2018年、巨人の背番号「18」を背負う杉内俊哉投手は、プロ17年目のシーズンを3軍で迎えました。
そんな杉内俊哉投手が引退を発表しましたね…。ショックだ…。
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巨人の選手も若い力が躍動を見せています。
プロ4年目の21歳の若き大砲岡本和真選手、プロ2年目23歳の韋駄天吉川尚輝選手が開幕スタメンを勝ち取り、昨シーズン13勝を挙げたプロ5年目22歳の左腕田口麗斗投手が、エース菅野智之投手に次ぐ左のエースとして先発ローテーションを守っています。
2015年シーズン途中の10月1日に、選手生命をかけて股関節痛の手術を受け、その後、左腕のコンディション不良や左肩痛などに見舞われ、2016年、2017年シーズンは一軍登板がありませんでした。
松坂世代の筆頭である松坂大輔投手が中日ドラゴンズで3試合に先発登板し、4月30日には6回114球を投げて、日本球界では12年ぶり(4241日)に勝利をつかみ、日米通算165勝目をあげました。
杉内俊哉投手は現在どのような状況なのでしょうか。
このページでは、巨人の背番号「18」を背負う松坂世代の一人、杉内俊哉投手の2018年4月現在の怪我やリハビリの状況、そして、復活の舞台としてここがイイのではないかという希望と予想を立ててみましたので、気楽に読んでいって下さいね。
もくじ
杉内俊哉 2018年開幕現在の怪我の状況は?
杉内俊哉投手は2018年ペナントレースが開幕した時点で、3軍でリハビリを続けています。
杉内俊哉投手が長期離脱をしたのは、2015年に選手生命をかけて手術を決断した股関節の故障でしたね。この手術からのリハビリは約1年を要すると言われていましたが、既に2年以上時間は経過しています。
杉内俊哉投手が一軍に上がってこれないのは何故なのか?
杉内投手を襲った怪我の経緯を見ていきましょう。
杉内 相次ぐ怪我との戦い略歴
年月日 | 故障箇所 | 全治・状態など |
2015年7月23日 | 股関節 | 一軍登録を抹消される |
2015年10月1日 | 股関節 | プロ野球界初の事例となる 右股関節形成手術を受ける 全治約1年 |
2016年7月19日 | - | 3軍で実戦復帰するも 一軍登板は無し |
2017年3月16日 | - | 古巣ホークスとのオープン戦 604日ぶり一軍登板 3回2/3を3失点 |
2017年4月下旬 | 左肩痛 左腕コンディション不良 |
5月以降登板なし |
2018年2月5日 | - | 3軍キャンプで 40mのキャッチボールが できる程度に回復 |
杉内俊哉投手が巨人の背番号「18」を付けて、一軍で最後に登板したのは、2015年7月21日の甲子園での阪神戦で、最後に白星を手にしたのは、2015年7月5日の東京ドームでのヤクルト戦にまでさかのぼります。
もし、杉内投手がブルペンに入ったり、実戦復帰して登板が近いのであれば、ニュースで流れると思いますので、左肩の様子を見ながらの調整が続いているのだと思います。
2018年に復帰して欲しいですが、無理なのでしょうか?
そんな杉内投手には2018年に復帰するための大きなモチベーションがあります。
次で紹介しますね。
杉内俊哉2018年の復帰はいつ?鹿児島か福岡で凱旋登板か?
杉内俊哉投手の2018年シーズンの復帰登板を心待ちにしているのは、巨人ファンやソフトバンクファンだけではないでしょう。
名投手の復活はプロ野球ファンなら誰もが待っていることでしょう。
そんな杉内投手の復帰登板はいつで、どこの球場なのか?
老婆心ながら、ちょっとドラマチックな復活の舞台を予想してみました。
高校時代を過ごした鹿児島で復帰登板
2018年の巨人のペナントレースの日程を見てみると、このようなカードが5月に組まれています。
【5月15日(火)・16日(水)】
ヤクルト vs 巨人
『鹿児島県立鴨池野球場』
開場 → 17:00
試合開始 → 18:30
ヤクルトスワローズの主催試合ではありますが、地方球場開催試合ということで、鹿児島県立鴨池野球場で巨人が試合をします。
これが何を意味するのか…?
鹿児島と言えば、杉内俊哉投手が高校時代(鹿児島実業高校)を過ごした地であり、福岡県大野城市出身の杉内投手にとっては第二の故郷と言っていいでしょう。
2018年4月も終わりを迎え、さすがに日程的に厳しいかとは思いますが、中継ぎで1イニングだけでも巨人の背番号「18」がマウンドに立つ姿を見たいですね。
古巣であり故郷でもある福岡で復帰登板
巨人の2018年の交流戦の日程を見てみると、福岡ソフトバンクホークスとの3連戦は、2018年はヤフオクドームでの開催になります。
【6月12日(火)・13日(水)・14日(木)】
ソフトバンク vs 巨人
『ヤフオクドーム』
試合開始 → 18:00
古巣ホークスファン、故郷のファン、そして巨人ファンに見守られながら、凱旋登板と復活登板を果たすなんていうのもドラマチックですよね。
2018年こそ、杉内投手にはただの復帰ではなく、復活の1年にしてもらいたいです!
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【追記】6月21日 杉内俊哉の現在の怪我の状態は?
このページで書かせていただいた私が思い描いていた、杉内俊哉投手の2018年の復活の舞台は実現しませんでした。
2018年6月21日現在、杉内俊哉投手は3軍リハビリ組で、左腕コンディション不良からの復活を目指しています。
約70メートルの遠投のキャッチボールを連日して、左腕のコンディションを調整しています。
「何とか40歳まではやりたい」
「松坂大輔投手に刺激を受けている」
とのことで、6月中にはブルペン入っての投球、そして7月の実戦復帰を目指してリハビリをしています。
まずは、ブルペンでキャッチャーを座らせての投げ込み、そして、ファームでの実戦復帰ができないと、
一軍復帰はその先です。
同じ年齢の松坂大輔投手も背中の張りで一軍登録を抹消されました。
この2人が復帰して、東京ドームかナゴヤドームで投げあう姿を、私は夢見ています。
【追記】9月12日 杉内俊哉が現役引退を発表
杉内俊哉投手が…、2018年で現役を引退することが分かりましたね…。
復活を信じていたのですが…、悲しいですが仕方ないですね。
怪我に苦しみ続けた3シーズン、杉内俊哉投手曰く「引退の理由は体です。もう、限界でした。」とのこと。
いつ治るか分からない怪我と戦いながらリハビリを続けるのは、肉体的にも精神的にも相当厳しかったでしょう。
本当にお疲れ様でした。
まとめ
巨人の背番号「18」を背負う杉内俊哉投手の怪我の状況と、復帰はいつ頃になるのか、そして、復帰の舞台にふさわしい場所を予想しました。
松坂世代の中でも、優秀な成績を収めている杉内投手。
もう一花咲かせてほしいですね。
このままで終わるような投手ではないと思います。
もう一度、左腕を高く掲げてサインを確認し、ゆったりしたフォームから投げられるスライダーで三振を奪う姿を見たいです。