巨人のエースで、今や日本プロ野球界最高投手と言える菅野智之投手。
2018年は沢村賞の基準をすべてクリアし、最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の3つのタイトルも獲得しました。
さらにクライマックスシリーズのファイナルステージのヤクルト戦で、ノーヒットノーランを達成するなど、さらなる高みへ上り詰めました。
他球団ファンは「菅野はさっさとメジャーに行って」と嘆き節がTwitterなどのSNSでささやかれるほど、手の付けようが無い状況です。
そんな菅野智之投手がメジャーリーグに挑戦するとしたら、海外FA権を取得するのはいつなのでしょうか?
さらに、菅野智之投手自身のメジャー志向やメジャーからの評価などを書いていきますね。
もくじ
菅野智之の年齢や出身などのプロフィール
菅野智之投手の年齢や身長、そして出身地や出身校などのプロフィールを振り返ってみましょう。
よみ:すがの ともゆき
出身地:神奈川県相模原市南区
生年月日:1989年10月11日
2019開幕時:29歳
身長:186センチ
体重:92キロ
家族
・独身
・伯父:原辰徳
・祖父:原貢
利き手:右投げ右打ち
守備位置:投手(先発)
ドラフト:2012年ドラフト1位
出身校などの経歴
・東海大相模高校
・東海大学
・巨人(2013 ~ )
2011年のドラフトで「巨人」以外は無いと言っていたものの、日本ハムが競合で指名権を獲得したものの、入団を拒否して1年浪人をしたことは有名ですね。
菅野智之の通算成績や年俸推移は?
巨人のエース、菅野智之投手のこれまでの通算成績や年俸推移をチェックしましょう。
年齢はその年の開幕前の年齢で、2018年シーズン終了時点のデータです。
年 (年齢) |
登板 | 勝・敗 | 防御率 | 奪三振 | タイトル等 | 年俸(円) |
2013 (23歳) |
27 | 13・6 | 3.12 | 155 | CS MVP | 1500万 |
2014 (24歳) |
23 | 12・5 | 2.33 | 122 | ・防御率 ・セMVP |
7000万 |
2015 (25歳) |
25 | 10・11 | 1.91 | 126 | ー | 1億1000万 |
2016 (26歳) |
26 | 9・6 | 2.01 | 189 | ・防御率 ・奪三振 |
1億3000万 |
2017 (27歳) |
25 | 17・5 | 1.59 | 171 | ・沢村賞 ・最多勝 ・防御率 |
2億3000万 |
2018 (28歳) |
28 | 15・8 | 2.14 | 200 | ・最多勝 ・防御率 ・奪三振 |
4億5000万 |
【通算成績】
登板試合:154
76勝 41敗
勝率:.650
防御率:2.17
奪三振:963
投球回:1086.1
【獲得タイトルと表彰など】
・沢村賞:1回(17)
・最多勝:2回(17、18)
・最優秀防御率:4回(14、16~18)
・最多奪三振:2回(16、18)
・セリーグMVP:1回(14)
・ゴールデングラブ賞:2回(16、17)
・ベストナイン:2回(14、17)
・クライマックスシリーズMVP:1回(13)
・月間MVP:6回
2018年も沢村賞獲得はほぼ確実でしょう。
2018年の年俸は4億5000万円で、日本球界5位、セ・リーグ1位の年俸です。
2019年の年俸はどれくらいになるか、契約更改も楽しみですね!
菅野智之は海外FA権を最短でいつ取得するの?年齢は?
菅野智之投手が海外FA権を取得するのがいつなのかが気になりますね。
海外FA権を取得する条件は、「一軍登録されている日数」で、「1年=145日」の計算で、合計「9年(1305日)」の間、一軍登録されると、海外FA権を取得します。
怪我や不調でで一軍登録を抹消されると、FA権の取得も当然ながら遅れます。
菅野智之投手が最短で海外FA権を取得するのは、「2021年のシーズンオフ」です!
2021年のシーズンオフということは、菅野智之投手の年齢は32歳です。
メジャー挑戦をするなら、遅いと言えるでしょうね。
過去に巨人からメジャー挑戦をしたのは、松井秀喜さんと上原浩治投手が有名ですが、他には、柏田貴史さん、桑田真澄さん、高橋尚成さん(他にもいるかもしれません)らがいます。
ただ、巨人が残留を熱望したものの海外FA権を行使してメジャーに挑戦したのは、松井秀喜さんくらいかもしれませんね。
菅野智之投手が32歳の時、巨人の中での菅野智之投手の位置がどうなのかも、注目ですね!
菅野智之のメジャー志向とメジャーからの評価は?
菅野智之投手のメジャー志向ですが、2017年オフにメジャーへの想いを出しましたね。
「絶対的な力をつけて文句なく行けるようにしたい」
2017年のWBC準決勝のアメリカ戦で好投したこと、さらには大谷翔平投手が若くしてメジャーに挑戦することなどが、菅野智之投手の気持ちを高ぶらせたのかもしれませんね。
2019年から伯父の原辰徳監督が巨人を率います。
プロ入り前は、「伯父と一緒に野球がしたい」と巨人への想いが非常に強かったことが窺えますが、現在はどうでしょうね?
もうすでに一本立ちして球界最高投手となった菅野智之投手、原辰徳監督と一緒に野球はしたいでしょうけど、以前ほどの想いは無いでしょう。
また、メジャーからの評価は、WBC準決勝のアメリカ戦でうなぎのぼりし、それ以降も、上々の評価を受けています。
実際に海外FA権を取得して2021年にメジャー挑戦を表明した場合、ネックになるのは「年齢」でしょうから、「ピークを過ぎているかいないか」が焦点になるでしょうね。
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まとめ
巨人のエースというだけでなく、日本球界最高投手の菅野智之投手。
海外FA権を最短で取得するのは2021年シーズンオフで、菅野智之投手自身はメジャーへの想いは決して少なくなく、上々の評価をメジャーから受けていることが分かりました。
まず、菅野智之投手の当面の目標は、2014年以来のセ・リーグ優勝、そして、自身初の日本シリーズ制覇でしょう。
菅野智之投手のさらなる飛躍に期待したいですね!