!
ソフトバンクホークスは13勝4敗1分で交流戦優勝を果たし、城所龍磨選手はMVPを獲得しました!
【2016交流戦の成績】
出場 | 打率 (打数) |
安打 | HR/打点 | 盗塁/犠打 |
15 | .415 (53) |
22 | 5/12 | 6/1 |
打率:1位
本塁打:5位タイ
盗塁:3位
出塁率:1位(.466)
長打率:2位(.717)
OPS:2位(1.183)
12球団唯一の4割越えを果たした城所龍磨選手が、見事に2016年の交流戦MVPに輝き、スーパーサブが主役になりました!
城所龍磨の年俸推移は?
城所龍磨選手の現役時代の年俸推移をチェックしましょう。
年齢は、シーズン開幕前の年齢です。
年 (年齢) |
年俸(円) |
2004 (18) |
700万 |
2005 (19) |
700万 |
2006 (20) |
720万 |
2007 (21) |
990万 |
2008 (22) |
990万 |
2009 (23) |
1050万 |
2010 (24) |
1200万 |
2011 (25) |
1700万 |
2012 (26) |
2400万 |
2013 (27) |
2000万 |
2014 (28) |
1700万 |
2015 (29) |
2400万 |
2016 (30) |
1900万 |
2017 (31) |
4000万 |
2018 (32) |
4000万 |
≪年俸総額≫
2億6450万円
城所龍磨の引退の今後は?コーチの打診は?
城所龍磨選手が現役引退したことで、その今後の去就が注目されています。
球団から戦力外を通達されたのが、城所龍磨選手も一軍に帯同していた日本シリーズで日本一に輝いた11月3日の翌日の11月4日でした。
「びっくりしました。このタイミングなんだ、と思いました」と城所龍磨選手がコメントしていましたね。
トライアウト受験後も他球団から声が掛からなかった場合、走塁と守備のスペシャリストですから、ソフトバンクホークスがコーチへの就任を打診するだろうと思っていたのですが、2019年のコーチ陣の中に、同じく2018年で引退した本多雄一選手は、一軍の内野守備走塁コーチに就任しましたが、城所龍磨選手の名前はありませんでした。
城所龍磨選手は引退会見でこう語っています。
「何か野球に携わっていきたい。前を向いて頑張っていきます。」
なお、ソフトバンクホークスは城所龍磨選手を球団職員として、採用する方向で、2018年12月現在、両者は話し合いを進めているようです。