プロ野球セ・パ交流戦、もうすっかりお馴染みになりましたね。
メジャーリーグの交流戦に倣って日本プロ野球でも交流戦が始まったのは2005年でした。
セ・リーグのチームをパ・リーグが圧倒することが多い傾向がありますね。
さて、交流戦に限らず試合を左右するのは、先発投手を含めた中継ぎ、抑えの投手の調子が良いか悪いか、ですね。
交流戦が始まった2005年以降、一番勝利数が多い投手は誰でしょうか?
また、セーブ数やホールド数が多い投手は誰でしょうか?
歴史がまだ浅い分、一度でも目にしたこと耳にしたことがある投手ばかりだと思います。
交流戦での通算成績においてのランキングを紹介しますので、楽しんでいってくださいね!
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2019年の交流戦が始まる前の段階での通算成績です
交流戦の通算勝利数ランキング
先ほども紹介しました通り、交流戦はパ・リーグが優勢の傾向がありますので、パ・リーグに在籍している投手が多いかもしれません。
ちょっと予想しながら、ランキングをご覧くださいね!
まずは、交流戦の通算勝利数のランキングです。
引退した投手や、NPBに所属していない現役投手は、所属欄を「ー」で表記します。
順位 | 投手名 | 現所属 | 勝利数 |
1位 | 杉内俊哉 | ー | 26勝 |
2位 | 涌井秀章 | ロッテ | 24勝 |
2位 | 和田毅 | ソフトバンク | 24勝 |
4位 | 石川雅規 | ヤクルト | 23勝 |
4位 | 久保康友 | ー | 23勝 |
6位 | 内海哲也 | 西武 | 22勝 |
7位 | 田中将大 | ー | 21勝 |
7位 | 成瀬善久 | オリックス | 21勝 |
9位 | 岸孝之 | 楽天 | 20勝 |
10位 | 館山昌平 | ヤクルト | 19勝 |
交流戦通算勝利数トップ10の中に、松坂世代が4投手(杉内、和田、久保、館山)がランクインしていますね。
2018年シーズン限りで引退した杉内俊哉さんはソフトバンクと巨人で、26勝も積み重ねたんですね。
交流戦の通算セーブ数ランキング
交流戦の通算勝利数では、パ・リーグの球団に在籍している投手が、多くランクインしていましたね。
では、交流戦の通算セーブ数になると、ランキングはどうなるでしょうか?
以下が、交流戦の通算セーブ数のランキングです。
引退した投手や、NPBに所属していない現役投手は、所属欄を「ー」で表記します。
順位 | 投手名 | 現所属 | セーブ数 |
1位 | 岩瀬仁紀 | ー | 76 |
2位 | マーク・クルーン | ー | 40 |
3位 | 馬服孝浩 | ー | 38 |
4位 | 藤川球児 | 阪神 | 36 |
5位 | デニス・サファテ | ソフトバンク | 30 |
6位 | 増井浩俊 | オリックス | 29 |
7位 | 永川勝浩 | 広島 | 28 |
8位 | 小林雅英 | ー | 26 |
9位 | 平野佳寿 | ー | 25 |
10位 | 林昌勇 | ー | 22 |
1位が圧倒的すぎて、言葉を失いますね…。
2018年シーズンで引退した鉄人、岩瀬仁紀さんの76セーブが交流戦の通算セーブ数、断トツの1位です。
日本プロ野球通算セーブ数も断トツの「407セーブ」という日本記録を持っています。
交流戦のセーブ記録を含めて、岩瀬仁紀さん記録を抜く投手は、果たして現れるのでしょうか?
交流戦の通算ホールド数ランキング
交流戦の通算ホールド数のトップ10をチェックしてみましょう。
パ・リーグが優勢なのでしょうか?
それとも、セーブ数のようにセ・リーグの投手が1位でしょうか?
以下が、交流戦の通算ホールド数のランキングです。
引退した投手や、NPBに所属していない現役投手は、所属欄を「ー」で表記します。
順位 | 投手名 | 現所属 | ホールド数 |
1位 | 宮西尚生 | 日本ハム | 50 |
2位 | 山口鉄也 | 巨人 | 38 |
3位 | 平野佳寿 | ー | 35 |
4位 | 藤川球児 | 阪神 | 34 |
5位 | ジェフ・ ウイリアムス |
ー | 29 |
6位 | 浅尾拓也 | ー | 28 |
6位 | 薮田安彦 | ー | 28 |
8位 | 五十嵐亮太 | ヤクルト | 27 |
9位 | 益田直也 | ロッテ | 26 |
9位 | 星野智樹 | ー | 26 |
通算ホールド数の日本記録保持者である宮西尚生投手が、交流戦でも断トツの1位ですね!
岩瀬仁紀さんの金字塔である「15年連続50試合登板」に迫る「11年連続50試合登板(2018年終了時点)」を継続中の鉄腕宮西尚生投手が、今後どこまで記録を伸ばすのかも楽しみですね!
交流戦の通算奪三振数ランキング
交流戦の通算奪三振数のトップ10をチェックです。
交流戦に強くて、奪三振が多い投手と言えば、あのゆったりしたフォームの左腕が頭に浮かびますが、果たしてどうでしょうか?
以下が、交流戦の通算奪三振数のランキングです。
引退した投手や、NPBに所属していない現役投手は、所属欄を「ー」で表記します。
順位 | 投手名 | 現所属 | 奪三振数 |
1位 | 杉内俊哉 | ー | 415 |
2位 | 岸孝之 | 楽天 | 324 |
3位 | 内海哲也 | 西武 | 314 |
4位 | 涌井秀章 | ロッテ | 303 |
5位 | 金子弌大 | 日本ハム | 263 |
6位 | 能見篤史 | 阪神 | 255 |
7位 | 和田毅 | ソフトバンク | 247 |
8位 | 三浦大輔 | ー | 231 |
9位 | 久保康友 | ー | 228 |
10位 | 田中将大 | ー | 226 |
やはり、トップは断トツで杉内俊哉さんでしたね。
岸孝之投手がまだまだ現役バリバリですから、もしかしたら超える可能性もあるかもしれませんね!
まとめ
2005年から始まったプロ野球セ・パ交流戦。
交流戦の投手の通算記録を紹介しました。
ランクインしている名前を見れば、錚々たるメンバーばかりですが、やはりパ・リーグの投手が多いですね。
この偉大な記録を超える若い投手の奮闘に期待したいです。