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FA移籍の人的補償選手の歴代一覧|活躍した選手の成績は?

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FA権を行使(FA宣言)して他球団に移籍した選手は過去に何人もいますが、FAで移籍した選手が活躍するケースって意外と少ないんですよね。

プロ入りから約10年を要してから取得できるFA権ですから、FA移籍をする時に選手としてピークを迎えていて、移籍した後に下り坂に入ったり、怪我に苦しんだりするケースが多いようです。

それとは逆に、プロテクト外の選手から選ぶ人的補償の選手は、若い選手であることが多くて、移籍した球団でブレイクすることもありますね!

ここでは、FA移籍の歴代の人的補償で他球団に移籍した選手の一覧を紹介するとともに、活躍した選手の主な成績を紹介しますので、楽しんでいってくださいね!

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FA移籍での人的補償になった選手一覧

FA移籍の際の色々な用語がありますよね。

「FA移籍する選手のFAランクは何?」

「FAランクがどうだったら補償がいる?」

などに関しては、別ページで紹介していますので、そちらもチェックしてください。

当ページ下部でFAに関する情報ページを載せています。

さて、FA移籍の人的補償となった選手一覧を見てみましょう!

「移籍先」は人的補償の選手が、どの球団からどの球団へ移籍することになったかを紹介しています。

人的補償選手 移籍先 FA移籍選手
1995 川辺忠義 巨人→日本ハム 河野博文
2001 平松一宏 巨人→中日 前田幸長
2001 ユウキ 近鉄→オリックス 加藤伸一
2005 小田幸平 巨人→中日 野口茂樹
2005 江藤智 巨人→西武 豊田清
2006 吉武真太郎 ソフトバンク→巨人 小久保裕紀
2006 工藤公康 巨人→横浜 門倉健
2007 赤松真人 阪神→広島 新井貴浩
2007 岡本真也 中日→西武 和田一浩
2007 福地寿樹 西武→ヤクルト 石井一久
2010 高濱卓也 阪神→ロッテ 小林宏之
2011 藤井秀悟 巨人→横浜 村田修一
2011 高口隆行 ロッテ→巨人 サブロー
2012 高宮和也 オリックス→阪神 平野恵一
2012 馬原孝浩 ソフトバンク
→ オリックス
寺原隼人
2013 鶴岡一成 横浜→阪神 久保康友
2013 一岡竜司 巨人→広島 大竹寛
2013 脇谷亮太 巨人→西武 片岡治大
2013 藤岡好明 ソフトバンク
→ 日本ハム
鶴岡慎也
2013 中郷大樹 ロッテ→西武 涌井秀章
2014 奥村展征 巨人→ヤクルト 相川亮二
2016 金田和之 阪神→オリックス 糸井嘉男
2016 平良拳太郎 巨人→横浜DeNA 山口俊
2017 高木勇人 巨人→西武 野上亮磨
2017 尾仲祐哉 横浜DeNA→阪神 大和
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人的補償で活躍した選手の代表格 一岡竜司の成績は?

FA権を行使(FA宣言)して他球団に移籍することを、どうも「悪」と捉える風潮が色濃いように思えてしまう日本プロ野球のファン。

その理由は、お金を使って選手を強奪しているように映るからかもしれませんね。

ただ、FAで移籍した選手が活躍する保証はないですし、さらには、FA移籍した選手の人的補償で交換となった選手がブレイクして活躍する、なんていう痛快すぎる逆転劇が起これば、喜ぶファンも多いわけです。

その典型例が、2013年オフの広島カープの大竹寛投手が巨人にFA移籍する際に、人的補償として広島カープが獲得した一岡竜司投手でしょう。

2011年ドラフト3位で巨人に入団した一岡竜司投手は、2年間で13試合に登板しただけで勝ち星などは付いていませんでした。

ところが広島カープに移籍すると、その後の活躍はもちろんご存知でしょう!

大竹寛投手と一岡竜司投手の移籍前と移籍後の成績を比較しましょう!

2018年シーズン終了後の成績です。

名前 移籍前成績 移籍後成績
大竹寛 在籍:12年
登板:246
74勝78敗
17S 1H
防御率:3.75
在籍:5年
登板:65
23勝21敗
防御率:4.01
一岡竜司 在籍:2年
登板:13
0勝0敗
防御率:4.70
在籍:5年
登板:209
16勝13敗
6S 65H
防御率:2.34

巨人に入ってから鳴かず飛ばずの大竹寛投手に対して、一岡竜司投手は広島カープの強力中継ぎ陣の一角として、大車輪の活躍を見せていますね。

ファンからは「一岡の人的補償で巨人が大竹を獲った」なんて言われるくらいですからね!

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人的補償で活躍した選手は?その成績は?

FA移籍の人的補償で他球団に移籍した結果、出場機会が増えた、もしくは成績がグッと上がった選手を紹介しますね。

名前
(移籍年)
移籍前成績 移籍後成績
小田幸平
(2005)
【巨人】
在籍:8年
出場:86試合
安打:34本
打率:.211
【中日】
在籍:9年
出場:285試合
安打:78本
打率:.191
赤松真人
(2007)
【阪神】
在籍:3年
出場:36試合
安打:8本
盗塁:11個
【広島】
在籍:11年
出場:831試合
安打:395本
盗塁:125個
福地寿樹
(2007)
【西武】
在籍:14年
(広島時代も含む)
出場:520試合
安打:252本
盗塁:122個
【ヤクルト】
在籍:5年
出場:489試合
安打:398本
盗塁:129個
(盗塁王2回)

小田幸平捕手は出場した試合だけでなくベンチのムードメーカーとして、中日に貢献していました。当時の落合博満監督も小田幸平捕手を人的補償で獲得できたことを「大もうけと言っていい」とコメントしています。

他にも、2010年に阪神からロッテに移籍した高濱卓也選手、2012年の高宮和也投手、2016年の平良拳太郎投手は2018年に古巣の巨人を相手に、菅野智之投手に投げ勝ちましたね。

人的補償で移籍した選手の活躍は、やっぱり痛快ですね!

FAランクとは?人的補償やプロテクトなどの用語を徹底解説

FA宣言して残留と行使せずに残留の違い|メリットとデメリット

巨人のFA獲得選手の歴代一覧|補強成功よりも失敗が多い?

西武からFA宣言で移籍した選手一覧|その後の成績と年俸は?

まとめ

FA移籍の歴代の人的補償で他球団に移籍した選手の一覧を紹介しました。

人的補償ドリームと言っては語弊があるかもしれませんが、その代表格は、やっぱり一岡竜司投手ですね!

他にも、出場機会を得た選手や、成績を伸ばした選手も結構います。

戦力外通告を受けてトライアウトで他球団に入団した選手が復活するのと同じくらい、人的補償の選手が活躍するのも痛快ですから、ぜひとも注目したいですね!

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