広島カープに衝撃が走りましたね…。
昨シーズンMVPで4連連続フルイニング出場を続ける丸佳浩選手が怪我のため、一軍登録を抹消されました。
「3番センター丸」
これが当たり前だったここ数年、丸佳浩選手が怪我で離脱することがあるなんて想像もしなかったことですから、非常に広島カープとしても痛いですね。
丸佳浩選手が怪我で離脱することになってしまいましたが、他の選手でカバーしていくしかありません。
丸佳浩選手が故障した太ももの怪我からの復帰はいつになるのか、そして、丸佳浩選手の代役は誰になるのか、また、今回怪我をした太ももの怪我は、復帰が遅れる可能性が高かったり、再発する可能性が高い箇所であることもあわせて紹介します。
もくじ
丸佳浩の怪我からの復帰はいつ?
2018年も変わらずフルイニング出場を継続していた広島カープの丸佳浩選手でしたが、4月28日のマツダスタジアムでの阪神戦での5回表の守備の時、ダイビングキャッチをした際に怪我をしてしまったようですね。
この時に交代をして、フルイニング連続試合出場記録が「700」試合でストップし、翌29日に一軍登録を抹消され、連続試合出場記録もストップしてしまいました。
今回の丸佳浩選手の怪我の箇所の内容は、「右太もも裏筋挫傷」ということで、復帰がいつになるかというのは「全治1か月」とのことでした。早くても6月上旬で交流戦がスタートしている時期ですね。
田中広輔選手、菊池涼介選手、丸佳浩選手の同学年トリオ「タナ・キク・マル」のセンターラインであり上位打線が、1か月も崩壊することは非常に痛いですね。
丸選手の代わりが務まる選手なんて12球団を探してもなかなか見つからないですが、広島カープの誰かが代役を務めないといけません。
誰が務めることになるか、打順はどうなるかを予想してみます。
追記5月22日 丸佳浩25日に二軍実戦復帰
打順の予想をする前に…丸佳浩選手の実践復帰が決まりました!
5月25日からの二軍でのオリックス3連戦で、実戦復帰します。
緒方孝市監督は「今すぐにでも代打で使いたい」とコメントするほど、丸佳浩選手の一軍復帰を心待ちにしていますが、まずは二軍で実戦復帰してからですね。
5月29日から始まる交流戦の開幕に間に合いそうで、これは広島カープファンにとって朗報以外の何物でもないですね!
何よりもすごいことは、丸佳浩選手が抜けた1か月、野間岐祥選手やサビエル・バティスタ選手らの活躍で、その不在の穴を感じさせなかったことですね…。
広島カープ、2018年もやはり強いです!
丸佳浩の代役は?高橋大樹や下水流昂やバティスタ?
丸佳浩選手の代役と言っても、広島カープの「3番センター」を張れる選手は見当たりません。
「3番」と「センター」をそれぞれ代役が務めるという形になるでしょう。
29日の試合での起用を見てみますと、3番にサビエル・バティスタ選手が座り、センターには6年目の高橋大樹選手が起用されました。
バティスタ選手は2安打と起用に応え、バティスタ選手の代走で起用された野間峻祥選手がセンターに入り、高橋大樹選手がレフトに回りましたね。
他にも、鈴木誠也選手が怪我で離脱した時に起用された下水流昂選手、ファームで3割近い打率を残している天谷宗一郎選手らも候補ではないかなと思います。
野間峻祥選手は代走でベンチにとっておきたいですから、スタメン起用される可能性は低いかなと思います。
いずれにせよ、丸佳浩選手の代役は一人では務まりません。
日本一連覇を狙うソフトバンクホークスも多くの怪我人に泣かされていますから、広島カープにも怪我・故障者続出という見えない敵が襲い掛かってきていますね。
乗り越えてもらいたいです!
太もも裏(ハムストリング)の怪我は再発しやすい
太もも裏(ハムストリング)の怪我って、再発することが多いんですよね。
ハムストリングは、野球選手よりもサッカー選手の方が良く怪我をする箇所なのですが、一度怪我をすると、軽度の肉離れなどを再発することが多いんです。
運動の中で「静」から「動」へギアを入れ替える瞬間に、肉離れなどを起こしやすい箇所なので、ダッシュをする回数が多いサッカーの方がいためやすいのかもしれません。
野球でも、守備の際、バッティング後の走塁などでも一気にギアを上げて走る場面がありますから、丸佳浩選手も万全の状態に戻るまで、じっくりと治してほしいですね。
丸佳浩の過去の成績|ここ数年の貢献度がすごい
丸佳浩選手が当たり前のように「3番センター」でフルイニング出場を続けていた数年、怪我での離脱は想像もしていませんでした。
ご存知かとは思いますが、フルイニング出場を続けていたここ数年の丸佳浩選手の広島カープへの貢献度がスゴイんです。
丸佳浩選手がフルイニング出場が始まった2013年からの成績などを振り返ってみましょう!
(年齢はその年のシーズン終了後の年齢です)
年・年齢 | 出場 | 安打 | 打率 | 本塁打 | 打点 | タイトル等 |
2013・24歳 | 140 | 138 | .273 | 14 | 58 | 盗塁王(29個) GG賞 |
2014・25歳 | 144 | 166 | .310 | 19 | 67 | GG賞 ベストナイン |
2015・26歳 | 143 | 132 | .249 | 19 | 63 | GG賞 |
2016・27歳 | 143 | 162 | .291 | 20 | 90 | GG賞 ベストナイン |
2017・28歳 | 143 | 171 | .308 | 23 | 92 | 最多安打 セリーグMVP GG賞 ベストナイン |
2018・29歳 | ? | ? | ? | ? | ? | ? |
【丸佳浩選手の獲得タイトル・主な表彰】
・盗塁王(2013)
・最多安打(2017)
・セリーグ最優秀選手(2017)
・ベストナイン(2014、2016、2017)
・ゴールデングラブ賞(2013~2017)
丸佳浩選手が初タイトルを獲得したのは、シーズン途中からフルイニング出場が始まった2013年(盗塁王)でした。
2013年からゴールデングラブ賞を5年連続で受賞していることもあり、守備での貢献度が非常に高いですね。
また、2016年から打点が飛躍的に伸びたことで、チャンスメーカーから、まさにクリーンアップとしてポイントゲッターとしての活躍が増えましたね。
広島カープにとって、攻守両面において圧倒的に貢献度が高い丸佳浩選手が怪我で離脱する約1か月は、3連覇に向けての大きな試練と言っていいでしょう。
→ 広島カープ2018年の応援歌とチャンテの歌詞を動画付き一覧
→ 丸佳浩がFA移籍する可能性は?巨人阪神ロッテの争奪戦か?
まとめ
広島カープにとって痛すぎる丸佳浩選手の怪我での離脱。
怪我の箇所や状態、復帰はいつになるのか、代役は誰なのか、どれだけ代えのきかない選手なのかを過去の成績で振り返ってみました。
数字には表れないプレーや背中で広島カープを牽引していた丸佳浩選手。
復帰するまでの約1か月の期間、広島カープの戦いぶりに注目したいですね。