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プロ野球リクエスト制度とは?回数は?2018年の新ルール解説

投稿日:2018年4月2日 更新日:

野球 リクエスト 回数 2018

日本プロ野球2018年が開幕しましたね!

セ・リーグもパ・リーグも、3月30日に開幕戦が行われ、各地で熱戦が繰り広げられ、熱い2018年のプロ野球シーズンがやってきました!

さて、2018年のプロ野球で新ルールが2つ採用されたことが話題になりましたね。

・申告敬遠
・リクエスト

この2つですね。

申告敬遠については、コチラのページで紹介しています。
(準備中)申告敬遠とは?申告敬遠導入で消えるドラマと生まれる珍記録

このページで紹介する「リクエスト」ってどのような新ルールなのでしょうね。

どんな状況でも使えるのか?
回数制限はあるのか?

「リクエスト」が採用されることに対するメリットとデメリットを私なりに考えましたので、「ふ~ん、そうなんだ~」という程度の軽い気持ちで読んでいただければ幸いです。

私の意見が正しい!というわけではないですからね(苦笑)。

気楽~な気持ちで読んで下さいね!

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プロ野球新ルールのリクエストとは?どんなルールなの?

日本プロ野球の2018年に新しく採用されたルール「リクエスト」について、じっくりと見ていきましょう。

「リクエスト(request)」って割と日本人にとって馴染みのある英単語ではあるのですが、プロ野球で採用されるリクエストって?

当然のことではありますが、

「今日はホームランを打たせてください」
「今日は勝たせてください」

とお願いするリクエストではありません。

「要求する」という意味がある「リクエスト(request)」ですが、プロ野球の新ルールの「リクエスト」は、

・本塁打かファールかどうかの判定
・塁上でのアウトかセーフの判定

この2つに関してのビデオ検証を審判団に要求することができるというルールなんですね。

例えば、ライトのポール際の打球に対して、審判がホームランの判定をした場合、守備側が「ファールじゃないのか?」と感じたら、監督が手で四角(リプレイ映像を見る画面)のジェスチャーを球審に見せることで「リクエスト」の意思を伝えます。

球審がリクエストの意思を告げられた場合、その場面のリプレイ映像を控室で確認します。試合時間が遅れるといけないので必ず5分以内に正式な判定を下します。

「誤審」が試合の流れを左右することが多いということで、「リクエスト」というルールが採用されたということですね。

ただ、試合によっては、先ほど紹介したようなホームランかファールかの判定が微妙なシーン、ショートの深い位置からの送球で1塁の判定が微妙なシーン、盗塁の場面で判定が微妙なシーン、ホームベース上でのクロスプレーの判定が微妙なシーンが何度もある場合もありますよね。

その度に「リクエスト」を申請していたら、5分以内で判定されるとは言え、試合が途切れ途切れになってしまい、正しい判定がされることよりも、試合のリズムが崩れてしまう恐れがあります。

リクエストを何度使ってもいいのか?というと、そうではありませんので、プロ野球でのリクエストの回数に関して、次に見ていきましょう。

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プロ野球のリクエストは回数制限がある?

日本プロ野球の2018年に新しく採用されたルール「リクエスト」について、おおよその概要を紹介しました。

ただ、リクエストについては「回数制限」がありますので、その点について見ていきましょう。

基本的には、リクエストは「1試合に2回」という回数制限があります。

正確に言うと「9イニングで2回」そして、「延長戦で1回」という回数制限があります。

当然ですよね。何でもかんでもリクエストというわけにはいきませんからね…。

ただ「9イニングで2回」なのですが、リクエストが成功したら回数は減らず、リクエストが失敗した場合は、回数が減ります。

どういうことなのでしょうか?

先ほど、例で挙げたシーンで説明しますね。

ポール際の大飛球に、審判がホームランの判定をしたのですが、守備側が「ファールじゃないの?」と、監督が球審に「リクエスト」の意思を伝えたとします。

これで、判定が覆って「ファール」になった場合、リクエスト側の判断が正しかったということで、リクエストの回数は減りません。

ただ、最初の判定通り「ホームラン」だった場合は、審判の判定が正しかったということで、リクエストの回数は減ります。

要は、リクエストを出した側の判定に覆った場合は、回数は減らない。判定が覆らなかった場合は、回数が減る、ということですね。

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リクエストできる状況は増える?

プロ野球の2018年に新ルールとして採用される「リクエスト」なのですが、使用できる状況は、

・本塁打かファールかどうかの判定
・塁上でのアウトかセーフの判定

この2つです。

2018年に「リクエスト」の新ルールが上手くプロ野球に反映された場合、リクエストができる幅が広がる可能性もありますね。

アウトとセーフの判定は塁上のみで採用されますが、外野のダイビングキャッチなどで、ワンバウンドしてヒットなのか、ノーバウンドでアウトなのかといった状況などでも、採用されるかもしれません。

まさか、ストライク・ボールの判定までリクエストできるようになることは無いとは思いますけどね。

ただ、このまま行くと、飛躍しすぎかもしれませんが、人間の審判不在で、コンピュータが審判をする時代が来るのも遠くない未来かもしれませんね…。

警告試合とは?プロ野球の警告試合ってどうなるの?意味は?

申告敬遠とは?申告敬遠導入で消えるドラマと生まれる珍記録

ゴールデングラブ賞とベストナインの違いは?選出方法と傾向

まとめ

日本プロ野球で2018年から採用される新ルール「リクエスト」について、私なりに色々と考えを巡らせてみました。

リクエストしかり、申告敬遠しかり、採用されたてのルールは、選手にもファンにも、采配を振る監督にも戸惑いはあるでしょうが、徐々に浸透していくでしょうね。

2016年シーズンから採用された「コリジョンルール」も、何となくですが、そういうルールなんだと浸透しましたからね。

2018年のプロ野球は、新ルールが採用されるシーズンということで、その点にも注目して楽しみましょう。

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