中日ドラゴンズの歴代外国人助っ人をザっと思い出してみると…。
なんだかスゴイ外国人助っ人選手ばかりが思い浮かんできませんか?
私個人的な印象だと、阪神や巨人が外国人助っ人の補強で失敗していることが多くて、中日ドラゴンズの助っ人って、当たりばかりを引いてきているイメージです。
中日は外れの助っ人って少ないのでは?という印象ですね。
スカウト(?)や視察する球団スタッフさんの目利きが良いのだと思います。
・4番を任せる強打者
・エース級の投手
・抑え投手
そんな中日ドラゴンズの歴代外国人助っ人選手、21世紀に入ってからの2001年以降に入団した選手たち(2001年にすでに所属していた選手も含む)の成績を紹介し、私個人的な評価(S、A、B、C、外れ)をつけていきます。
評価に関しては、前評判や期待値なども加味しますので、サラッと流していただけると助かります(笑)。
中日歴代助っ人の投手(2001年以降)の成績を振り返る
中日ドラゴンズの歴代外国人助っ人投手の名前や主な成績を振り返りますね。
中日に入団した年が早い順に紹介していきますね。
在籍中の投手に関しては、2017年オフまでの成績と評価を紹介します。
評価に関しては、入団前の期待値や私の好みも加味しますので、かなり個人的な評価になります。
投手名 | 所属年 (期間) |
登板 | 勝・敗 | S・H | 防御率 | 評価 |
呂建剛 | 99~02 (4年) |
なし | ー | ー | ー | C |
エディ・ ギャラード |
00~03 (期間) |
168 | 4・6 | 112・ー | 2.63 | A |
曹竣揚 | 00~02 (3年) |
2 | 0・1 | 0・ー | 9.53 | C |
メルビン・ バンチ |
00~02 (3年) |
69 | 31・23 | 0・ー | 3.19 | A |
マーチン・ バルガス |
02~04 (3年) |
20 | 4・9 | 0・0 | 4.26 | C |
マーク・ バルデス |
03~04 (2年) |
67 | 1・4 | 2・ー | 4.16 | B |
チェン・ ウェイン |
04~11 (8年) |
127 | 36・30 | 1・14 | 2.59 | A |
ドミンゴ・ グスマン |
04~06 (3年) |
30 | 13・9 | 0・0 | 3.86 | B |
ルイス・ マルティネス |
05~06 (2年) |
41 | 14・13 | 0・0 | 3.82 | B |
クラウディオ・ ガルバ |
06 (1年) |
3 | 0・0 | 0・0 | 11.25 | C |
ジョー・ バレンタイン |
07 (1年) |
なし | ー | ー | ー | C |
サンティアゴ・ ラミレス |
07 (1年) |
27 | 1・0 | 0・3 | 5.47 | C |
フランクリン・ グラセスキー |
07 (1年) |
17 | 3・0 | 0・2 | 2.35 | B |
ラファエル・ クルス |
07~08 (2年) |
17 | 1・3 | 0・3 | 2.66 | C |
マキシモ・ ネルソン |
08~12 (5年) |
84 | 15・21 | 1・2 | 2.97 | B |
ネルソン・ パヤノ |
09・14 (2年) |
57 | 2・3 | 0・9 | 2.30 | B |
エドワード・ バルデス |
10 (1年) |
8 | 1・3 | 0・0 | 4.91 | C |
エンジェルベルト・ ソト |
11~12 (2年) |
40 | 9・2 | 0・3 | 1.92 | B |
ホルヘ・ ソーサ |
12 (1年) |
53 | 5・1 | 4・22 | 1.85 | A |
投手名 | 所属年 (期間) |
登板 | 勝・敗 | S・H | 防御率 | 評価 |
ダニエル・ カブレラ |
13~14 (2年) |
34 | 11・12 | 0・0 | 3.49 | B |
ブラッドリー・ バーゲセン |
13 (1年) |
14 | 2・2 | 0・2 | 3.71 | C |
ワーナー・ マドリガル |
13 (1年) |
31 | 2・0 | 0・13 | 3.23 | B |
ラウル・ バルデス |
15~17 (3年) |
65 | 17・24 | 0・0 | 3.49 | B |
ドリュー・ ネイラー |
15~16 (2年) |
10 | 4・3 | 0・0 | 3.81 | C |
ラファエル・ ペレス |
15 (1年) |
なし | ー | ー | ー | C |
アマウリ・ リーバス |
15 (1年) |
なし | ー | ー | ー | 外れ |
フアン・ ハイメ |
16 (1年) |
なし | ー | ー | ー | 外れ |
レイソン・ セプティモ |
16 (1年) |
3 | 0・1 | 0・0 | 4.26 | 外れ |
ジョーダン・ ノルベルト |
16~17 (2年) |
40 | 12・10 | 0・0 | 3.50 | B |
ディロン・ ジー |
18 (1年) |
4 | 0・3 | 0・0 | 4.00 | 失敗 |
オネルキ・ ガルシア |
18 (1年) |
27 | 13・9 | 0・0 | 2.99 | A |
ジョエリー・ ロドリゲス |
18~ (在籍中) |
26 | 0・3 | 1・9 | 2.30 | B |
ライデル・ マルティネス |
18~ (在籍中) |
7 | 1・3 | 0・0 | 6.65 | C |
エンニー・ ロメロ |
19~ (在籍中) |
? | ? | ? | ? | ? |
2001年以降の中日ドラゴンズの外国人助っ人投手って、意外と苦労してるんですね。
チェン・ウェイン投手ってすごくインパクトが強い投手だったのですが、最優秀防御率のタイトルを2009年に一度獲得しただけで、勝ち星はそこまで伸びてなかったんですね。
同様に、ラウル・バルデス投手なんかもローテーションを守っていたのですが、勝ち星そのものは伸びていないんですよね。
2018年に在籍したオネルキ・ガルシア投手は、エース級の活躍でしたね!
