丸佳浩選手が2018年も打撃好調ですね。
2017年にセ・リーグMVPを獲得して、選手としての円熟期を迎えている広島カープの丸佳浩選手。
2018年4月27日現在、セ・リーグの打撃部門で全てにおいて上位に位置している丸佳浩選手が、広島カープを牽引していますね。
・打率 → .316(セ8位)
・本塁打 → 5本(セ2位タイ)
・打点 → 16(セ4位タイ)
相変わらずの安定した打撃成績ですね。
打撃成績の中でも群を抜いて、リーグ断トツ1位なのが、「出塁率」と「四球」です。
・出塁率 → .527
・四球 → 34個
出塁率の2位は糸井嘉男選手で「.457」、四球の2位は山田哲人選手で「19」ですから、明らかに群を抜いていますよね。
好調をキープして広島カープの牽引する丸佳浩選手が、このペースで行くと、プロ野球新記録を作るのではないか、と思いますが、日本記録はどんな数字なのでしょうか?
打撃部門ではあまり注目されない点ですので、この機会に知っておきましょう!
(このページの文章は丸佳浩選手が怪我での離脱する前に作成した文章ですので、その点はご了承下さい)
丸佳浩が挑む出塁率と四球の日本記録は誰でどんな数字?
丸佳浩選手の2018年4月27日現在、出塁率と四球の数が驚愕の数字なので、注目してみました。
ちなみに、出塁率に関しては、パ・リーグで打率4割をキープしている北海道日本ハムファイターズの近藤健介選手という怪物が1位です。
なので、丸佳浩選手は12球団で2位なんですけどね。
近藤健介選手の2018年4月27日現在の「打率.403」、「出塁率.531」で、ちなみに四球数は「20」で、12球団で丸佳浩選手に次いで2位です。
→ 近藤健介は打率4割バッターになれる?応援歌の歌詞や年俸は?
さて、丸佳浩選手が挑む(丸選手は個人記録よりもチームの勝利をのみを優先しているでしょうけど)出塁率と四球数の日本記録を見ていきましょう。
シーズン出塁率の日本記録と10傑
丸佳浩選手の2018年4月27日現在の出塁率は半端ではありません!
シーズン最高打率は、阪神タイガースのランディ・バース氏が1986年に記録した「.389」であることは、わりと知られているのですが、出塁率はどんな数字なのでしょうか?
ちなみに、「最高出塁率」が日本プロ野球でタイトルとして現行と同じ計算方法で表彰され始めたのが、1985年以降なので、歴史としては浅い記録ではあります。
シーズン最高出塁率の10傑を見ていきましょう。
※ 球団名は当時のものです
順位 | 選手名 | 所属 | 出塁率 | 年 |
1位 | 落合博満 | ロッテ | .487 | 1986 |
2位 | 落合博満 | ロッテ | .4806 | 1985 |
3位 | R・バース | 阪神 | .4805 | 1986 |
4位 | 落合博満 | 中日 | .4728 | 1991 |
5位 | 小笠原道大 | 日本ハム | .4725 | 2003 |
6位 | 柳田悠岐 | ソフトバンク | .4694 | 2015 |
7位 | R・ペタジーニ | ヤクルト | .4687 | 1999 |
8位 | A・カブレラ | 西武 | .467 | 2002 |
9位 | R・ペタジーニ | ヤクルト | .466 | 2001 |
10位 | 松中信彦 | ダイエー | .464 | 2004 |
日本プロ野球の公式記録として残っているシーズン最高出塁率は、1986年の落合博満さんが記録した「.487」です。
4月下旬で丸佳浩選手の出塁率は「.527」ですから、十分射程圏内ですね!
あと、参考記録ですが、王貞治さんが1974年に出塁率「.532」を記録しています。
世界のホームラン王である王貞治さんは、やはり凄すぎる偉人ですね…。
シーズン四球数の日本記録とトップ3
2018年、丸佳浩選手が驚異的なペースで数を伸ばしている四球。
あまり注目されない四球数ですが、シーズン最多四球のトップ3をチェックです。
順位 | 選手名 | 所属 | 四球数 | 年 |
1位 | 王貞治 | 巨人 | 158 | 1974 |
2位 | 王貞治 | 巨人 | 142 | 1966 |
3位 | 王貞治 | 巨人 | 138 | 1965 |
ぶっちゃけると1位~10位までで、王貞治さんが9つを占めています。
5位のみが2001年に広島の金本知憲さんが記録した「140」で、その他は、全て王貞治さんで、もっと言うと、20位までに王さんが14回ランクインしています!
さて、シーズン最多四球の日本プロ野球記録は、1974年に王貞治さん記録した「158」です。
これは、実は2018年の丸佳浩選手なら届きそうな数字なんです。
24試合を消化した段階で34個の四球を選んでいる丸佳浩選手。
このペースで143試合を消化したら、202個もの数字になります!
仮に王貞治さんが記録した当時の130試合だったとしても、184個という数字です!
現在、広島の4番は怪我から復帰したばかりの鈴木誠也選手、もしくは松山竜平選手が座っています。
広島カープの不動の3番打者である丸選手とこの両者を比べると、丸選手の方が勝負を避けたくなる状況なのかもしれませんね。
広島カープの4番バッターが調子を上げた時に、丸選手の四球のペースは落ちるかもしれませんが、丸佳浩選手には、ぜひ日本記録を達成して欲しいですね!
→ 丸佳浩がFA移籍する可能性は?巨人阪神ロッテの争奪戦か?
→ 出塁率とは?出塁率の計算式と歴代ランキングと日本記録は?
→ 野村祐輔怪我から復帰はいつ?年俸推移や成績や公務員とは?
まとめ
広島カープの丸佳浩選手が2018年の開幕から打撃好調で、特に「出塁率」と「四球」が凄いです!
日本記録を更新するかも!と思ったので、最高出塁率と最多四球の日本プロ野球記録を調べてみました。
球団史上初のセ・リーグ3連覇、1984年以来の日本一を目指す広島カープの中で、2014年からフルイニング出場を続ける怪我をしない強靭な体と、攻守両面での中心選手で、代えのきかない選手である丸佳浩選手。
2018年の活躍に注目です!