2018年のプロ野球ペナントレースが開幕して、早くも3月、4月が終わろうとしていますね。
これを書いているのは2018年4月27日なので、まだ3試合残していまして、少し気は早いのですが、今の時点でのセ・リーグの2018年3月4月の月間MVP候補を予想します。
セ・リーグ3連覇を目指す広島カープが首位に立ってはいますが、首位の広島カープから最下位まで「5ゲーム差」という混戦の様相を呈しています。
4月の残りあと3試合で状況は変わるかもしれませんが、2018年のセ・リーグは面白い展開になっていますね!
このページでは、セ・リーグの2018年3月・4月の月間MVP候補となるであろう野手と投手を予想していきますので、楽しんでいって下さいね。
あくまで私の個人的見解ですから、気楽な気持ちで読み進めてもらえると有り難いです。
※ 打率などの成績は、2018年4月27日時点のデータです。
もくじ
セリーグ月間MVP 2018年3月4月 野手部門候補と予想
まずは、セ・リーグの月間MVP 2018年3月4月の野手部門の候補に挙がる選手を予想していきますね。
月間MVPは、勝利に貢献したということよりも、個人としての成績に秀でている選手に贈られる賞ですが、勝利に貢献していれば尚よしといった見方でいいと思います。
なので、野手部門の月間MVPに大きく左右される個人の成績を見ていきましょう。
打率と最多安打はどの選手?
セ・リーグの打率のトップ5を見ていきましょう。
順位 | 選手名 | 所属 | 打率 | 打数 | 安打 |
1 | 小林誠司 | 巨人 | .373 | 59 | 22 |
2 | Z・アルモンテ | 中日 | .366 | 82 | 30 |
3 | 坂本勇人 | 巨人 | .337 | 92 | 31 |
4 | 岡本和真 | 巨人 | .329 | 82 | 27 |
5 | 坂口智隆 | ヤクルト | .328 | 67 | 22 |
近年、貧打が続いていた巨人の選手が3人もランクインしていて、しかも首位打者は、2年連続打率最下位の小林誠司捕手というサプライズな状況ですよね!
スキンヘッドと長いあごひげが特徴の中日のアルモンテ選手の活躍もスゴイですよね。
タイロン・ウッズ、ダヤン・ビシエド、そして4月20日に一軍登録されて、大爆発しているスティーブン・モヤ選手など、本当に中日ドラゴンズの外国人助っ人選手の発掘が上手な球団だなと再確認しましたね。
→ 中日の新外国人モヤって何者?2018年俸や国籍やポジションは?
最多安打は、巨人の坂本勇人選手で「31本」となっています。
2016年の首位打者、これは流石の一言です。
ホームランと打点の上位は?
ホームランの上位は以下の選手です。
【6本】
J・ロペス(横浜DeNA)
【5本】
丸佳浩(広島)
筒香嘉智(横浜DeNA)
岡本和真
山田哲人(ヤクルト)
【4本】
菊池涼介(広島)
B・エルドレッド(広島)
Z・アルモンテ
W・バレンティン(ヤクルト)
打点の上位は以下の選手です。
21:岡本和真
18:松山竜平(広島)
17:W・バレンティン
16:丸佳浩
16:坂本勇人
16:Z・アルモンテ
15:筒香嘉智
13:松山竜平
13:A・ゲレーロ(巨人)
13:C・マギー(巨人)
勝利に貢献する得点圏打率は?
得点圏打率が4割を超えている打者は以下です。
.579:アルモンテ
.500:髙山俊
.500:大和
.471:小林誠司
.462:宮﨑敏郎
.438:大島洋平
.429:坂本勇人
.400:岡本和真
セリーグ野手部門の2018年3月4月月間MVP候補は?
打者としての成績を見てみると、世界のKOBAYASHIこと首位打者の巨人の小林誠司捕手、打点トップでチームを牽引している岡本和真選手、中日の新外国人助っ人のソイロ・アルモンテ選手の三つ巴と言っていいでしょうね。
4月を終えても首位打者に立っていたら小林誠司捕手に受賞してもらいたいですが、個人的には、覚醒した巨人の若き右の大砲、岡本和真選手が初受賞するのではと予想します。
セリーグ月間MVP 2018年3月4月 投手部門候補と予想
続いて、セ・リーグの月間MVP 2018年3月4月の投手部門の候補に挙がる投手を予想していきます。
どちらかと言えば先発投手に比重が行きがちな投手部門ですが、中継ぎ投手や抑え投手でも、十分に受賞する可能性はあります。
投手部門の月間MVPに大きく左右される個人の成績を見ていきましょう。
勝利数の上位の投手は?