では、中日ドラゴンズの外国人助っ人野手の成績をチェックしましょう。
中日歴代助っ人の野手(2001年以降)の成績を振り返る
中日ドラゴンズの歴代外国人助っ人野手の名前や主な成績を振り返っていきましょう。
紹介順は中日に入団した年の順番です。
在籍中の野手に関しては、2017年オフまでの成績と評価を紹介します。
評価に関しては、入団前の期待値や私の好みも加味しますので、かなり個人的な評価になります。
選手名 | 所属年 (期間) |
出場 | 打率 | 安打 | HR | 打点 | 評価 |
レオ・ゴメス | 97~02 (6年) |
660 | .293 | 690 | 153 | 449 | A |
イ・ ジョンボム |
98~01 (4年) |
311 | ,261 | 286 | 27 | 99 | B |
ティム・ アンロー |
01 (1年) |
4 | .143 | 1 | 0 | 0 | 外れ |
オジー・ ティモンズ |
01 (1年) |
83 | .228 | 62 | 12 | 45 | C |
オマール・ リナレス |
02~04 (3年) |
132 | .246 | 86 | 11 | 61 | 外れ |
スコット・ ブレット |
02 (1年) |
49 | .201 | 30 | 7 | 15 | C |
イバン・ クルーズ |
03 (1年) |
71 | .222 | 50 | 11 | 34 | C |
アレックス・ オチョア |
03~06 (4年) |
550 | .283 | 586 | 75 | 309 | S |
タイロン・ ウッズ |
05~08 (4年) |
558 | .291 | 578 | 155 | 426 | S |
ルイス・ ブラウン |
05 (1年) |
なし | ー | ー | ー | ー | C |
クリスチャン・ ベロア |
05 (1年) |
なし | ー | ー | ー | ー | C |
イ・ ビョンギュ |
07~09 (3年) |
265 | .254 | 253 | 28 | 119 | C |
トマス・ デラロサ |
08~09 (2年) |
125 | .242 | 65 | 7 | 25 | C |
選手名 | 所属年 (期間) |
出場 | 打率 | 安打 | HR | 打点 | 評価 |
トニ・ ブランコ |
09~12 (4年) |
452 | .277 | 427 | 111 | 309 | A |
ディオニス・ セサル |
10 (1年) |
51 | .244 | 40 | 1 | 10 | C |
フェリックス・ カラスコ |
11 (1年) |
3 | .000 | 0 | 0 | 0 | 外れ |
ジョエル・ グスマン |
11 (1年) |
73 | .181 | 43 | 7 | 15 | 外れ |
ビクトル・ ディアス |
12~13 (2年) |
21 | .174 | 4 | 0 | 1 | 外れ |
エクトル・ ルナ |
13~15 (3年) |
345 | .316 | 407 | 34 | 184 | A |
マット・ クラーク |
13 (1年) |
132 | .238 | 97 | 25 | 70 | B |
アンダーソン・ エルナンデス |
14~16 (3年) |
288 | .263 | 266 | 21 | 116 | C |
アレクシス・ ゴメス |
14 (1年) |
12 | .077 | 1 | 0 | 0 | 外れ |
リカルド・ ナニータ |
15~16 (2年) |
144 | .293 | 139 | 8 | 50 | B |
ダヤン・ ビシエド |
16~ (在籍中) |
341 | .298 | 375 | 66 | 216 | A |
アレックス・ ゲレーロ |
17 (1年) |
130 | .279 | 131 | 35 | 86 | A |
ソイロ・ アルモンテ |
18~ (在籍中) |
132 | .321 | 160 | 15 | 77 | A |
スティーブン・ モヤ |
18~ (在籍中) |
46 | .301 | 28 | 3 | 16 | B |
横浜DeNAベイスターズから移籍した形ですが、タイロン・ウッズ選手のインパクトが非常に強いですね。
さらには、強肩強打のアレックス・オチョア選手の守備も驚愕でした!
ウッズ選手が退団した後、すぐに4番を張れるトニ・ブランコ選手を見つけてきたり、ヒットメーカーのエクトル・ルナ選手、2017年ホームラン王を獲得したアレックス・ゲレーロ選手も、当たり外国人助っ人選手ですね。
さらには、2018年現在在籍している助っ人野手も、2018年8月にセ・リーグ月間安打記録を樹立したダヤン・ビシエド選手、2018年5月度月間MVPを獲得したソイロ・アルモンテ選手。
中日ドラゴンズは次から次へと、当たりの外国人助っ人野手を見つけてきます。
スカウト、視察をされている中日のスタッフの見る目が相当良いことは、容易に想像できますね!
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→ 中日ドラゴンズの2018年の応援歌とチャンテの歌詞一覧と動画
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→ プロ野球月間MVP最多受賞者や連続受賞記録は?いつから始まった?
まとめ
中日ドラゴンズの2001年以降の歴代外国人助っ人選手を振り返ってみました。
意外と外れ助っ人も多いのですが、当たり外国人助っ人選手のインパクトが非常に強いので、それを感じさせないですよね。
4番を張れる助っ人を見つける目利きは本当にすごいです。
今後も中日ドラゴンズが獲得する外国人助っ人選手に注目していきたいですね!