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阪神FA西の人的補償プロテクト28人予想|プロテクト外は?

阪神タイガースは2018年シーズン最下位となり、金本知憲監督が辞任して矢野燿大新監督のもと、2019年の戦いを迎えます。

2018年シーズンオフのFA移籍の目玉選手と言えば以下の3人でした。

〇丸佳浩
〇浅村栄斗
〇西勇輝

この3選手のうちの1人であるオリックスの西勇輝投手を見事に獲得しましたね!

ソフトバンク、横浜DeNA、中日が獲得を目指すことを表明していて、中でもソフトバンクは「4年契約・20億円」という破格の条件を提示していましたが、阪神が見事に西勇輝投手を獲得しました!

さて、FAで西勇輝投手を獲得したからと喜ぶだけで終わりません。オリックスに対しての「補償」が必要です。

オリックスが金銭補償のみを望めば人的補償は不要ですが、西勇輝投手はFAランクが「B」ですから、阪神は人的補償を用意する必要があります。

その場合、阪神ファンが気が気ではないのが、人的補償で有望な若手を持っていかれることですよね。

2018年オフ、報道などでも公開されることはありませんが、阪神タイガースがプロテクトするであろう選手を予想します。

ちなみに、その年のドラフトで獲得した選手と、外国人選手(FA権取得による日本人登録選手も含む)は人的補償できないので、プロテクトする必要はありません。

オリックスは人的補償を確実に選ぶ|金子や中島も退団

オリックスバファローズからFA権を行使(FA宣言)して、阪神タイガースへFA移籍したと言えば、2016年オフの糸井嘉男選手が記憶に新しいですね。

この時、オリックスが選択したのは「人的補償」で金田和之投手がオリックスに移籍しました。

2018年オフ、オリックスからはFA移籍で西勇輝投手、そして、さらには松坂世代の小谷野栄一選手が引退し、大幅な年俸ダウンを提示して交渉がまとまらず、金子千尋投手、中島宏之選手が去りました。

さすがに、これらの穴を自前の選手で埋めきることはなかなか難しいと思いますから、人的補償を選ぶことは確実だと思います。

FAランクが何だったら補償は何?などの疑問については、別ページで紹介しています。
FAランクとは?人的補償やプロテクトなどの用語を徹底解説

阪神がオリックスに提示する人的補償プロテクト28人は?

オリックスからFAランク「B」の西勇輝投手を獲得したことで、阪神は人的補償のために、プロテクトする28選手を決める必要があります。

阪神がプロテクトすると思う選手、28人を予想していきます。

100%プロテクトされる選手

【投手】
藤浪晋太郎・岩貞祐太・小野泰己
秋山拓巳・桑原謙太朗・岩崎優
才木浩人・馬場皐輔

【捕手】
梅野隆太郎・原口文仁

【内野手】
糸原健斗・大山悠輔・鳥谷敬
北條史也・上本博紀・陽川尚将
植田海

【外野手】
糸井嘉男・髙山俊・中谷将大
福留孝介

計21名

この21選手は必ずプロテクトされると予想します。

プロテクト漏れの可能性がある選手

【投手】
能見篤史・藤川球児・青柳晃洋
望月惇志・高橋遥人・浜地真澄
高橋聡文・岩田稔・石崎剛
島本浩也・伊藤和雄

【捕手】
坂本誠志郎・岡崎太一

【内野手】
熊谷敬宥・山崎憲晴・森越祐人
荒木郁也

【外野手】
江越大賀・伊藤隼太・島田海吏
俊介・板山祐太郎

計22名

この時点で、計43名ですか…。28選手をプロテクトするのって難しいですね…。

ここまでで名前が挙がらなかった選手は、間違いなくプロテクト漏れするでしょう。

阪神のオリックスへの人的補償プロテクト28人予想

阪神がFAで獲得したFAランク「B」の西勇輝投手の補償として、オリックスが「人的補償」を要求した場合、プロテクトする28選手はどうなるのか?

オリックスは、ご存知の通り多くの選手がチームを去りましたから、かなりの確率で人的補償を要求するでしょう。

また、西勇輝投手、金子千尋投手のローテーション投手が2人も抜けましたから、「投手」を望むと思いますから、阪神は「投手」を多めにプロテクトするのではないかなと、予想しています。

阪神プロテクトの選手(予想)
【投手・13人】
藤浪晋太郎・岩貞祐太・小野泰己
秋山拓巳・桑原謙太朗・岩崎優
才木浩人・馬場皐輔・能見篤史
藤川球児・望月惇志・高橋遥人
青柳晃洋

【捕手:3人】
梅野隆太郎・原口文仁・坂本誠志郎

【内野手:8人】
糸原健斗・大山悠輔・鳥谷敬
北條史也・上本博紀・陽川尚将
植田海・熊谷敬宥

【外野手:4人】
糸井嘉男・髙山俊・中谷将大
福留孝介

このような28名がプロテクトされると予想します。

先ほども紹介したように、西勇輝投手、金子千尋投手の先発2枚看板、小谷野栄一選手、中島宏之選手の内野手のベテラン2選手がオリックスを去りましたから、投手の次に内野手を厚めにプロテクトすると予想しました。

巨人と広島のFAで、巨人が大竹寛投手をFAで獲得して、人的補償で広島に移籍することになった一岡竜司投手。

この2投手のその後の活躍はもうご存知の通りで、どちらがFAの選手でどちらが人的補償の選手なのか分からないくらい、立場が逆転しています。

阪神で芽が出ていない若手選手がオリックスで花開くのは、阪神ファンにしてみれば嬉しいような悲しいような気持になるんでしょうね…。

西勇輝投手の人的補償がどうなるのか、そもそもオリックスが人的補償を選択するのか、注目ですね!

FA移籍の人的補償選手の歴代一覧|活躍した選手の成績は?

FA宣言して残留と行使せずに残留の違い|メリットとデメリット

阪神2019年の背番号の変更・空き番号・永久欠番の一覧

まとめ

西勇輝投手のFA宣言、そして、ソフトバンクを抑えての阪神タイガースへの移籍。

人的補償で阪神がプロテクトするであろう選手28人を予想してみました。

ソフトバンクが浅村栄斗選手に提示した「4年契約・年俸総額20億円」よりも、阪神を選んだ西勇輝投手のコメントの中に「住まいを変えたくない」というのがあったようです。

丸佳浩選手も考慮していましたが、「家族のこと」を考えて移籍先を決める時代になってきたんですね。

阪神でも西勇輝投手には活躍してもらいたいですし、また人的補償でオリックスに行くかもしれない阪神の選手にも、ぜひとも頑張って欲しいですね!