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2018 プロ野球

2018年前半戦終了|セ・リーグ打者と投手成績のタイトル争いは?

投稿日:2018年7月17日 更新日:

セ・リーグ タイトル争い 2018

2018年のペナントレースも前半戦が終了し、このページを書いているのは、マイナビオールスター2018の第1戦目で、松坂大輔投手と菊池雄星投手が投げあう日、7月13日です。

セ・リーグの順位はこのような感じです。

順位 球団 試合
広島 76 43 32 1
巨人 82 40 41 1 6.0
阪神 74 35 38 1 1.0
DeNA 78 36 40 2 0.5
中日 81 37 43 1 1.0
ヤクルト 77 34 42 1 1.0

大方の予想通り、球団史上初のセ・リーグ3連覇を狙う広島カープが貯金11で首位、他の5球団は全て借金を抱えての混戦模様となっています。

チームの順位も気になるのですが、打撃部門と投手部門のタイトル争いも気になるところですね。

このページでは、2018年のペナントレースの前半戦が終了した時点での、セ・リーグの打者成績と投手成績を振り返ってみて、2018年のタイトル争いの展望をしていこうと思いますので、楽しんでいってくださいね!

あくまでド素人野球バカの予想ですので、鼻で笑いながら読んでいただけると幸いです。

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セ・リーグ打者部門の2018年前半の成績とタイトル争いは?

広島カープが貯金11を持って、2位の巨人に6ゲーム差をつけての首位ですから、圧倒的な力を見せつけている感はありますが、意外にも打者部門の個人成績を見てみると、割とどの球団も、まんべんなくランキングに入っています。

タイトル争いの展望もかねて、成績をチェックしていきましょう。

首位打者争いは坂本勇人が打率トップ

2018年前半戦終了時点でのセ・リーグの打率ランキングをチェックしましょう。

順位 選手名 球団 打率 安打数
坂本勇人 巨人 .3322 107
平田良介 中日 .3320 86
丸佳浩 広島 .330 62
坂口智隆 ヤクルト .323 80
宮﨑敏郎 横浜DeNA .319 95
松山竜平 広島 .310 71
青木宣親 ヤクルト 打率 .308
Z・アルモンテ 中日 .3044 95
D・ビシエド 中日 .3038 86
10 筒香嘉智 横浜DeNA .303 80

全体的に、中堅からベテラン選手が首位打者争いを展開していますね。

セ・リーグ首位打者争いの大本命である巨人の坂本勇人選手が、打率と安打数でトップに立っています。

昨年の首位打者の宮崎敏郎選手、昨年の最多安打の丸佳浩選手、ヤクルトに復帰した青木宣親選手がランクインしているのはさすがの一言。

この4選手を中心にセ・リーグの首位打者争いは展開されていくでしょう。

ちなみに、出塁率は、丸佳浩選手が.498で、2位以下を大きく引き離して断トツトップです。

ホームラン王争いは主役が勢ぞろい

2018年前半戦終了時点でのセ・リーグの本塁打ランキングをチェックしましょう。塁打数(安打:1、二塁打:2、三塁打:3、本塁打:4の合計)÷打数で計算できる長打率もあわせて紹介します。

ホームラン王争いも熾烈(しれつ)です!

順位 選手名 球団 ホームラン数 長打率
筒香嘉智 横浜DeNA 19 .587
W・バレンティン ヤクルト 19 .502
山田哲人 ヤクルト 18 .558
丸佳浩 広島 17 .660
J・ロペス 横浜DeNA 16 .632
宮﨑敏郎 横浜DeNA 16 .544
岡本和真 巨人 16 .495
X・バティスタ 広島 13 .590
坂本勇人 巨人 13 .522
D・ビシエド 中日 13 .519

ホームラン王争いは、主役が上位に名を連ねていますね。

筒香嘉智選手、W・バレンティン選手、山田哲人選手ですよね!この3選手を中心に今後もホームラン王のタイトル争いは展開されるでしょうけど、ただ、私的に本命として推したいのは、広島カープの丸佳浩選手ですね。

ハムストリングの怪我で登録抹消されていた影響で、他の選手に比べて出場試合が15試合から20試合ほど少ないにもかかわらず、3位にランクインしていることから、驚異のペース(6月:8本、7月:4本)でホームランを量産していますし、長打率.660は驚異の数字です(もちろんセ1位)!

