巨人の山口俊投手が抑え投手に回るようですね。
2018年、怪我や不振などで抑え投手と中継ぎ投手のやりくりに四苦八苦している巨人の苦肉の策と言ってもいいかもしれません。
アルキメデス・カミネロ投手の不振による登録抹消からの右肘痛で渡米、スコット・マシソン投手が左ひざを手術、澤村拓一投手の制球が定まらない、サムエル・アダメス投手の経験不足…。
抑え投手のハードルの高さ、難しさを感じますよね。
そんな苦しい巨人の抑えに山口俊投手が指名されました。
横浜DeNAベイスターズに所属していた時に、抑えを経験している山口俊投手ですが、その成績はいかに?ということで、山口俊投手の成績を振り返ってみますね。
山口俊は抑えで意外と打たれてた?
巨人の新守護神と言いましょうか、苦肉の策と言いましょうか、2018年9月4日の石川県立野球場での横浜DeNAベイスターズ戦から、抑え投手としてスタンバイするとのことですね!
横浜DeNAベイスターズ時代に抑えを経験していた山口俊投手。
私が思うに、巨人ファンの皆さんはこのシーンを強烈に覚えているため、山口俊投手が抑えに回ることに不安を覚えているかもしれませんね。
2011年の最終戦、内海哲也投手の最多勝を決めた、この年首位打者を獲得した長野久義選手の代打逆転サヨナラ満塁ホームランです。
巨人ファンからすれば、山口俊投手の抑えって、あんまり成績が良くないのでは?という印象かもしれませんね。
誰が抑えをやっても打たれている2018年。
巨人ファンは不安だらけでしょうからね。
実際のところの山口俊投手の抑えの成績はどうなのでしょうか?
山口俊投手の横浜DeNAベイスターズ時代の抑えの成績を振り返ってみましょう。
山口俊の抑えの成績は?過去の成績を見てみる
巨人の山口俊投手が、抑え投手に抜擢されるようですね。
2018年9月4日の石川県立野球場での横浜DeNAベイスターズ戦から、抑えとして準備します。
そんな山口俊投手の抑え投手としての成績が気になるところでしょうから、横浜DeNAベイスターズ時代の山口俊投手の成績を振り返ってみましょう。
ついでと言っては何なのですが、年俸推移も紹介します。
年齢はシーズン終了後の年齢で、2018年の成績は9月3日の試合終了時点までの成績です。
年・年齢 | 所属 | 登板 (先発) |
勝・敗 | S・H | 防御率 | 年俸 |
2006・19 | 横浜 | 5 (5) |
1・2 | 0・0 | 6.43 | 870万 |
2007・20 | 6 (4) |
0・3 | 0・0 | 6.30 | 950万 | |
2008・21 | 16 (0) |
1・1 | 0・2 | 0.76 | 880万 | |
2009・22 | 51 (0) |
5・4 | 18・7 | 3.27 | 1000万 | |
2010・23 | 54 (0) |
2・8 | 30・2 | 2.62 | 3000万 | |
2011・24 | 59 (0) |
2・6 | 34・1 | 2.49 | 5400万 | |
2012・25 | 60 (0) |
1・2 | 22・3 | 1.74 | 1億 | |
2013・26 | 44 (0) |
5・2 | 7・6 | 5.40 | 1億 | |
2014・27 | 33 (17) |
8・5 | 0・3 | 2.90 | 8000万 | |
2015・28 | 20 (20) |
3・6 | 0・0 | 4.49 | 8800万 | |
2016・29 | 19 (19) |
11・5 | 0・0 | 2.86 | 8000万 | |
2017・30 | 巨人 | 4 (4) |
1・1 | 0・0 | 6.43 | 2億3000万 |
2018・31 | 21 (21) |
8・8 | 0・0 | 3.87 | 2億3000万 |
【通算成績(2017年シーズン終了時点)】
登板:371 先発:69
40勝 45敗 111セーブ 24ホールド
防御率:3.38
通算111セーブを記録している山口俊投手。
防御率がそこまで良くないのが不安要素ではありますね…。
ちなみに、2017年シーズン終了時点で、山口俊投手は実は、最年少100セーブ日本記録保持者(25歳53日)です。
2018年に山崎康晃投手が達成したのは、日本人最速100セーブは、プロ4年目での達成が最速ということで、最年少は山口俊投手です。
恐らくですが、近いうちに楽天イーグルスの松井裕樹投手が、最年少記録を大幅に更新しそうですけどね…。
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まとめ
2018年9月4日の石川県立野球場での横浜DeNAベイスターズ戦から、巨人の山口俊投手が抑え投手に指名されました。
それを受けて、山口俊投手の過去のクローザーの成績を振り返ってみました。
「ノミの心臓」であること、「スタミナ」が持ち味ということから、先発投手に転向した山口俊投手だったはず。
ただ、経験と実績を積んだ新しい山口俊投手が、抑えでビシッと試合を締めてくれることを期待したいですね!