2018年6月9日、ロサンゼルス・エンゼルスに所属している大谷翔平選手が、故障者リスト(DL)入りしたと発表されました。
二刀流の活躍で全米を熱狂させている最中での怪我で、私も含め、世界中がショックを受けていることでしょう。
6月7日に右手中指のマメが原因で途中降板した大谷翔平選手、「マメができる癖を治さないとなぁ」と思っていたのですが、降板の本当の理由は、「右肘内側側副靱帯の部分断裂」で、いわゆる「グレード2」とのことでした…。
「右肘内側側副靱帯の部分断裂」という文字を見ると、私なんかは「あぁ…大谷翔平選手は肘を手術しなきゃいけないんだ…」「ダルビッシュ有投手や桑田真澄投手みたいに、トミージョン手術を受けて、1年以上を棒に振ることになるのか…」と絶望してしまうのですが、「完全断裂」ではなく、「部分断裂」や「損傷」なら、注射でなんとかなるかもしれないんですね!
『PRP注射』というもので、再生療法と呼ばれる治療方法を選ぶようですね。
ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手や、巨人のスコット・マシソン投手もPRP注射での治療を受け、その効果の恩恵を受けて2018年現在も剛腕投手として活躍していますね。
このページでは、大谷翔平選手が2018年6月9日に怪我をした「右肘内側側副靱帯の部分断裂」からの復帰時期はいつ頃になるのか、また、PRP注射で田中将大投手やスコット・マシソン投手はどれくらいの効果を得て、復帰まではどれくらいを要したのか、そもそもPRP注射とは何なのか、このあたりを紹介します。
大谷翔平選手の怪我…本当にショックでテンション低めで書いていますので、その辺はご了承下さい…(涙)
大谷翔平の怪我の程度と復帰時期はいつ?
二刀流の活躍でアメリカを熱狂させていた大谷翔平選手の怪我…、そして故障者リスト(DL)入り…、これは本当にショックすぎます。
大谷翔平選手の怪我をもう一度おさらいしますと、「右肘の内側側副靱帯の部分断裂(グレード2)」ということです。
グレードは1~3までありまして、グレード1は、日本で言うところの「損傷」、グレード2は、日本で言うところの「部分断裂」、グレード3は、日本で言うところの「完全断裂」です。
今回の大谷翔平選手の「右肘の内側側副靱帯の部分断裂(グレード2)」に関して、全治がどれくらいかの発表はされていません。
田中将大投手は2014年に大谷翔平選手と同じ個所のグレード2の怪我で、全治6週間と診断され、PRP注射の治療を受け、約2か月半で一軍のマウンドに復帰しました。
大谷翔平選手が、田中将大投手と同じくらいの効果を得ることができるかどうかは分かりませんが、この通りに行くとすれば、復帰時期はいつかと言うと、8月下旬から9月上旬ということになりますね。
ですが、この通りに行く保証はないですし、2018年シーズン中になんとか復帰してくれれば…、そして再発せずに完治してくれれば…と切なる思いで願っています。
また、「打者なら出場できるのでは?」という声もあるのですが、あくまで大谷翔平選手は二刀流の選手ですから、「大谷翔平投手」が成立しない間は、メジャーリーグのマウンドやバッターボックスに帰ってくることは考えにくいと思います。
6月8日に大谷翔平投手はすでにPRP注射を受けています。
3週間後に経過検査を受ける予定の大谷翔平選手。
その情報が入って復帰時期がいつごろか分かれば、ここに追記させていただきますね!
大谷翔平はオフにもPRP注射を受けていた
覚えていらっしゃるかと思いますが、大谷翔平選手がPRP注射の治療を受けるのは、今回が初めてではないんです。
2017年12月に「右肘内側側副靱帯損傷」(グレード1)が発覚して、PRP注射を受けていたんです。
元々痛めていたところを、また痛めてしまったということもあり、不安は募りますが、PRP注射の効果と大谷翔平選手の回復力を信じましょう。
田中将大とマシソンが得たPRP注射の効果
大谷翔平選手が「右肘内側側副靱帯の部分断裂」という怪我で、故障者リスト(DL)入りしました…。
手術はせず、「PRP注射」という治療方法を選びました。
過去にPRP注射で効果を得た投手は、何人もいるでしょうけど、田中将大投手、スコット・マシソン投手の2例を紹介します。
先ほども触れましたが、田中将大投手が2014年7月9日に故障者リスト入りして、メジャーリーグのマウンドに復帰したのは9月21日でした。
その後、2015年のシーズン序盤に右肘を痛めて約1か月離脱したことがあり、シーズンオフには右ひじの骨片を除去する手術を受けていますが、これに関しては、靱帯とは関係のない部分なので、問題ではありません。
そして、2016年から2018年6月現在まで、投げ続けることができています。
スコット・マシソン投手も過去にPRP注射の治療を受けていて、マシソン投手自身が「PRP注射はミラクル」と絶賛しています。
マシソン投手は巨人に入団する前の2006年、2008年に右ひじの靱帯断裂でトミージョン手術を受け、「数年後に痛みが来る」と主治医に言われていました。
巨人に入団した2012年7月末に右ひじに痛みが出て、アメリカに帰国して「PRP注射」を受け、10月頭に一軍に復帰し、それ以降、2018年現在も剛腕を見せつけています。
2013年から2017年まで319試合に登板(1年平均64試合)していることから、マシソン投手がPRP注射を絶賛する理由が分かります。
PRP注射とはどういった治療なの?
大谷翔平選手が怪我をした右ひじ、「右肘内側側副靱帯の部分断裂」に対して行うPRP注射とはどういったものなのか?
医学的なことは分からないので、これに関しては、引用させていただきますね。
自己治癒力を高めるという、体にとって一番自然な治療方法だと思います。
大谷翔平選手の右ひじが良くなるよう、願っています。
まとめ
大谷翔平選手の怪我での故障者リスト入り、本当にショックです。
「右肘内側側副靱帯の部分断裂」というショッキングな文字が、目に飛び込んできましたが、PRP注射という治療が効果があることと、過去の例から、早い段階での復帰も期待できます。
アメリカ、日本での多くの野球ファンが待ち望む大谷翔平選手の早い復帰、そして、怪我の完治。
二刀流の異次元の活躍を早く見たいですね!