青木宣親選手が頭部死球を受けた影響から、2018年7月5日に一軍出場登録抹消となりました。
2018年2月6日に、古巣であるヤクルトスワローズに復帰した青木宣親選手ですが、メジャーリーグでも経験したことがある頭部死球を、6月30日に受け、その後の体調が優れず、7月5日の登録抹消となってしまいました…。
6月30日の神宮球場での阪神タイガース戦の第1打席、岩貞祐太投手が投じた141㎞/hのストレートが頭部を直撃し、立ち上がることができずに担架で退場しました。
病院での診断結果は「右側頭部打撲」とのことでした。
翌日の7月1日の試合はベンチ入りはしていましたが出場せず、7月3日の試合は雨で中止になり、7月4日の試合には出場するのではないかなと思っていたのですが、試合前の打撃練習やノックを受けた後に「フラフラする」「気持ちが悪くなった」とのことで、この試合も欠場…。
青木宣親選手が2試合連続でスタメンを外れて欠場したことが、大きく話題に上がっていましたね。そして、7月5日の公示で、一軍登録抹消となってしまいました。
交流戦で最高勝率チームになり、2位以下が混戦模様のセ・リーグにおいて、青木宣親選手の離脱は大きな痛手なのですが、何より心配なのは、メジャー時代に頭部死球の後遺症に悩まされた経験がある青木宣親選手だけに、選手生命にかかわることになり兼ねません。
青木宣親選手の頭部死球からの復帰はいつ頃になるのか、また、メジャーリーグに所属していた時に経験した、頭部死球が原因の脳震盪(のうしんとう)の後遺症がどういったものだったか、さらには今シーズン、オールスターにファン投票で選出されるほどの青木宣親選手の成績を紹介します。
【追記10月9日】
左太もも裏の怪我で10月3日に出場登録を抹消された青木宣親選手。
クライマックスシリーズのファーストステージでの復帰を目指していることも紹介します。
もくじ
青木宣親の頭部死球からの復帰はいつ頃になる?
ヤクルトの青木宣親選手が2018年6月30日の試合で受けた頭部死球、それが原因で7月5日に登録抹消となりました。
青木宣親選手が一軍に復帰してくれるのはいつ頃になるでしょうか?
ファンとしては、首位の広島カープにこれ以上離されないためにも、青木宣親選手の存在が絶対不可欠であることはもちろんなのですが、何より、無事に復帰してくれて、今まで通りに野球を続けてくれることが何よりの望みです。
頭部死球を受けた場合でも、当たり所が悪くなければ、そのまま出場を続ける場合もありますが、たいていの選手は、その試合は途中交代して病院での診断を受けて、翌日以降に復帰するということが、多くの事例の流れではあります。
ただ、青木宣親選手の場合は、頭部死球を受けた翌日の試合は大事を取って欠場し、7月4日は試合前の練習には参加したものの、ノックを受けた後に「フラフラする」症状が出て、予定されていたスタメンを回避しての登録抹消なのです。
メジャーリーグ時代に受けた頭部死球で、リハビリを要するほどの後遺症が出てしまい、長期離脱を余儀なくされたことがありますから、最短の10日で復帰してくれると安心するのですが、復帰がいつになるかは少し予想しにくい状況ではあります。
青木宣親選手の復帰に関する情報が出ましたら、追記していきますね。
青木宣親がメジャーでの頭部死球で襲われた脳震盪の後遺症とは?
