阪神タイガースの竹安大知投手が、オリックスからFAで獲得した西勇輝投手の人的補償として移籍することが発表されました。
2018年12月20日のことです。
阪神ファンならご存知であろう若手投手の竹安大知投手ですが、他球団ファンは知らないと思います。
巨人から広島カープへ大竹寛投手の人的補償として移籍した一岡竜司投手の再来を予感させますね。
ここでは、阪神が2018年オフにFAで獲得した西勇輝投手の人的補償でオリックスに移籍することになった竹安大知投手のプロフィールや成績、年俸などを紹介します。
竹安大知の年齢や出身地などのプロフィール
阪神がFAで獲得した西勇輝投手の人的補償として、オリックスに移籍することになった竹安大知投手。
そんな竹安大知投手の年齢や出身地、ドラフトなどの簡単なプロフィールを紹介します。
よみ:たけやす だいち
出身地:埼玉県蓮田市
生年月日:1994年9月27日
2019開幕時年齢:24歳
守備位置:投手
利き手:右投げ右打ち
身長:183センチ
体重:84キロ
拝啓
竹安大知選手3年間 阪神タイガースでプレーをしていただきまして
ありがとうございました。昨年の10月5日に《プロ初勝利》を挙げたことは思い出に残っています。
オリックスに移籍することとなりますが
ファン一同 竹安選手を応援し続けます。これからの活躍をお祈りします。#竹安大知 pic.twitter.com/TtlMNVWBzG
— 🐯DAIKI🐯 (@Daiki20050126) 2018年12月20日
ドラフト:2015年ドラフト3位
出身校などを含めた経歴
・二松學舍大学附属高校
・静岡県立伊東商業高校
・熊本ゴールデンラークス
・阪神(2016~2018)
・オリックス(2019~ )
竹安大知投手は高校1年生の夏に転校をしていますので、経歴に2つの高校があります。(甲子園経験なし)
社会人野球の熊本ゴールデンラークス時代の2014年夏の都市対抗野球に、Honda熊本の強化選手として出場をしています。
また、2014年12月に右ひじのトミージョン手術を受けた経験があります。
また、竹安大知投手のオリックスでの背番号は「21」に決まりました!
竹安大知の通算成績と年俸推移は?
FA西勇輝投手の人的補償として阪神からオリックスに移籍することになった竹安大知投手の、阪神時代の通算成績と年俸推移をチェックしましょう。
年齢は、シーズン開幕時の年齢です。
年 (年齢) |
所属 | 登板 | 勝/敗 | S/H | 防御率 | 年俸 |
2016 (21) |
阪神 | なし | ー | ー | ー | 840万 |
2017 (22) |
1 | 1/0 | 0/0 | 0.00 | 840万 | |
2018 (23) |
2 | 0/0 | 0/0 | 2.25 | 840万 | |
2019 (24) |
オリックス | ? | ? | ? | ? | 900万 |
竹安大知投手は、2017年10月5日の中日ドラゴンズ戦、1-1の同点の7回表にプロ初登板を果たして、1回を無安打無失点に抑えたその裏に阪神が勝ち越して試合終了のため、プロ初登板・初勝利を飾っています。
竹安大知をオリックスが人的補償で選んだ理由
オリックスは2018年オフに多くの選手がチームを去りましたね。
〇金子千尋:自由契約(交渉折り合わず)で日本ハム入団
〇西勇輝:FAで阪神入団
〇中島宏之:自由契約(交渉折り合わず)で巨人入団
〇小谷野栄一:現役引退
この4選手(右投手2人、内野手2人)が去ったことが大きいですね。
オリックスは2018年のドラフトで投手4人、内野手4人を獲得しましたが、1位(太田椋選手)と2位(頓宮裕真選手)が内野手ということで、人的補償では「即戦力の投手」を狙うのではと予想していました。
ドラフト3位の荒西祐大投手が26歳の即戦力右腕ということで、将来有望の竹安大知投手を選んだのかもしれませんね。
また、竹安大知投手と荒西祐大投手は、2014年の夏の都市対抗野球にHonda熊本でチームメイトになっているんですよね。
そんな共通点もあったりすることが理由には獲得の理由にならないと思いますが、「若い先発右腕」の補強に踏み切ったということでしょうね。
私個人的には、竹安大知投手は、一岡竜司投手のように人的補償での移籍を機に、無名の投手からチームに不可欠な投手に変貌する可能性を十分に秘めていると思います。
→ FA移籍の人的補償選手の歴代一覧|活躍した選手の成績は?
→ 阪神2019年俸一覧とランキング|増減と1億円プレイヤーは?
まとめ
FAで獲得した西勇輝投手の人的補償として、阪神タイガースからオリックスバファローズに移籍することになった竹安大知投手にスポットを当てて紹介しました。
竹安大知投手が2018シーズン終盤に先発登板した時、いいピッチャーだなと感じたので、阪神はプロテクトするかなと思っていましたが、うーん、難しいところですね。
西勇輝投手の阪神での活躍も、竹安大知投手のオリックスでの活躍も期待したいですね!
両球団、両投手にとっていい移籍になることを祈っています!