先発投手が月間で4勝0敗の成績を残すと、その投手が受賞するという印象が個人的にある月間MVP。
あと1週間残っている状況で、3勝以上を挙げている先発投手は以下の3名です。
選手名 | 所属 | 登板数 | 勝敗数 | 防御率 |
R・メッセンジャー | 阪神 | 5試合 | 4勝1敗 | 1.82 |
O・ガルシア | ヤクルト | 4試合 | 3勝0敗 | 1.86 |
山口俊 | 巨人 | 4試合 | 3勝0敗 | 2.03 |
京山将弥 | 横浜DeNA | 4試合 | 3勝1敗 | 4.50 |
岡田明丈 | 広島 | 4試合 | 3勝0敗 | 4.70 |
3月4月の先発投手で一番インパクトを残しているのは、横浜DeNAベイスターズの2年目の右腕、京山将弥投手だと思います。
4月26日の試合で広島カープにKOされてしまいましたが、もし勝利していたら間違いなく月間MVPを受賞していたでしょう。
先発投手での候補は、中日ドラゴンズの新外国人助っ人オネルキ・ガルシア投手、国内FA権を取得し阪神タイガースのエースで4年連続開幕投手を務めて、ランディ・メッセンジャー投手が最有力候補ですね。
ガルシア投手がもう一度先発して勝利をすれば、有力候補かなと思います。
防御率の上位の投手は?
続いて、規定投球回に到達している防御率トップ5の投手と主な成績を見ていきましょう。
選手名 | 所属 | 防御率 | 勝利 | 敗戦 |
D・ブキャナン | ヤクルト | 1.61 | 2 | 0 |
R・メッセンジャー | 阪神 | 1.82 | 4 | 1 |
山口俊 | 巨人 | 2.03 | 3 | 0 |
東克樹 | 横浜DeNA | 2.28 | 2 | 1 |
C・ジョンソン | 広島 | 2.89 | 2 | 1 |
ヤクルトスワローズの2018年開幕投手を務めたデビッド・ブキャナン投手、横浜DeNAベイスターズの2017年ドラフト1位ルーキー東克樹投手らが、名を連ねていますね。
メッセンジャー投手が4勝をあげて防御率が2位ですから、有力候補ですね。
山崎康晃や鈴木博志やアドゥワ誠も月間MVP候補
横浜DeNAベイスターズの小さな大魔神、山崎康晃投手の活躍もすさまじいですね。
9試合目で今シーズン初失点を喫したものの、8セーブを挙げ、2位横浜DeNAの躍進の原動力になっています。
このペースだとシーズン最多セーブ記録(サファテ投手の54セーブ)も狙えますね!
→ 山崎康晃は名球会入り確実?セーブを含む過去の成績と年俸は?
また、中日ドラゴンズの2017年ドラフト1位ルーキーである鈴木博志投手も、素晴らしい投球を見せてくれていますよね!
4月27日までに9試合に中継ぎ登板をして、投球回数9回1/3で、防御率0.00、自責点だけでなく失点も「0」という、まさにパーフェクトな投球を続けています。
1勝3ホールド(4ホールドポイント)という活躍で、中日の中継ぎ陣を引っ張る活躍を見せていますね!
広島カープの中継ぎ投手アドゥワ誠投手も素晴らしい投球を続けています。10試合に登板して、12回2/3を投げて、防御率0.00、自責点だけでなく失点も「0」のパーフェクト投球を継続中です。
セリーグ投手部門の2018年3月4月月間MVP候補は?
投手の月間MVPの最有力候補は、私個人的には、横浜DeNAベイスターズの山崎康晃投手かなと思います。
1敗を喫したものの4月で10セーブに届く可能性も十分あるでしょう。
あとは、メッセンジャー投手か、4勝目をあげれば中日のガルシア投手も有力ですね!
まとめ
プロ野球セ・リーグ、2018年3月4月の月間MVPの野手部門、投手部門の予想をしてみました。
ルーキーの活躍、新外国人助っ人の活躍が目を引いたセリーグの3月4月でしたね。
広島カープの独走を予想していましたが、4月27日現在で首位から最下位まで「5ゲーム差」という混戦模様のセ・リーグ。
2018年のセ・リーグのペナントレースに今後も注目しましょう!