2018年のプロ野球の大きな話題の一つとして、やはり、「平成の怪物」である中日ドラゴンズの松坂大輔投手の復活劇が挙げられますよね!
同世代ということもあり、松坂大輔投手の大ファンでもある私。
ただ、私個人的には、ソフトバンクホークス時代の松坂大輔投手の投球フォームを見た限りでは、「松坂大輔が一軍で投げるときは引退するときだろうな…」と勝手に思っていました。
中日ドラゴンズに入団して、春季キャンプで順調に調整しているというニュースを見ても、「今までに比べて順調っていうだけでしょ…」と疑っていました。
そして、2018年4月5日の巨人戦で、久々の一軍のマウンドに上がり、5回、96球、被安打8、与四球3、失点3という内容を見て、「何とか一軍で投げれたっていう程度かな」と思っていました。
ところが…
足がつって2回途中で降板した5月14日の巨人戦以外の投球内容を見てみると、素晴らしいんですよ!
詳細は後で紹介します。
「松坂大輔を見たい!」
「松坂をオールスターで見たい!」
と思うファンは多い中、投球内容も悪くないとなると…。
オールスター2018のファン投票で、5回目の中間発表がされた6月4日、ついに巨人の菅野智之投手をとらえて、先発投手部門で1位に立ちました!
実は、成績を比較しても遜色のない松坂大輔投手の復活劇に心震えている私。
このページでは、「松坂人気」だけではなく、オールスター2018のファン投票1位(まだ5回目の中間発表ですが)に立っている松坂大輔投手と、巨人のみならず日本のエースである菅野智之投手の成績を比較しますので、楽しんでいってくださいね!
成績は、オールスター2018のファン投票の5回目の中間発表がされた、2018年6月4日現在のものです。
もくじ
松坂大輔の2018年の投球内容と成績は?
冒頭で紹介した4月5日の巨人戦、足がつって途中降板した5月14日の巨人戦以外の投球内容を見ていきましょう。
松坂大輔投手は、ただ単に一軍に復帰しただけでなく、見事に復活を遂げていると言って良いことが分かります!
4月19日 阪神戦 ナゴヤドーム
松坂大輔投手の2018年、2回目の登板です。
投球回・球数 | 被安打 | 与四球/与死球 | 奪三振 | 失点/自責点 | 勝敗 |
7回・123球 | 4本 | 2個/1個 | 2個 | 2点/1点 | ●敗戦投手 |
6回で降板する予定でしたが、7回も志願してマウンドに立ち喝采を浴びましたね!
4月30日 横浜DeNA戦 ナゴヤドーム
松坂大輔投手の2018年、3回目の登板です。
投球回・球数 | 被安打 | 与四球/与死球 | 奪三振 | 失点/自責点 | 勝敗 |
6回・114球 | 3本 | 7個/1個 | 6個 | 1点/1点 | 〇勝利投手 |
日本プロ野球では、2006年9月19日以来、4241日ぶりの勝ち星を手にしました!
5月20日 阪神戦 ナゴヤドーム
松坂大輔投手の2018年、5回目の登板です。
投球回・球数 | 被安打 | 与四球/与死球 | 奪三振 | 失点/自責点 | 勝敗 |
6回・91球 | 3本 | 0個/1個 | 7個 | 1点/1点 | 〇勝利投手 |
死球こそ1個与えたものの、初めて無四球投球を披露して、2勝目を挙げました。
5月30日 オリックス戦 ナゴヤドーム
松坂大輔投手の2018年、5回目の登板です。交流戦も久々の登板でしたね。
投球回・球数 | 被安打 | 与四球/与死球 | 奪三振 | 失点/自責点 | 勝敗 |
6回・114球 | 1本 | 4個/0個 | 9個 | 0点/0点 | 勝敗付かず |
勝ち星こそつかなかったものの、6回を投げて被安打1という圧巻の投球でしたね!
松坂大輔と菅野智之の成績比較
日本のエース、菅野智之投手を抑えて、オールスター2018のファン投票の5回目の中間発表がされた6月4日、松坂大輔投手は、先発投手部門で1位に立ちました!
「人気」が絶大なのは分かってはいましたが、成績でも菅野智之投手と遜色ない成績なんです!
(2018年6月4日現在の成績です)
【松坂大輔の成績】
防御率 | 登板数/投球回 | 勝利/敗戦 | 奪三振/奪三振率 | 被安打率 | 得点圏被安打率 |
2.51 | 6試合/32.1回 | 2勝/3敗 | 29個/8.07 | .198 | .143 |
【菅野智之の成績】
防御率 | 登板数/投球回 | 勝利/敗戦 | 奪三振/奪三振率 | 被安打率 | 得点圏被安打率 |
1.99 | 10試合/77回 | 6勝/3敗 | 76個/8.88 | .200 | .182 |
改めてみると、やはり菅野智之投手の成績はすさまじいですね…!
松坂大輔投手は規定投球回に達していませんし、菅野智之投手の半分も投げてはいないのですが、得点圏での被安打率は特筆すべき点ですね!
そして、防御率2.51は、非常に優秀な成績だと思います。
「遜色ない」と言うのは、すこし煽り立てすぎたかもしれませんが、松坂大輔投手が、中間発表とはいえ、オールスター2018のファン投票の先発投手部門で1位になったのは、決して人気だけじゃないということが分かりますね!
まとめ
横浜高校時代から松坂大輔投手を見てきたプロ野球ファンとしては、歓喜の声をあげずにはいられない、2018年の松坂大輔投手の復活劇。
オールスター2018で、松坂大輔投手がセ・リーグの先発として、アナウンスでコールされる姿を見てみたいですね!
松坂大輔投手が春季キャンプで、現実的な目標としていた「5勝」を早くクリアして、さらなる上を目指して欲しいですね!