青木宣親選手が2018年6月30日の阪神タイガース戦で頭部死球を受けて退場した試合後、ヤクルトスワローズの小川淳司監督が「メジャーでひどい脳震盪をしているので非常に心配」とコメントしていました。
その「ひどい脳震盪」とはどういったものだったのかを見ていきましょう。
青木宣親選手がサンフランシスコ・ジャイアンツに所属していた2015年8月9日、頭部死球を受けて退場しましたが、この時は、故障者リスト入りはせず12日に復帰を果たしましたが、試合途中に「めまい」の症状が出て途中交代し、故障者リスト入りしました。
20日にメジャーに復帰して出場を続けたものの、明らかに調子が下り坂で、9月5日の試合前の練習に参加しようとしたところ、「めまい」のような脳震盪の症状が出たのでこの日の試合は欠場し、病院で診察を受けたところ、数週間の休養とリハビリを要すると診断され、そのままシーズンを終えました。
頭部死球を受けたことが原因で起こる後遺症とは、脳震盪やめまいの症状がその後に突発的に出てくるという点ですね。
今回の2018年6月30日に受けた頭部死球の診断結果は「右側頭部打撲」とのことですが、外傷は打撲なのかもしれませんが、脳にどこまでの影響が行っているかは、今後の青木宣親選手の様子を見ないと分からないということなんですね。
メジャー時代のように、脳震盪のような後遺症が出てしまった場合、もしくはリハビリを要することになった場合、長期離脱は避けられない状況になるでしょう。
青木宣親の登録抹消までの2018年の成績は?
メジャーから復帰した青木宣親選手のヤクルトスワローズ加入は大きな話題となりましたよね。その期待に違わぬ活躍を2018年シーズンは見せてくれていました。
青木宣親選手の頭部死球で登録抹消されるまでの2018年の成績を振り返ってみましょう。スタメンで出場した試合では上位打線かクリーンアップを任されていましたね。
1番:8試合
2番:26試合
3番:15試合
4番:17試合
5番: 1試合
チャンスメーカーの役割、ポイントゲッターの役割を見事に全うしてくれていましたよね。
出場 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 得点圏 |
68 | .306 (セ7位) |
4 | 40 (セ10位タイ) |
.379 (セ3位) |
さすがとしか言いようのない成績ですよね。
オールスター2018に、セ・リーグ外野手部門でファン投票2位(1位:筒香嘉智選手、3位:鈴木誠也選手)で、堂々の出場を決めていましたが、欠場することになるでしょう。
だからこそ…、青木宣親選手の万全なコンディションでの早い復帰を心から願わざるを得ません!
青木宣親が一軍復帰【追記7月11日】
頭部死球を受け、特別措置を受けての登録抹消中だった青木宣親選手が、7月11日のオールスター前の最終戦で一軍に復帰し、「2番・センター」でスタメン出場しました。
5打数2安打と相変わらずの打撃好調ぶりを見せてくれましたが、8回の好機で併殺打に倒れて、ヤクルトは今季最長の8連敗で前半戦を終えることになりました…。
一軍復帰即スタメンフル出場で2安打を放ったことで、青木宣親選手のオールスター出場が叶いそうで安心しました。
青木怪我からのCS復帰を目指す【追記10月9日】
2018年、セ・リーグ2位が確定し、10月13日から神宮球場でクライマックスシリーズのファーストステージの出場が決まっているヤクルトスワローズ。
左太もも裏の怪我で10月3日に一軍登録抹消された青木宣親選手は、4日の時点では足を引きずっている状況でしたが、8日の松岡健一投手と、山本哲哉投手の引退セレモニーに参加した際に、「体重に負荷をかけたトレーニングをしている」とのことです。
もちろん、目指すはCSの1stステージでの復帰!
青木宣親選手の復帰を期待しましょう!
→ CSファーストステージの過去の勝利チームの順位の傾向は?
→ 青木宣親の日本成績と通算打率が凄い?100%で生涯打率1位?
→ 坂口智隆の首位打者ある?年俸と成績やイケメン画像や結婚は?
→ ヤクルトスワローズの2018年の応援歌とチャンテの歌詞と動画
まとめ
青木宣親選手が2018年6月30日に受けた頭部死球、その後、2試合連続欠場してからの登録抹消…。
過去に頭部死球の後遺症で長期離脱した経験を踏まえて、青木宣親選手の復帰はいつになるかなどを紹介しました。
オールスターにファン投票で出場を決めるほどの成績を残してくれていましたが、オールスターに出場するよりも、万全のコンディションで一軍に復帰してくれる方がファンにとっては朗報です。
青木宣親選手の万全のコンディションでの復帰を心待ちにしています!