また個人的には、巨人の若き主砲、岡本和真選手にも期待しています!

打点王はバレンティンがリード

2018年前半戦終了時点でのセ・リーグの打点ランキングをチェックしましょう。

打点王のタイトル獲得に向けて重要な要素である、得点圏打率もあわせて紹介します。

順位 選手名 球団 打点 得点圏打率
W・バレンティン ヤクルト 67 .290
坂本勇人 巨人 56 .411
D・ビシエド 中日 53 .282
Z・アルモンテ 中日 50 .355
筒香嘉智 横浜DeNA 50 .231
岡本和真 巨人 50 .310
C・マギー 巨人 46 .291
松山竜平 広島 44 .303
鈴木誠也 広島 44 .294
10 J・ロペス 横浜DeNA 42 .365
10 宮﨑敏郎 横浜DeNA 42 .318

ヤクルトの主砲、W・バレンティン選手が、2位の坂本勇人選手に11打点の差をつけて、打点王争いのトップに立っています。

怪我などでの離脱がない限り、打点王のタイトルは8割方バレンティン選手で決まりだと思いますが、中日のD・ビシエド選手、横浜DeNAの筒香嘉智選手あたりが、どこまで後半戦で打点を伸ばしてくるかですね。

巨人では1番打者を務めながらも、打点王争い2位に食い込んでいる坂本勇人選手は、得点圏打率.411(セ2位)という驚異の数字を残していますね。

ちなみにセ・リーグの得点圏打率1位は、巨人の亀井善行選手で、得点圏打率.439です!確かにチャンスでは必ず打っている印象ですね。

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セ・リーグ投手部門の2018年前半の成績とタイトル争いは?

セ・リーグ投手部門の2018年前半の投手部門の個人成績を見てみましょう。

打撃主要タイトル争いのトップ10に1人もランクインしていなかった阪神タイガースですが、チームは3位ですから、投手陣の踏ん張りが大きかったのでしょう。

では、タイトル争いの展望もかねて、成績をチェックしていきましょう。

最多勝争いは大瀬良大地が一歩リード

2018年前半戦終了時点でのセ・リーグの最多勝争いをチェックしましょう。

同じくタイトルの一つである「最高勝率」と、最多勝争いに欠かせない指標であるクオリティスタート(6回3失点以内)の回数も、あわせて紹介します。

順位 選手名 球団 勝/敗 勝率 登板/QS
大瀬良大地 広島 10/4 .714 15/12
菅野智之 巨人 9/5 .643 15/11
O・ガルシア 中日 9/4 .692 15/9
R・メッセンジャー 阪神 9/5 .643 15/11
山口俊 巨人 7/6 .538 15/10
東克樹 横浜DeNA 6/4 .600 13/9
D・ブキャナン ヤクルト 6/6 .500 16/11
中尾輝 ヤクルト 6/3 .667 38(中継ぎ)
岡田明丈 広島 6/3 .667 14/7

広島カープの大瀬良大地投手が、10勝でハーラーダービートップに立っていて、最高勝率もマークしています。

7月6日に菅野智之投手と投げた合った時は、菅野智之投手が8回無失点の投球で、意地を見せましたね。

最多勝争いは、この2投手と、中日の新戦力であるO・ガルシア投手、国内FA権を取得した阪神のR・メッセンジャー投手の4投手の熾烈な争いになるでしょう。

残り試合を考えると、大瀬良大地投手が一歩リードしている印象ですし、夢の大台である20勝を目指して欲しいですね!

2018年に20勝する投手が出る可能性は?最近の20勝投手は誰?

