広島カープのみならず、日本が誇るセカンドである菊池涼介選手。
菊池涼介選手と言えば、2013年から2017年まで5年連続でゴールデングラブ賞を獲得中の守備力はいまさら言わずもがなですが、パンチ力のある打撃や、2017年シーズン終了時点でプロ通算6年なのですが、そのうち4回もセ・リーグ最多犠打を記録するなど、2番打者としての仕事もしっかりとこなす選手です。
広島カープの顔である「タナキクマル」の一角として、センターラインと上位打線をガッチリと固める最強広島カープの象徴の一人として、その存在感を毎シーズン如何(いかん)なく発揮していますね!
広島カープでいい選手が出てくると、FA取得をしたときに、FA宣言をして移籍してしまうことがよくあります。
菊池涼介選手も例に漏れず、FA取得した後の動向が気になります。
ここでは、2018年シーズン中の9月1日現在、気になる菊池涼介選手のFA取得はいつなのか、FAランクや成績や年俸推移、さらに残留するのかFAで移籍するのか色々と妄想してみます。
もくじ
菊池涼介のFA取得はいつ?FAランクは?
菊池涼介選手を欲しがる球団はたくさんあるでしょうし、もちろん広島カープの中心選手ですから、広島カープとしても残留して欲しいところです。
ただ、私の個人的な印象ですが、広島カープは「FA宣言して他球団に移籍する選手を無理には止めず、代わりの選手を自前で育てる」というスタンスを持っているようです。
広島カープファンからは「高額年俸選手になったら放出する」「お金にケチなだけ」というブーイングもチラホラ聞こえますが、そういうスタンスのようですね。
菊池涼介選手がFA権を取得したら、他球団(特に巨人やソフトバンクなど)から触手が伸びてくることは言うまでもないでしょう。
菊池涼介選手が怪我や不振になることなく、順調に試合に出場し続ければ、【2019年にFA権を取得する】ことになりますから、2019年シーズンオフにFA宣言をした場合、菊池涼介選手の争奪戦が繰り広げられることでしょう。
菊池涼介のFAランクは?
FAランクは、球団ごとの年俸順位で決められます。
2019年シーズンオフのFAランクは、2019年の年俸のランキングで決定しますから、2018年9月現在では分かりかねます。
2018年現在の菊池涼介選手のFAランクですが、カープの日本人選手の中で、年俸が2番目に高いので、FAランクは「A」ということになります。
2019年にFA権を取得する広島カープの主力選手は?
怪我や不振で登録抹消されることなく、一軍に帯同し続けたとして、2019年内にFA権を取得する広島カープの主力選手は以下です。
・野村祐輔投手
・今村猛投手
・會澤翼捕手
菊池涼介のこれまでの成績と年俸推移は?
広島カープの韋駄天、菊池涼介選手のこれまでの成績と、年俸推移を振り返ってみましょう。
年齢はシーズン開幕前の年齢で、2018年の成績は9月1日の試合終了時点の成績です。
年・年齢 | 出場 | 安打 | 打率 | HR | 打点 | 犠打 | 年俸(円) |
2012・22 | 63 | 46 | .229 | 2 | 12 | 25 | 1000万 |
2013・23 | 141 | 133 | .247 | 11 | 57 | 50 | 1500万 |
2014・24 | 144 | 188 | .325 | 11 | 58 | 43 | 3900万 |
2015・25 | 143 | 143 | .254 | 8 | 32 | 49 | 8500万 |
2016・26 | 141 | 181 | .315 | 13 | 56 | 23 | 8500万 |
2017・27 | 138 | 153 | .271 | 14 | 56 | 30 | 1億4500万 |
2018・28 | 116 | 113 | .239 | 11 | 47 | 19 | 1億9000万 |
【通算成績(2017年まで)】
出場:770試合
打率:.280
安打:844
犠打:220
盗塁:83
【タイトル・表彰など】
・最多安打(2016)
・ゴールデングラブ賞 5回(13~17)
【日本記録】
二塁手捕殺:535回(2014)
菊池涼介はFAで巨人に移籍する?
菊池涼介選手の出身地は、東京都東大和市です。
さらに、現在つけている背番号「33」は菊池涼介選手の憧れである、かつてのカープの主砲の江藤智さんの背番号を本人の希望で背負っています。
球団からは1ケタの背番号への変更を打診されたようですが、上記の理由で背番号「33」を希望した経緯があります。
菊池涼介選手は東京都出身の巨人ファンであること、そして憧れの江藤智さんが、カープから巨人へFAで移籍した経緯があること、この点から、もしかしたら巨人へのFA移籍を希望する可能性は大いにあるでしょう。
ですが、他球団が条件の良い提示をすればそちらへ行くことも考えられますし、広島カープに残留することも十分に考えられます。
何より、巨人には吉川尚輝選手という次世代を担うスター候補選手が現れたわけですから、私個人的には、菊池涼介選手のFAでの獲得は動かないのではないかなと思うのですが…。
それもこれも、2018年オフに丸佳浩選手がFAでどのような判断を下すかが、大きな分岐点になることは間違いなさそうですね。
→ 重信や吉川尚輝が台頭しても巨人は丸と浅村をFAで狙うのか?
→ 丸佳浩がFA移籍する可能性は?巨人阪神ロッテの争奪戦か?
→ FAランクとは?人的補償やプロテクトなどの用語を徹底解説
まとめ
広島カープの韋駄天で日本が世界に誇るセカンドの名手、菊池涼介選手のFA権をめぐる様々な妄想をしてみました。
赤い帽子を、つばを真っ直ぐにしてかぶる菊池涼介選手が一番好きなのですが、FA権を取得したらどのようになるのでしょうか…?
こればかりは何とも言えません。
最強広島カープから離れる理由なんてないとは思うのですが、やはり選手としては、年俸が少しでも高いところを選びたくなるのでしょうね。
そりゃあ、そうですよね!
菊池涼介選手のFA権をめぐる動向に注目したいですね!