防御率争いは大本命の菅野智之がトップ

2018年前半戦終了時点でのセ・リーグの防御率をチェックしましょう。

規定投球回数に到達している投手が10人しかいませんので、防御率が3点台の投手までを紹介します。

防御率を計算するうえで必要な、投球回数と自責点もあわせて紹介します。

順位 選手名 球団 防御率 投球回 自責点
菅野智之 巨人 2.21 110 27
O・ガルシア 中日 2.45 91.2 25
大瀬良大地 広島 2.55 98.2 28
東克樹 横浜DeNA 2.79 84 26
R・メッセンジャー 阪神 3.14 97.1 34
山口俊 巨人 3.28 107 39
D・ブキャナン ヤクルト 3.33 105.1 39
秋山拓巳 阪神 3.47 85.2 33

2017年シーズンの最優秀防御率投手である菅野智之投手が貫禄のトップですね。

最優秀防御率争いは、5位のメッセンジャー投手あたりまでの争いになるでしょうけど、大崩れすることが考えにくい菅野智之投手が、3年連続4度目の最優秀防御率のタイトルを獲得するのではないかなと思います。

奪三振王争いは巨人の2本柱がリード

2018年前半戦終了時点でのセ・リーグの奪三振数をチェックしましょう。

9イニングを投げた時に奪う三振数が分かる「奪三振率」(奪三振数×9÷投球回)もあわせて紹介します。

順位 選手名 球団 奪三振数 奪三振率
菅野智之 巨人 110 9.00
山口俊 巨人 105 8.83
R・メッセンジャー 阪神 90 8.32
大瀬良大地 広島 82 7.48
東克樹 横浜DeNA 79 8.46
岡田明丈 広島 79 8.43
O・ガルシア 中日 79 7.76

巨人の先発ローテーションを守り続ける菅野智之投手と山口俊投手の2投手が、一歩抜け出ている感じですね。

追いかけるのは2013年、2014年奪三振王の阪神のメッセンジャー投手です。

恐らくこの3投手の争いになると思います。

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最多ホールド(最優秀中継ぎ投手)争いは?

2018年前半戦終了時点でのセ・リーグのホールド数をチェックしましょう。

順位 選手名 球団 ホールド 登板
J・ジャクソン 広島 20 33
近藤一樹 ヤクルト 18 37
S・パットン 横浜DeNA 17 28
桑原謙太朗 阪神 15 28
澤村拓一 巨人 15 32
S・マシソン 巨人 14 29
砂田毅樹 横浜DeNA 14 39
三上朋也 横浜DeNA 14 35

首位広島カープの中継ぎを支えるJ・ジャクソン投手がトップを走っていますが、混戦模様ですね。

2017年最優秀中継ぎ投手の阪神タイガースの桑原謙太朗投手も、4位につけていますので、益々分かりませんね!

最多セーブ投手の争いは?

2018年前半戦終了時点でのセ・リーグのセーブ数をチェックしましょう。

順位 選手名 球団 セーブ 登板 防御率
中崎翔太 広島 21 33 2.53
山崎康晃 横浜DeNA 19 32 1.13
R・ドリス 阪神 19 28 3.29
田島慎二 中日 15 28 6.00
石山泰稚 ヤクルト 13 34 1.47
A・カミネロ 巨人 11 20 5.79

勝利の方程式がしっかりと確立されている球団が、やはり優勝へ一番近いのではないかなという印象です。

昨シーズンのAクラスの3球団の守護神3投手が少し抜け出ていますね。

丸佳浩がFA移籍する可能性は?巨人阪神ロッテの争奪戦か?

ロペス怪我から復帰も再び登録抹消…右太もも裏で前と違う箇所

まとめ

後半戦を占う上で重要な要素である前半戦の個人成績の総括をしました。

広島カープが球団史上初のセ・リーグ3連覇へ向け、2位巨人に6ゲーム差をつけての後半戦。

選手層や若手・中堅・ベテラン・助っ人の力の融合具合から言って、広島カープの3連覇は固いとは思いますが、他の5球団にもチャンスは当然あります。

2018年、セ・リーグペナントレースの後半戦も見どころ満載ですので、楽しみですね!

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